自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

やはり2台必要

2023年12月25日 

土曜日の日記で山下が書いていた通り、芸大店の移転先である「北白川焙煎所」は、まだ引っ越しが進んでおらず、焙煎ができない状況。

そんなわけで、今まで髙島屋S.C.店のコーヒーは芸大店がメインで焙煎してきたが、芸大の焙煎機が使えない状況なので、下鴨で焙煎しなくてはならない。

昨日は、夕方に下鴨へ行って焙煎をスタートしたが、髙島屋へ納品するために19時くらいに一度焙煎を中断して、昨夜中に届けなくてはならない豆を持って行き、戻ったら焙煎第二弾。

ところが、焙煎再会から3品ほど焙煎した直後、排煙ファンのモーターが止まってしまい、本来ならあと4品焙煎したかったところ泣く泣く中断。

焙煎機メーカーの方に対処方法を聞くため担当者の携帯に電話しようかとも思ったが、この時点で、もう時計の針は午後10時30分を回っていたのと、クリスマスイヴの日曜日、そんなときに電話をするのは野暮だな、と、携帯のショートメールを送っておく。

いずれにせよ、今このタイミングで直ぐになんとかなるものでもないし・・・

ところが、すぐに電話がかかってきて、応急処置の方法を教えて頂いた。

だいたいの場合、休日の、しかも夜遅くのメールなどに即返事は来ないのだが、こうして対応して下さる大和鉄工所の方のプロ意識と言うか、自分たちが作っている焙煎機に対する責任感と、顧客への思いという部分、本当に有難かった。

が、ブレンドや仕分けなどがあったので、それを終えたら午後11時になってしまっていたので、いったん昨夜の焙煎は終了。

今日は朝から会議が入っていたので、午後に残りを焙煎するため下鴨へ。

このところ、下鴨で焙煎をする機会が増えていて、久しぶりの10キロ釜に少しとまどったものの、もうすっかり慣れてきた。

もし、芸大の5キロ釜が稼働できれば、夜中まで焙煎したり、定休日の店で半日びっしり焙煎しなくても上手く回るはずなのだが、1台だとけっこう無理がある。

早く5キロ釜を稼働できたらいいなぁ・・・

と言うことで、今日はクリスマスブレンド終了に伴い、販売を開始する「新春ブレンド」も焙煎してみた。

例年通り、中煎りで和食にも合う風味に仕上げています。

新年を迎えるにあたり、少しリッチな香り高いコーヒーはいかがでしょうか。

ぜひおためしくださいませ。

久し振りの東京

2023年12月21日 

芸大店の引っ越しなどで、時間的に余裕がない中ではあったが、来年の通販を中心とした商品展開のために、どうしても今年中に話をまとめておきたいことがあったので、今日は朝から東京へ。

9時の新幹線に乗って、お昼前に目的地の最寄り駅に着いたが、ちょっと時間があったのでメールチェックなどをするため駅前のドトールへ。

なんか、よく見かけるドトールとちょっと違うなと思いながら、店内に入ったら、先にオーダーをするのではなくテーブルサービスの店だった。

メニューを見たら・・・

街中によくある普通のドトールとは全く価格帯が違う。

食べ物も充実!

さらに見ていると、こんなコーヒーがあった。

ほ~、と思って、ついパナマゲイシャブレンドを注文。

カップは、ジノリのベッキオ ホワイト!かと思ったら、「もどき」だった。

まぁ、比較的安価な方だとは言え、ドトールでジノリが出てきたらびっくりだよなぁ・・・

で、味の方はと言うと、下手な自家焙煎店のコーヒーよりも美味しい。

ちょっと古くなっているのではないかと思ったが、経時変化によるネガティブな味も出ておらず、800円は高いとしても、ドトールでこれが出てきたら驚きのクオリティーだった。

ドトールを出たら、今日の目的地へ。

話もまとまり、来年にはちょっと面白いことができるのではないかと思う。

実店舗の常連さんには、あまり関係ないジャンルのものではあるが、通販やギフトについては、来年2番目に大きな戦略商品になりそう。

ちなみに、1番目に大きな戦略商品は、8月をめどに販売できるよう現在プランを進行中。

で、目的地へ行く途中、すごい行列になっていたお店。

帰りの前を通ったら、さすがに午後2時近かったので満席ではあったが並んでいなかったので食べることに。

シンプルなものにしようかとも思ったが、ちょっと「リッチ」というのを注文してみた。

シンプルなものは、ネギと生卵がのっているだけ。

こちらは、ネギではなくキャベツとチャーシューとメンマ。

テーブルには、いろいろと薬味もあって、途中で味変が楽しめる。

麺は、もっちりとした平麺。

途中からいろいろと入れて味変を楽しみつつ、これだったら「リッチ」ではなく、シンプルにネギと生卵だけで頼めばよかったと思った。

また機会があったら(多分ないけど)シンプルなものも食べてみたい、かもしれない。

その後、志村三丁目のベルニーニさんに伺って、いろいろとお話をした後、夜の新幹線で京都へ。

ここまでだけを見ると、ドトールでコーヒー飲んでラーメン食べるために東京へ行ったように思われるかもしれないので、ちょっと内緒にしておきたいが、今回東京へ行った目的の画像をちょこっとだけ。

通販やギフトでヴェルディをご利用のお客様、乞うご期待!

