自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

  1. 下鴨店TOP
  2. カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記
  3. verdi マスター

verdi マスターの投稿

明日はセミナーデー

2022年11月25日 

今日は京都芸術大学の入試に伴い、受験生と学校の教員・職員さん以外入構禁止になってる上、教職員の方にしても試験終了までは自由に学内外を出入りできないため、芸大店は開店休業状態か?と心配していたが、有難いことに杞憂に終わり、むしろ忙しい一日となった。

さらに、今日に限らずここのところ、海外からのお客様が多くいらっしゃる。

昨日も、インド人と思しきご家族から、ディナーに良い店を知らないか?と聞かれ、インド料理店を紹介しようとしたところ、日本滞在中は毎日インド料理店へ行っていたので、和食が食べたいとおっしゃって、そこは残念ながら私のジャンルではなかったので紹介できず・・・

もうちょっと英語を使いこなせたら、もっとサービスできるのに・・・と歯がゆい思い。

50の手習いで、もう一度英語の勉強するか?

さて。明日は珈琲夜話の会。

おかげさまで、今日の午前中に定員に達して今回のご予約は終了となった。

今日の閉店間際、明日の夜話の段取りを社員と打ち合わせていたら、「明日は昼間に焙煎セミナーも入っていますよ」と店長の山下に言われた。

個別・集合に関わらず、セミナーって実はけっこう労力を使うので、終了後はけっこうバテていたりする。

焙煎セミナーの後に、夜話・・・

頑張ろう。

話は変わるが、このところコーヒー生豆の仕入れ価格が高騰を続けており、以前から懸念していたグァテマラが、けっこう大変なことになってきた。

そこで、売価を変えずに品質も維持して仕入れられるようなものがないか探したものの、なかなか見つからない。

ヴェルディでは、グァテマラは開業当初からアンティグア産のものを使っているのだが、アンティグアというだけで他の地域の同レベルに比べると2割近く高価になってしまうと言うことだったので、今回はウエウエテナンゴのものを試しに1袋とってみた。

それでも、昨年までのグァテマラ・アンティグアに比べると高くなっているが、現状仕入れられるアンティグアと比べたら、まだ売価維持か微増で済む範囲の値段。

明日、焙煎してみて良ければ20年目にしてグァテマラの産地変更となるかも。

美味しいことを祈るしかないなぁ・・・

焙煎、焙煎、焙煎。

2022年11月24日 

下鴨店で焙煎を担当している社員が、遅めの夏休みをとっているため、昨日はお昼過ぎから下鴨へ行って、今週末までに必要な豆の焙煎。

芸大店の5キロ釜と下鴨店の10キロ釜、同じメーカーのものではあるが、扱い方はかなり違うのと、今回はMAX焙煎連発で焼かなくてはならなかったので、午後3時過ぎに焙煎機のスイッチを入れたものの、焙煎機のスイッチを切ったのは午後9時を回っていた。

でも、やはりたまには10キロ釜も触っておかねばならないのと、たまにこちらの釜で焙煎したら、何かとメンテナンスがしたくなるもの。

焙煎を終えて、釜が冷めるのを待って、放置して置いたらヤバそうなところを掃除してみたら、けっこうな量のタールの塊をそぎ落とせた。

まぁ、この10キロ釜、モーターが動かなくなって、台風並みの大雨の日に岡山までモーターの部品を取りに行って、夜中に戻って朝までかかって修理したこともあったし、タールの塊がこびりついてダンパー(排煙装置)が動かなくなり、これまた徹夜で分解して掃除して直したことがあった。

結局、焙煎機に限らず、何か問題が起きた時、自分でなんとかしようとしていたら、モノや事象が根本的にどういう構造でどうなっているかが分かるので、予期せぬことが起こっても、だいたいの理由と対処方法は分かるもの。

やってから、やらなきゃ良かったかも。と思ってみた。

そんなわけで、昨日は午前中に芸大店で焙煎をして、午後は下鴨店で焙煎をして、なんだか一日中焙煎をしていたが、今日は店の販売用豆ではなくサンプルの焙煎と、明後日のセミナーで使う試飲用の焙煎。

