毎月、早めに仕上げようと思っている月刊紙の編集。
でも、結局毎月ギリギリになってしまう。
本当は、昨日のうちに終わらせて、今日はWeb Shopのページ作りに専念しようと思っていたのに、昨夜はどうしても私のコラムの内容が決まらず、結局今日に持ち越しになってしまった。
で、なんとか書き終えて、さきほど入稿できたので、11月号も1日の午後からは配布できそう。
とりあえず、一仕事終わった!
そしてもう一つ。

先日お客様からお借りした押し付けられたCD
チェリビダッケのブルックナー選集。
交響曲6曲とテ・デウム、ミサ曲3番の12枚。
こちらも、やっと聴き終えた~!
個人の好みではあるけど、3番の2~4楽章と4番は良いと思う。
特に4番は、この遅いテンポでこそ聞こえてくる天上の和音と言うか、本当に美しい。と思えたのだが、問題は5番~9番。
このテンポは本当に必要なのか?
と、手にとれる範囲にあったブルックナーのCDのクレジットを見て演奏時間を確認したが、やはりほとんどの曲で私が持っているブルックナーの演奏時間ではこのチェリビダッケが最長。

下手すると1つの楽章で他の演奏者と比べ10分以上長いものも。
特に7番とか8番のアダージオや、9番の第一楽章の長大さ!
9番のアダージオについて言えば、ジュリーニ / VPOと1分程度しか違わないのに、なんだか時間以上に長く感じる演奏。
そして、9番3楽章最後の最後、ホルンの静かな音色の中に弦のピチカートが、まさに天国の階段を上っていくかの如く消え入るように響き、エンディングを迎えるところ、あろうことかチェリビダッケの演奏では、ほとんどピチカートが聞こえない・・・
ベートーヴェンの第九が、全てを巻き込み、トルネードのように昇天していくようなエンディング(フルヴェンやバーンスタインの場合ではありますが)なのに対し、ブルックナーは美しくもやさしい光に包まれながら、一歩一歩階段を上っていくようなエンディング。
私が最も好きな数秒、この数秒のためにこの曲の全てがあるとも思える部分だけに、個人的にチェリビダッケのエンディングでは天上へのぼれないのである。
もしかすると、実際にコンサートホールで聴いたら感銘を受けるのかもしれないけど、CDで聴くにはちょっと苦行と言うか、忍耐力を養うトレーニングと言うか・・・
あくまで個人的な好みではあるけど、やはりチェリは9番のリスボンライヴだけで、ご馳走様という感じだった。
そんな今夜はコレ

イエローマジックオーケストラ ソリッド ステイト サヴァイヴァー
やっぱりスゴイです、この人たち!
YMOが出た当時は、「なんだこれ!?」って感じで、本当に新しい音楽に感じていたけど、改めて聴いてみると、この人たちの音作りの凄さを改めて実感する。
一周回って、やはり新鮮。
チェリのブルックナーを聴いた後は、こういうのもいいですねぇ・・・





















