自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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洋食

初の福井県!

2017年8月22日 

昨日は、朝から福井へ行っており、帰りが遅くなってしまったのと、ちょっとお腹がふくらむと瞼も重くなってしまったので、日記を更新せず寝てしまった。

なのでこの日記は8月22日のものを23日にアップしたものです。

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日本に住んでいても、行ったことのない都道府県がけっこうある。(都と府と道は行っているので、「県」だけだが)

そんな中の一つに、福井県があったのだが、ちょうど造形芸大店の社員の太田が、来年のハンドドリップチャンピオンシップに出場したいと言ってきたので、じゃぁ入賞者に話を聞いてみよう!ということになり、昨年のハンドドリップチャンピオンシップで見事2位に輝いた、ヴェンガ!コーヒーの細野さま夫妻を訪ねることになった。

京都を8時に出て11時頃到着!

準優勝のトロフィー

浅煎り~深煎りまで瓶に入って豆が並ぶ

こちらは、基本的には豆売り専門店なのだが、テイクアウトでドリップコーヒーを購入することもできる。

テーブルがないので、ゆっくりと店内で寛ぐというお店ではないのだが、テイクアウトカップ片手にコーヒーについて、マスターや奥様とカウンター越しの立に話をしながら豆を選ぶという方も多いのではないかと感じた。

奥様の抽出を熱心に見る太田

コンテストで注意すべきことや、これまで出場されての経験からくる細々としたことまで、何度かお目にかかっただけの関係である私たちに対して親身になってアドバイスして下さり、本当に感謝であった。

お話からは、細野さんの珈琲に対する情熱や、美味しい一杯をつくるための探究心などがひしひしと伝わってきて、私も非常に勉強になり、一緒にお話を伺っていた太田も、学ぶべき点が多いと感じたのではないかと思う。

そんな細野さんご夫妻のお人柄は、コーヒーの味にも反映されているような気がする。

そんなためになるお話を伺いつつ、最後に私から細野さんご夫妻にさせて頂いた質問が「このあたりで美味しいお店知りませんか?」

これにも親身に考えて下さり、「越前蕎麦なら見吉屋、洋食なら二の丸グリル」と教えて下さった。

せっかくだったので、両方行くことにした。

で、まずランチその1は、越前蕎麦の見吉屋さん。

 

なかなか歴史ありそうなお店

福井で「カツ丼」と言えば、普通はソースかつ丼だと聞いていたのだが、こちらは卵とじのカツ丼の写真が看板の下に出ている。

もしかしたら、このお店はとても歴史があって、ソースかつ丼が福井の主流になる前から、この卵とじカツ丼を出していたのだが、最近になって普通に「カツ丼」と注文したお客様から、卵とじのカツ丼に対して「これは違う」というクレームが出てしまったのではないか。

だからと言って自店の歴史では、昔から卵とじを出しているので、現在のトレンドに迎合してソースかつ丼を出すべきではないという結論に至り、お客様に間違われないよう写真付きの看板を出すことで「うちのカツ丼は卵とじだ!」と主張しているのではないか、と。

この看板を見て、そんなことを考えてしまった。

越前おろし蕎麦

アップで

岩海苔おろし蕎麦

おろし大根が、けっこうしっかり辛口で、蕎麦はちょっとした平麺。

岩海苔の食感も良く、これは普段のお昼に食べたい蕎麦だなと思った。

ちなみに、店のメニューを見たら、「ソースカツ丼」もメニューに載っていた。

でも、福井では普通「カツ丼」と書いたらソースカツ丼で、「卵とじカツ丼」と書かないと、一般的なカツ丼は出てこないと聞くので、やはりこの店の歴史的カツ丼は、ソースカツ丼が福井のトレンドになる以前から脈々と作られてきた卵とじカツ丼なんだろう。と、勝手に解釈してみた。

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ランチその2は、城跡の堀沿いにあるホテル併設の洋食屋さん「二の丸グリル」さん。

お城の跡の堀沿いにあり、ロケーション抜群!

