自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

久し振りのピネライス

2025年5月13日 

今日は少し早めに上がって、海ノ向こうコーヒーさんのカッピング会に、焙煎修行中のスタッフSさんと行ってきた。

今回は、グァテマラの豆が10種類。

ヴェルディでもグァテマラの豆は、レギュラー商品のアンティグア産の他、ウエウエテナンゴやアティトランのものも販売したが、今回のカッピング会には、ニューオリエンテやフライハーネス、サンマルコスなどヴェルディで扱ったことのない地域のものや、ここに挙げた8大産地以外のマイクロロットもあったので、「今月の珈琲」として販売するスポット豆を探しに参加。

個人的には、アカテナンゴ産のものと、ニューオリエンテ産のものも良いかな、と思ったが、現状のアンティグアとの差別化が難しいこともあり、今回は同行したSさん推しの「クブルコ」という地域のものをとることにした。

恐らく9月あたりに「今月のコーヒー」として販売予定なので、楽しみにお待ちください。

で、カッピング会の後は、Sさんと軽く夕食。

ものすごく久しぶりに、キッチンゴンさんのピネライス。

なんだか懐かしい味だった。

神の時間

2025年4月7日 

このところ、日記の更新ができていない日が続いているが、実はドリップバッグ製造月間になっていて、ドリップバッグ用の豆の焙煎などもあって、普段より焙煎量が激増している。

そんなこともあり、どうして仕事を終えて帰宅したら、もう夜の11時を回っているという状態のため、なかなか日記を書く時間がなかった。

今日は、午前中に税理士事務所の方と決算に向けての打ち合わせ、お昼過ぎからは北白川へ行って焙煎をして、その後髙島屋へ配達、戻ったら、一件ZOOMミーティングをして、来月中旬からスタートするヴェルディのアプリについて山下と打ち合わせ。

その後は下鴨へ戻って明日焙煎する豆6品ほどハンドピック。

そこまで終えたら、今日は仕事終了が超早くて、まだ午後8時だったので、なんとか日記に辿り着けた。

そんな今日、北白川で焙煎した中の一つが「イエメン

この生産国だけは、焙煎直後よりも2週間程度経ったあたりが飲み頃になるので、今日のテイスティングで全てを判断はできないが、しっかりとした個性が感じられて、コクとまろやかさのある非常に良質なコーヒーであることは分かる味わいだった。

価格はちょっとお高めですが、世界に広がるアラビカコーヒーの原点をぜひお試しください。

通販のお申し込みは本日から、店舗では明日から販売開始予定です。

さて、京都は現在桜が満開。

髙島屋へ配達に行くにも、市内はものすごい人でいつもよりかなり時間がかかる。

そんなこの週末、下鴨店も多くのお客様にご来店頂いたのだが、入る予定だった新人さんが、体調不良でキャンセルをかけてきたため、土日とも1人少ない状態でお店を回すことになったのだが、そんなときに限ってこの春最大のピークが訪れる。

土曜日は、髙島屋のスタッフに無理やり応援に来てもらってなんとか開店したが、開店直後から息つく間もなくモーニング、ランチと進んでいく。

洗い物まで手が回らず積み上げられていく使用後の食器。

北白川と髙島屋へ豆を出荷する時間が近づいてくるものの、その準備もできない状況の中、午後1時30分あたりからスーっとお客様が引いて、30分ほど穏やかな時間が流れた。

もう、この30分は神が与えて下さった片付けの時間かと思うほど、この30分でたまった食器を洗い、各店へ持って行く豆の準備もできたのだが、それが終わったとたん、また次々とお客様がお越し下さって、本当にあの30分は神の時間だと思った。

明けて日曜。

この日もスタートからひっきりなしにお客様がお越し下さり、今日もかなりヤバいと思っていたら、またまた1時半頃から30分だけ静かな時間が流れる。

閉店後に、「あの時間がなかったら、オーダーが通るたび、その注文に必要な食器を洗うところから始めなくてはだったな」と思うのであった。

その後、営業中にできなかった仕事を終えて、夜遅のご飯をカミさんと食べに行ったら、午後10時を回っているというのに、丼チェーンも次々来店客があり、店員さんも必死の形相で走り回っていた。

この時期、接客業はどこも大変なことだと思う。

同業者の皆さん、桜が散るまで頑張りましょう!

春が来た?

2025年3月23日 

この週末は晴れて暖かく、もうすっかり春の雰囲気。

そうなると、週末は多くのお客様がお越し下さるはず!

と、気合を入れて店を開けた昨日は、モーニングからお昼にかけて普段よりもお客様が少ない土曜日だった。

これはヤバイ、と思っていたら、お昼過ぎから賑わいだして、夕方まで慌ただしく時間が過ぎて行った。

恐らく暖かくて天気も良かったので、皆さん朝から外に出て、帰宅前にお立ち寄りくださったのだろうと勝手に解釈。

明けて今朝、今日も素晴らしい陽気だったので、昨日同様前半は穏やかな店内かと思ったら、開店前から9名も並んでお待ちくださっていて、ひたすら突っ走ったモーニング。

お昼過ぎまでは大忙しだったのに、昨日慌ただしくなり始めた夕方前には、すっかり落ち着いてしまった。

お客様商売というものは、本当に分からないものである。

そんな今週末は、今年のエチオピア豆のオファーを入れなくてはならず、昨夜は無理を言って仕入れ先の方とZOOMでミーティングをさせて頂いた。

現在、ヴェルディではナチュラルはグジ、ウォッシュトはイルガチェフェの中でも秀逸なウォッシングステーションであるWOTE KONGAのものを使っているが、もうちょっとキャラクターの強いものはないかと聞いたところ、20袋以上の契約でグジのURAGAのものを手配できるというお話。

本当なら、サンプルをとって試したうえで決めるべきところだが、そこは一緒に産地を回らせて頂いているので、風味におけるカリブレーションができているため、ノーサンプルで40袋のオーダーを入れることにした。

日々コーヒー価格が上昇している昨今、サンプルを取って検討して・・・とやっている間に、価格がキロ当たり数百円単位で上がってしまう可能性もあるため、即断即決が求められる今のコーヒー生豆仕入れ。

ひとまずエチオピアは確保できたので、次はコロンビアを何とかしなくては。

明日、また一つ大きなヤマがあると思うので、今夜はしっかりデータ取り。

きちんと良い豆を抑えて、美味しい珈琲を提供するため頑張ります。

がんばれ!

2025年3月13日 

3月は卒業などで去る人もいれば、新たに加わる人も。

ヴェルディでも、3店舗合わせて3名が退職し、2名が現在研修中。

その2名は、社員希望で本当に入社するのかどうかを含めアルバイトをしながら検討しているという状況なのだが、そのうちの一人は焙煎の練習中。

焙煎補助をしながら、焙煎機の扱いに慣れつつ、商品の焙煎終了後には、ハンドピックで取り除いた欠点豆を使って焙煎の練習。

まずは、ハンドピックに慣れること、次に機械の扱いに慣れること。

その上で、焙煎を任せるにあたっては、火力と排煙のバランスで味がどう変わるのかを学んでもらわねばならないので、まだまだ長い道のり。

現状、北白川焙煎所では、一人深煎りの豆限定で焙煎をしてもらっているが、それ以外は全て私が焙煎しなくてはならないため、本来私がやるべき仕事が昼間には手を付けられないため、諸々問題が出始めている。

焦って中途半端な状態で焙煎を任せることはできないが、頑張って一日も早く焙煎を任せられるようになってほしいなぁ・・・

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