雨の週末、やはりお客様の足は天気に左右される部分もあるもので、今日は穏やかな日曜日となった。
お客様が引いたときにいらっしゃった常連のお客様に「今日は下鴨の人たち、みんな万博に行ってしまったのですかねぇ・・・」と言ったところ「いや、単に雨が降っているからでしょ」というおこたえ。
まぁ、そんなものですねぇ。
しかし、そんな雨の中でもイエメンをお求めにご来店下さるお客様は多く、下鴨店は本日のお昼過ぎにイエメンが売切れ。
通販と京都髙島屋S.C.店には、まだ若干残りがあるようなので、ご希望の方は髙島屋か通販でお求めくださいませ。
そして、イエメンの次は何になるかと言うと・・・
雲南!
アナエロビック(嫌気性発酵)の豆とは言え、生豆は異様に茶色い。
そして、通常だとアナエロビックは浅煎り~中煎りに仕上げるのがセオリーだが、いろいろとサンプルローストした結果、この雲南は深煎りでもバシッとキャラクターが出るということが分かったので、セオリー無視で今回は深煎りに仕上げることにしてみた。
黒光りするほど深く煎っても、しっかりとリキュールのようなフレーバーが残る雲南。
中国恐るべし!
こちらは、水曜日に焙煎して、下鴨店ではお昼ごろから、北白川と通販、髙島屋ではお昼過ぎ(15時すぎくらい?)から販売開始予定。
味は個性があって面白いのだが、辛いのはハンドピック。
正直ハンドピックをしていると、もう麻袋ごとジャーマンスープレックスホールドを決めたくなるくらい欠点豆だらけで、かつてのモカ・マタリ#9を彷彿とさせるほどの悪い歩留まり。
なので、もう二度と私は中国の豆を仕入れることはないので、ヴェルディで中国産のコーヒーを楽しめるのは、今回が最後となります。
よろしければお試し下さいませ。