モダンな1階階段ののぼり口

赤レンガでザ・洋食屋さん!って雰囲気

ランチプレートは、数種類ある料理の中から2つ選ぶプレートで、ご飯と赤だし、漬物と梅干がついてくる。

先ほどの蕎麦屋さんは、普通に家族連れやサラリーマンが多かったのに対し、こちらは私と同年代かちょっと下くらいの主婦の方が、普段より少しおしゃれしてママ友ランチを楽しんでいる、といったお客様が多いように見えた。

そんなわけで、昼食を2食とったら、もう一つヴェンガさんで教えて頂いた、おすすめの珈琲店へ伺ったのだが、そのレポートは木曜日に。

福井県、なかなか楽しかった。

伝説の雑誌 + 洋食

2016年7月19日 

梅雨明け後の朝、セミの鳴き声に埋め尽くされた空は、先週までのそれとはちょっと違うように感じた。

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さて、先週から3回にわたってつらつらと書いている『たわごと』だが、今日はちょっと目先を変えて、私が珈琲の勉強を始めたころ熟読していた雑誌のことなど。

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平成6年8月発行の雑誌『OYSY コーヒー・紅茶』(柴田書店MOOK)

もう22年前に発行された雑誌なのだが、恐らくそこから20年以上、雑誌・本合わせ、特定の著者が書いた専門書を除けば、この雑誌以上にディープな内容のものには出会ったことがない。

どこがすごいかと言うと、当時日本に入ってきていたほとんどの豆を産地ごとに浅煎りから深煎りまで煎り分け、各々の豆の特徴とベストな焙煎度合い、ベターな焙煎度合いを一表にまとめてしまっているのである!

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さらに、焙煎のみならず、抽出においても、ペーパー、ネル、サイフォンといった抽出方法ごとに、何人かの有名な珈琲店主に抽出をしてもらい、その人のこだわりをまとめているのみならず、抽出中の温度変化をサーモグラフィで表してしまったり、ここまでしっかりと検証している特集なんてお目にかかったことがない。

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ここに載せたのは、ほんの一部で、堀口さんとか鈴木誉志男といった、現在もコーヒー業界のスーパースターとして君臨している方々も登場している。

もちろん、バッハの田口氏も取り上げられているが、田口氏は美味しいコーヒーの淹れ方のみならず『まずいコーヒーの作り方」まで解説しているから面白い。

さらに、この雑誌の後半に載っているコーヒーショップガイドに掲載されているお店、20年以上経った今でも、まだ営業しているところが大半だから、店のチョイスにもすごいものがある。

こうしてみると、コーヒーブームと言われる昨今、情報の量はあっても、質としてどうなのかと思うことしばしば。

まぁ、こういう雑誌が出版された時代もあったということで。

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さて、今日は午前中に一つ打ち合わせをした後、市原の方へ昼食をとりにでかけてみた。

最初は洋食店としてスタートした「レストラン スリージェ」さん。

その後、出町の本店同様ビストロ料理が食べられるお店として人気を博していたが、この春から再び洋食店に原点回帰されたものの、諸般の事情により、今日で洋食店としての営業をいったん終了されて、8月からはクレープ店としてリニューアルオープンされることになった。

そんなわけで、今後またどうなるかは分からないが、当面は洋食店として最後の営業になる今日、名残を惜しんでランチを頂いた。

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冷製のコーンポタージュ。

濃厚で、甘味が強く、とても美味しく頂いた。

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自家製ソーセージと煮込みハンバーグ。

どちらも、ていねいに作られた王道の美味しさ。

で、暑かったのと、せっかくだったので、カフェメニューとして販売されている、かき氷も頂いてみた。

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左:豆花のかき氷は、甘く煮た豆と小豆、タピオカがトッピングされており、黒蜜が別添えで。

右:タピオカミルクティーのかき氷には、タピオカと豆花アイスクリーム。

暑い日には、やはり氷ですねぇ。

クレープ店になっても、夏の間は継続して氷を販売してほしいかも。

そんなわけで、8月の再開後の細かい営業などについては分からないが、またリニューアルオープンされたら、こんどはクレープを食べにお邪魔することにしよう。

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店名:レストラン スリージェ
住所:京都市左京区静市野中町172-1
電話:075-741-1581
※ 7月いっぱいはお休み、8月よりクレープ店として再開
Web :http://www.cerisier-ichihara.jp/

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