髙島屋S.C.店雑感

2023年11月30日 

昨日、コーヒー豆を届けに髙島屋S.C.店へ行ったときのこと。

店長とアルバイトの二人が、「今日ブレンドしたヴェルディブレンドが少し後味に渋みを感じるのですが」と言ってきた。

お召し上がりになったお客様は、特に不快な雰囲気はなかったようなのだが、彼女たちは若干いつもと違うと感じた様子。

私は納品者として入館していたので、20分以内に車を出さなくてはならないため、その場でカッピングと言うわけには行かなかったのだが、そういわれたら気になるので、そのヴェルディブレンドを2杯分だけもらって芸大へ戻った。

そして、今朝飲んでみたら、確かに若干渋みが残っている。

残っているというのは、恐らくあと1~2日したらクリアな味になってきそうな雰囲気だったので、豆そのものに問題があるわけではなかった。

※ コーヒー豆は、焙煎直後から2~3日は多量のガスを放出し、それによって若干渋みが出るが、2~3日経過後は味が落ち着いて本来の美味しさが出てくる。

でも、多分このちょっとした渋みを感じられるというのは、いつもきちんとしたコーヒーを飲んでいるから。

私がバッハで修業していた時、田口師に「欠点豆の入ったコーヒーを飲んでみる必要はないのですか?」ときいたことがある。

すると、田口師は「いつも良いコーヒーを飲んでいたら、少し悪いものがあるとすぐに分かるから、貴方は良いコーヒーだけを飲み続けていたら良いのです」と言われた。

多分、彼女たちは、いつもちゃんとしたコーヒーを口にしているからこそ、少しの味の違いが分かったものであろう。

ある意味、非常に良い傾向だと思ったと同時に、もう髙島屋S.C.店のスタッフたちは、しっかりと口が出来上がってきたものだと嬉しく思った。

そして、一昨日ちょっとしたコラボイベントをしようというお誘いを同じ髙島屋S.C.に入居しているテナントの店長さんから受けた。

そのことを髙島屋S.C.店のスタッフLINEに流したところ、賛否両論の意見がかえってきた。

アルバイト、社員問わず、ほぼ全てのスタッフが意見を述べてくれた。

あるアルバイトさんは、反対意見をしっかりと書いてきたのだが、普通に考えると会社のトップが提案していることをアルバイトが否定するなんて、あまり考えられないことではあるが、堂々と自分の意見を述べている上、お店のことを思って書いていることがしっかりと伝わる文面だったので、ある種頼もしさすら感じた。

また、基本は賛成でも、いろいろと検討すべきことがあると意見を述べてきたアルバイトさんは、私が店へ行ったら、想定される問題点を箇条書きにしていて私にそのメモを見せてくれた。

単に「検討すべき」と言うだけではなく、想定される問題点を具体的に挙げて、どう解決するか考えましょう、という姿勢は、本当に嬉しい限り。

そんな諸々意見はある中だったが、今日の夕方先方の店長さんと、ヴェルディの店長が打ち合わせをして、問題点を一つ一つ検討しつつ、来週からコラボイベントをしようということになった。

新しい店舗だから、こういう皆でしっかりと営業方針について考えることができるのかもしれないが、できればこういったアルバイトさんも店のことを考えて、意見を交換できる雰囲気を永続的に続けられたらと思う。

そして、私としては、皆が真剣に店のことを考えたくなるような商品を作り続けて行かねば、と、髙島屋へ行くたび感じるのであった。

一人一人

2023年10月20日 

京都髙島屋S.C.店がオープンして早4日。

おかげさまで、概ね予想通りの推移をしているが、初めてのお客様が多いのは当然として、下鴨店や芸大店をご存じのお客様も多くご来店下さり、中には私が下鴨のカウンターに立つことも少なくなり、久しぶりにお目にかかるお客様と懐かしいお話をできたり、といったことも少なくない。

そんな中でも、ヴェルディが20年前にオープンして、店頭に「アルバイト募集」という紙を貼った後、初めてヴェルディのアルバイトに応募してくれた、「アルバイト第一号」だったYさんと久しぶりにお話ができた。

私がお客様の質問にこたえている姿を見て「オープン当初、マスターが一人一人のお客様に、丁寧にコーヒーのことを説明している姿を思い出しました」と。

20年前の私と、今の私とではコーヒーに対する知識の幅も深さも全く違うが、それでも必死でコーヒーのことを勉強して、お客様に説明していたことを久しぶりに思い出させてもらった。

当時どんなことを話していたかというのを思い出したら、ちょっと恥ずかしいこともあるのだが、ちょっと離れたところから見てみると、今、髙島屋S.C.店で店頭を通るお客様にアルバイトの皆が話している内容が、開業当初私が話していたような内容を少し甘くしたような感じだったり。

問題は、そこから彼ら彼女らが、しっかりと勉強しようという意識をもって仕事に取り組んでくれるかどうか。

より広く深いコーヒーに対する知識と考察を持てるよう、私がお客様にお話ししていることに耳を傾け、疑問に思ったことは遠慮せず私に聞いてもらえたらと思う。

髙島屋S.C.店は、決して簡単な店ではないし、前を通る人をいかにお客様としてお迎えできるか、関心を持ってくださった方に、【その時】の購入はなくても、ヴェルディのコーヒーに対して関心と好印象を持っていただき、次につながる接客をしなくては、全く売り上げが立たないお店と言える。

一人一人のお客様に、丁寧に、しっかりと接することで、単に売り上げがどうこうというだけではなく、多岐にわたる面で、このお店をやって良かったと思えるよう頑張って行きたい。

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