サンプルの方は、次に使う豆なので、すでに60キロあるため、一回の焙煎で決めるのではなく、何度か焙煎度合いを変えてみて、ベストなところを探れば良いのだが、明後日の夜話で味見をして頂くものは、一発勝負なのでどのように焙煎するか悩むところ。

中深煎りを中心に、少し浅めと普通に中深煎りという0.3段階程度変えて2種類を煎り上げてみた。

今回は、同じ生産国(タンザニア)ではあるものの、違う地域の豆を飲み比べて頂く。

けっこう微妙な違いなので、全員の方が分かるかどうかは不明だが、コーヒーを飲みなれた方なら楽しめるのではないかと思う。

今回は、今週に入ってバタバタとご予約が入ったので、定員まで残り1~2名。

めちゃくちゃマニアックと言うか、焙煎業者や珈琲豆を扱う人なら、少しは役に立つ情報ではあるものの、一般のお客様にとっては何の役にも立たない内容。

ではあるが、知っていたらツウを通り越してスリーかフォーあたりまで突き抜けられる、知っていても役に立たないけど、タンザニアのコーヒー豆(生豆)を輸入して売っている業者に言うと、「勘弁してくれ」といった内容かも。

もし、そんな話を聞いてみたいというもの好きな方がいらっしゃいましたら、もう間もなくご予約受付終了となりますので、明日の早い時間にご予約くださいませ。

けっこう頑張ってみた

2022年11月22日 

アフリカから戻って、私が不在で芸大店の社員も公休消化ができていなかったので、昨日までずっとホールに出ていたため、今日は帰国後初のお休み。

多分、気が張っていたところ、すっと緩んだのか、今日は何もする気になれず、お昼過ぎまでテレビを見たりしてダラダラとしていた。

が、そうもしていられないので、午後からは今週末に開催する夜話の会のパワポの仕上げ。

前回の精選のお話は、ご参加くださった方全員にパワポのコピーをお渡ししたが、今回は写真も多いため、希望者には後でダウンロードして頂けるようにしようかと思っている。

今回は、諸々の運も重なって、TCB(タンザニア コーヒー ボード)のゼネラルマネージャーから直接お話を伺うこともできたため、タンザニアコーヒー産業の最新の数字なども教えて頂けた。

これまで、何となく知ってはいたが、きちんと理解していなかったタンザニアのコーヒー流通についても、しっかりと理解できた。

仕入れをする私としては、とても良い情報だったが、そういったオークション制度が、最終的にお客様に対してどのように影響するのかという視点で今回はお話をしたいと思う。

そんなわけで、PowerPointのスライド数は、ゆうに50枚を超えていて、かなりのボリュームでお話することになる上、けっこうマニアックな内容なので、今回が初参加の方には、ちょっと難しいお話になるかもしれない。

が、反面、今までの夜話を聞いてくださっていた方にとっては、なかなか興味深い内容になる予定。

あと少しだけお席も空いておりますので、よろしければ今週末土曜日の18時から、ご参加ください。

夜は、下鴨へ行って事務作業。

これがまた終わらない・・・

頑張ろう。

アナエロビック

2022年11月20日 

入荷量が少ないため、芸大店と通販だけで販売していた、ブラジルのフルッタメルカドン、私がアフリカへ行くちょっと前に売り切れてしまい、次回入荷は12月になるということなのだが、けっこう芸大店には「フルッタメルカドンない?」と聞いてこられるお客様がいらっしゃる。

そこで、同じように嫌気性発酵、俗に言うアナエロビックの豆を探して、なんとか一般的な価格で販売できそうなコスタリカのものを探してみた。

こちらは、1週間嫌気性発酵の後ナチュラル精選したもので、非常にフルーティーということだったが、やはりフルッタメルカドンは一日の長があるというか、あのクオリティのものはそんなにお目にかかれない。

