下鴨店の10キロ焙煎機、少し前から変な音がして、数日前にはドラムの中を回っている豆を撹拌するための羽根が止まってしまった。
そのときは、軸を調整してベアリングにグリスを塗ったら直ったのだが、その後また変な音がし始めて、土曜日にはついに断続的に止まってしまうようになった。
すぐに焙煎機メーカーの方の電話を入れて、とりあえず月曜日に見に来てもらえることにはなったが、こんな状態では安心して焙煎ができないため、この週末、私は生豆を持って北白川へ焙煎をしに行くことになった。
とりあえずは、焙煎機が2台あったので助かったが、やはり10キロ釜と5キロ釜では一度に焙煎できる量が違うため何かと大変。
月曜日、ちゃんと直ったらいいなぁ・・・
さて、そんなわけで、今日は北白川で焙煎。
エルサルバドルシリーズも、いよいよ最後の一種「温泉ゲイシャ」で終了となり、その温泉ゲイシャを本日は焙煎してきた。

本日焙煎して、私のカッピング所見は以下の通り。
香りは、ゲイシャ種独特の【フルーティーな】というイメージではなく、むしろブルーマウンテンを彷彿とさせる上品でまろやかな口当たりと、バランスのとれた味わい。
口に含んだときは、まるくおだやかな甘み、飲み終えたアフターテイストは複雑でキレがありながら、ふくよかで心地よい余韻が長く続く。
非常に上品で軽く味わい深い豆でした。
そして何が「温泉」かと言うと・・・
エルサルバドルは、多くの温泉が湧き出ることで有名です。
今回の農園は、施設内に温泉・スパがあります。
源泉は85℃と高温なので、そのお湯を常温まで下げてコーヒーチェリーの水洗式精選に使うことで、温泉の成分がコーヒーをより甘くする。と、言われています。
で、その農園の情報を発信しているサイトを見たら

たしかにスパがあるらしく、こんな写真が載っていた。

地元の美女たちもスパにやってくるらしい。

こんなところもあるらしい・・・
で、商社の方が農園を訪問したときに撮ってきたという写真を見ると

おぉっ!
綺麗な温泉!
だいたい産地へ行ったら、電気もなかったり、ろくにシャワーすらできないこともあるし、わりと悲惨なことも多いのに、こんな温泉があって、さらにあんな美女が横で入浴していたりしたら・・・
これは、次に産地訪問するのはエルサルバドルで決定!
と、思っていたら・・・

まぁ、宣伝写真を真に受けてはいけないということですね。
次の産地訪問、どこ行こう?
で、話は戻って温泉の水で精選するとどうなるかということだが、温泉の成分が豆に働いて、甘く美味しいコーヒーになるらしい。
成分はこちら
ph度 8.02 アルカリ飲料水
カルシウム 24.19mg/リットル
マグネシウム 4.84mg/リットル
臭化カリウム 24.63mg/ リットル(コーヒー成分に甘味を加える力あり)
ナトリウム 24.63mg/リットル
硫酸塩 92.85mg/リットル
クロルロス 19.22mg/リットル
ニトラトス 0.50mg/リットル(窒素系)
ニトリトス 0.40mg/ リットル(窒素系)
本当に、温泉で美味しくなるのか?本当に甘いかどうかは、皆さんの口で確かめてみてください。
こちらのゲイシャ、本日焙煎したものの、早くも初日から通販や店頭でたくさんお求め頂いたので、煎り豆の残量が2キロ少々、生豆も残り4キロほどなので、恐らく来週中には売切れる予定です。
ご希望の方はお早めに。






