自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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タイ料理

準備完了?

2024年7月24日 

このところ、下鴨のカウンターに立っていると、開業当初からの常連さんとお話をする機会が多い。

そんな中のお一人と、先日お話をしていたとき、ふとタイカレーの話題になり、カミさんが「シャムさんのグリーンカレー・ポークにドライカレートッピングが美味しいんですよ」なんてお客様に話しているのを聞いたら、どうしてもシャムさんのカレーが食べたくなってしまった。

昨夜、娘はアルバイトで夕食はアルバイト先で賄いをもらえることになっていたので、カミさんと一緒に円町へ。

グリーンカレー・ポークにドライカレートッピング+目玉焼き

私もちょくちょくドライトッピングはしていたのだが、いつもきまってレッドカレーのチキンだったので、グリーン・ポークでは初めて。

カミさんは、この組み合わせが一番好きだと言うが、私はやはりレッドの方が好みかも。

でも、久しぶりのシャムさん、美味しくいただいて、食後には店主の池本さんご夫妻ともインド料理の話で盛り上がり、いろいろと教えて頂いて楽しく美味しい時間を過ごせた。

やはり、シャムさんはタイカレー最強!

で、今日は祇園祭の後祭。

巡行が終わるかどうかと言う12時過ぎから、下鴨近辺は外が真っ白になるほどと豪雨、しかも雷鳴が爆音をとどろかせている。

そんな中、一組のカップルが雨を避けるように店内に入ってきて着席した瞬間、ブチっと音がしたような気がすると同時に、電気が落ちてしまった。

停電・・・・

せっかくご来店下さったのに、豆も挽けないし、トーストやホットサンドイッチも作れない。

まぁ、この豪雨の中席を立つお客様もいらっしゃらないだろうが、お会計のレジも打てない。

奥の事務スペースからは、経理スタッフが「クラウドが使えないので、データが保存できません・・・」と悲しそうな顔で出てくる。

まぁ、今の世の中電気がないと何にもできないもの。

焙煎機が回っていたら、コーヒー豆が大量にロスになるところだったが、今日はすでに焙煎が終わっていて助かった。

で、どうしようかと思っていたら、幸いにも30分程度で電機は復旧して、平常営業に戻れた。

そんな今日は、夕方から北白川へ行って、27日に開催する夜話の会で試飲して頂く豆の焙煎。

光の当たり具合で、左の方が少し濃く見えるが、同じ豆を同じ焙煎度合いに仕上げた。

が、恐らく②と③は、多分美味しくない、はず。

今回のテーマは「不味いコーヒーの作り方」なので、この②と③は不味くなくては困るのだが、焙煎を終えて北白川店長の山下と「これ、美味しかったらどうしよう」と、普段だったら絶対言わないような会話をしていた。

そんなわけで、今週末は夜話の会のため、下鴨店は17時閉店とさせて頂きます。

どうぞお間違いの内容お願いいたします。

カオソーイ

2023年3月26日 

昨日、今日は京都芸術大学のオープンキャンパス。

大忙しになることを期待して、準備万端整えて挑んだ・・・

はずだったが、いつもは10時スタートのオープンキャンパスが、今回は12時20分スタートで、しかも参加人数も4月以降のものに比べると、随分少ないと言うことを後から知って、ある意味肩透かし状態。

何年かぶりに大階段の正門も全開になって、ランチタイムは満席を予定していたのだが、天気が悪かったこともあり、けっこう余裕のある店内になってしまった。

そんな余裕のある時間に、店長の山下と話していて、彼女は昨夜ラーメンを食べたと言っていて、そう聞くと何となく食べたくなった。

が、スパイスも欲しいなぁ、と思い、それならラーメンを食べながらスパイスも補給できるココがベスト!ってことで、四条御前まで行ってみた。

スープが、レッドがグリーンから選べるというのは斬新!