そんな中でも、控えめながらワイニーでフルーティーなコスタリカを少量仕入れられたので、代役として来週の芸大定休日明けから販売しようかと思っている。

さて、タンザニアに着いたときは、日本との時差ボケなどほとんどなく、普通に視察旅行ができていたのだが、帰国後はなぜだか時差ボケが解消されない。

なんだか夜になると目が冴えてしまう。

で、写真の整理などをしていて農園や珈琲関係以外で出てきた写真を何枚か。

都市部から農村部へ、高速道路なのか単なる自動車専用道路なのか分からないが、ともかく信号も歩道もない道を走っていて、少し渋滞してノロノロ運転になると、いきなり車の横に行商?の人たちがたかり始める。

ほとんど買っている人はおらず、たまに水や果物を売っている人から購入している現地の人を見かけるが、このお姉さんのような布関係は、まず誰も買わないだろうと思うのだが、みんな元気いっぱい笑顔をふりまいて売り込んでくるから面白い。

そして、タンザニアでもケニアでも、以前行ったエチオピアでも、ともかく道の隅や、家の前で座っている人をよく見かける。

不思議なのが、その道を通って農園などへ行って、3時間後とかに同じ道を戻ってきても、やはり同じところに同じ人が座っていることが多い。

もし、誰かが京都の街を車で走っていて、どこかのベンチに私が座っているのを見かけたら「何しているのかな?」と思うだろう。

私も、そういった人たちを見て「何をしているのかな?」と思ったのだが、聞けばこういう人たちは、何もしていない、ただ座っているだけだという答えが返ってきた。

アフリカの田舎町では、「定職につく」ということがほとんどない。

もちろん、コーヒー農園の人たちは、家業としてコーヒーの面倒は見ているが、多くの人は、毎日何か仕事をするというわけではなく、ともかく「生きている」ということだそうである。

こうして座っていると、誰かが「○○を手伝ってくれ」と声をかけ、その手伝いをしたら日本円にして1日100円程度もらい、また翌日も声がかかるかどうか分からないし、声をかけてもらおうというわけでもなく、道に座っている。

と言う人が多いらしい。

元気な時にアフリカへ行くと、大地のパワーがもらえるが、ひとたびネガティブな状態でアフリカへ行くと、精気を吸い取られてしまう。と言う人がいる。

今回は、元気と言うわけではなかったが、そんなにネガティブな気分でもなかったので、パワーを身にまとって帰国することも、精気を奪われることもなかったが、こうして「生きるために生きている」人たちを目の当たりにし続けていると、日々の仕事で感じているストレスとかって、なんなんだろう?と思ってしまう。

タンザニアの平均寿命、2010年以降は延びてきているとはいえ、まだまだ日本とは20年近く乖離している。

その大きな原因は、小学校を卒業する前くらいの年齢までに命を落とす子供が多いということも大きな要因。

農村部だと、病院なんてものはお目にかかれない、医者に診てもらうにも、都市部まで車を飛ばしても5~6時間というのが現実。

しかも、多くの子供は裸足で走り回っている。

足を切って破傷風になったら、そのまま命を落とすと言うことも珍しくない。

蚊に刺されてマラリアになり、ロクに薬ももらえず、免疫力も乏しいため、なくなる子供も多いと聞く。

野生動物の世界とまでは行かなくても、人間すらアフリカでは生きることが簡単なことではない世の中。

日本だと、小さな子供に「将来何になりたい?」なんて聞くことも少なくない。

それは、ほとんどの場合無事大人になれるというのが一般的な感覚だから言えること

しかし、アフリカの田舎では、無事大人になれない子供も大勢いる。

零細農家の庭先で、私に微笑みかけてくれたこの子供、将来何になるんだろう?ではなく、無事大人になってほしと切に望む、そんな世界を体験できる産地視察は、日本と言う国で常識だと思っていることが、実はそうとは限らない、という感覚のリセットにもなっている。

このページの先頭へ