しかも、肉も鶏か豚が選べるうえ、期間限定でガパオのまぜそばまであるということで、ちょっと悩んでしまったが、オーソドックスにレッドのチキンにしてみた。

円町で出されていたころよりも、こぢんまりとして上品になっていた。

ごちそうさまでした。

基本の味

2022年6月27日 

今朝は、いつものウォーキングマダムとすれ違う時間が従前どおりだった。

早めの夏休みをとって帰省していた次女が、今夜東京へ戻ることになっていたので、何か食べたいものはあるか聞いたところ、タイがいいということになった。

彼女は以前、職場の近くで大好きなカオソーイを食べたのだが、思っていた味と違ってショックだったと言っていたことがある。

次女にとって、カオソーイは烏丸今出川のイーサンが基本の味だったようで、「美味しい」「美味しくない」ではなく、「この味がカオソーイ」というのがイーサンの味だったということなようである。

そんなわけで、彼女にとってタイ料理の基本の味であるイーサンへ。

まずは次女が大好きなトーマンクン

三女が好きなガイトー

カオマンガイ

カオソーイ、ちょっと依然と味が変わったような気もするが美味しかった。

マッサマンカレー

彼女が京都にいる間に食べたいと言って食べに行ったのは、まず神戸のヌーさん。

一条寺のトラットリア・アズーロ。

娘3人で行った北山のバーカン、最後にイーサン。

やはり小さいときに食べた味が、自分にとってのその料理の基本の味になってしまうのかもしれない。

願わくば、多くの人にとってヴェルディのコーヒーが基本の味になりますように。

食べおさめ

2021年12月31日 

今日は、この年末年始唯一のお休みを頂いたので、ちょっと朝はゆっくりして、起きたら録画していながら、見られていなかったドラマなどを見てからちょっと芸大店へ行ってやり残していた仕事を片付ける。

その後、髪の毛を切って下鴨に届け物など。

昨日は京都駅近辺で打ち合わせなどが入っていたのだが、普段だと空いていて、ゆっくり打ち合わせができるお店でも、昨日はウエイティングがかかるほどの混雑ぶり。

街中はすごい人出だったが、北白川近辺はスーパーを除けば逆に人がまばらな状態。

なんだか昨年の年末とは随分違うなぁ、と言う感じだった。

で、今日に戻って、下鴨に届け物をしたら、プリンがなくなりそうだということだったので、芸大店へ戻っていつもの倍量焼いて帰宅。

明日の朝にしようかと思ったが、プリンってカラメル作りからスタートしたら、仕込みに30分、オーブンで焼くのに50分、冷めて冷蔵庫に入れられるようになるまで1時間、合計2時間20分はかかるので、今日中に焼いておかないと明日の営業には間に合わない。

休みと言いながら、仕事してるじゃないかと言われそうだが、だいたい私の休みの日は、朝の9時を回ったら次々と電話がかかってくるし、今日も普段よりは少ないものの、遠慮なく電話は鳴り響く。

でもドラマなど見る時間はとれたので、こんなもんかな、と。

と、休みの日だったので、何となくグダグダと書いてしまったが、昨夜は打ち合わせを終えた後、カミさんと今年の外食おさめに烏丸今出川のイーサンへ。

ガイヤーン、要するにタイ風焼き鳥。

私は、豚肉炒めたものを添えたごはん(名前忘れた)

カミさんは、トムヤムラーメン

それぞれ、シェアして頂いた。

インド料理は、自分でも作れるけど、タイ料理は作れないので、外食に頼ることになるが、やっぱイーサン好きやわぁ・・・

なんてことカミさんと話しながら。

「たられば」を言っても仕方ないが、もしスリージェの跡地にクルーンが入っていなかったら、私はタイ料理を食べることはなかっただろうし、そうなるとシャムさんと出会っていなかったはず。

もし、シャムさんへ通い詰めていなかったら、私はヌーラーニへ行っておらず(シャムが売り切れで食べられなかったので、仕方なくヌーラーニへ初訪問したのがきっかけ)そうなったら、たぶんここまでインド料理にはまっていなかっただろうから、カレーの本なんて書いていなかっただろうし、芸大店のメニューも全く違うものになっていただろう。

なんて。

でも、それ以前にバブさんと出会っていなかったら、どうなっていただろう?

とか考えてしまうわけで、バブさんと出会う前に、そもそもバブさんが日本に来ていなかったら?なんて考え始めたら、「今」というものは、数々の偶然が重なって出来上がった奇跡のようなものなんだと思ったり。

そうしてみると、日々の一瞬一瞬を、人との出会いというものをもっと大切にしていかないといけないなぁ、と思う師走のひとときであった。

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