自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

5年間!

2026年6月3日 

昨日は、台風接近に伴う雨、と言うこともあってか、非常に穏やかな時間が流れていた下鴨店。

一転今日は、朝から多くのお客様がご来店下さって、慌ただしく一日が過ぎていった。

話は変わって、ヴェルディの月刊紙 A CUP OF MOMENT 今月も配布中です。

今月は、6日に「コーヒーの品種」をテーマに夜話の会を開催するため、エルサルバドル産のコーヒーを違う品種で4種類仕入れ、私のコラムではそのうちの3種類について解説しています。

※ 夜話の会は、すでに定員に達しております。

夜話の会終了後から、違う品種4種類のエルサルバドル産コーヒーを順次発売予定なので、ぜひコンプリートして頂きたいと思うのですが、実は月刊紙、今月号で何と60号!

毎月発行しているので、年間12号、つまり60号と言うことは、5年間発行し続けたということで、まぁ、よくもこんなものを毎月毎月出し続けていると、自分でも呆れております。

第1号から10号までは、テキストと写真を全て提供して、この記事を一面、このコラムを終面・・・と、指示を出して編集会社にレイアウトを作ってもらっていたのですが、年末年始などはそういった会社は長期のお休みをとられるため、発行初年度に12月と1月は合弁号を作ることになりました。

編集会社に依頼すると、何かと締め切りに追われることもあり、また、けっこうな費用がかかってしまうのが難点。

で、月刊紙1本を編集してもらう金額があれば、Adobeのコンプリート版のサブスク年間契約をしても余裕でお釣りがくるということもあり、とりあえずAdobeのコンプリート版を購入して、初めてillustratorを使ってみたものの、書店で買ってきたillustratorの本を読むと、絵の描き方なんかは詳しく書かれているものの、紙面編集の仕方は、イマイチ分かりにくかったりして・・・

そこで、当時は芸大内に店があったので、illustratorに詳しい学生さんに臨時アルバイトで家庭教師?をしてもらい、なんとか1か月で紙面編集ができる程度にはなって、11号からは私が編集をすることになり今に至っています。

まぁ、たった4ページとは言え、何を書くか決めて、写真を撮って、文章を考えて、それを決められたスペースに入るよう、言葉を変えたりしながら文字数を整えて、紙面を作るのって、思った以上に大変な仕事だったものの、店頭で手に取って読み込んで下さっているお客様を見ると、それも報われるというもの。

そんなわけで、これからも私が飽きるまでは、毎月発行しますので、よろしければお付き合いくださいませ。

準備しなきゃ

2026年3月29日 

この週末、桜もかなり咲いてきて、鴨川沿いだとか木屋町だとか、ともかく「どこからこんなに人が出てきた?」と思うほどの人出。

↑髙島屋への豆配達途中に木屋町で1枚。

でも、逆に皆さん花見に行ってしまったのか、下鴨で人が並んでいるのは、みたらし団子屋さんくらいな感じ。

2~3月は好調だっただけに、この週末は特に暇に感じてしまった。

しかし、3月も残すところあと2日で、年度末を迎えるので何かと慌ただしい。

さらに、4月からレギュラー商品として「エチオピアン プリンセス」という新しい豆を追加する上、4月からは月替わりで「店主の趣味のブレンド」と言うのも販売開始予定なので、メニューをいじったり、シールを作ったり、なかなか準備が大変な状態。

明日の下鴨定休日は、北白川で一気に作業を進めなくては。

そんなわけで、なんだか暇なような慌ただしいような年度末、気分転換に聴いたのは、お客様からお借りしたこちらのCD

いろいろな曲が入っているが、私のお目当てはサン サーンスのヴァイオリンコンチェルト。

サン サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番

シュヴァリエ(Vn) モントゥー指揮 ベルリンフィルハーモニー(ライヴ)

シュヴァリエは、カラヤンの懐刀とも言われたベルリンフィルのコンサートマスターで、若いころにモントゥーにも師事していることから、このコンサートではソリストを努めたのかもしれない。

とにもかくにも、ものすごく前のめりなヴァイオリンで、ライヴならでは、と言うか、これをスタジオ録音していたらヤバイだろう、というレベルの演奏。

モントゥーがベルリンを振るというだけでも、かなり興味深い上、この超前のめりヴァイオリンと言うことで、愛聴盤にはならないけど、面白い一枚で、たまに聴きたくなるかも。

とりあえず、ウォークマンに入れておいたので、また気が向いたら聴いてみよう。

昨夜は夜話でした。

2026年2月22日 

2月は、だいたいお客様の数が落ち込む傾向にあるのだが、なぜか下鴨店は今月絶好調!

暇だったらカレーでも出そうかと思っていたのに、仕込んでいる余裕がない。

有難いことではあるが、カレーも作りたいなぁ・・・

そんな中、昨夜は今年最初の夜話の会。

今回は、普段よりも早く予約が埋まった。

で、いつもなら、「夜話やりました」といった程度の内容で日記に書いているところ、今回はいつもどんなことをやっているかちょっとだけ公開。

今回のテーマは「グァテマラ・アンティグア」だったので、まずはグァテマラについての情報など

グァテマラコーヒーの生産地や、生産者の情報などをプロジェクターを使って資料をご覧頂きながら一通り説明。

グァテマラって、小規模・零細農家が全体の96%もあるのに、生産量の比率だと、大規模農園と中規模農園で全体の56%を作っているという、ある意味ちょっと不思議な現象が起こっている国。

輸出相手、実は日本がアメリカ合衆国に次いで2番目に多い。

そして、グァテマラは全体だとコーヒー輸出量第9位ながら、アラビカに限定すると4位の輸出量を誇る国。

といったことを説明した後、現在グァテマラがかかえている問題について。

実は、生産量が年々減少傾向にあり、また1ヘクタールあたりの収穫量も減ってきている。

その理由は、熟練の収穫人(ピッカー)が、北米へ出稼ぎに行ったりで、減っているため慣れないピッカーに頼らざるを得ず、収穫量も減ってしまうということなど、諸々グァテマラが抱えている問題や、今後の方針についてを説明。

同じ時間手摘み作業をしても、習熟度によって収穫量が大きく変わる。

そして、後半は飲み比べ。

ヴェルディで常時出しているグァテマラと、コーヒーホリックで使われているグァテマラに加え、現在の限定コーヒーのグァテマラ(パカマラ種)全てアンティグア産のものを飲み比べて頂いた。

飲み比べた後、焙煎による味づくりについて、スライドで説明したが、そこはやはり有料でご参加下さっている方にしかお見せしないということで、日記には画像をアップしないが、どういった風味をどうやって出していくか等を写真をご覧頂きながら解説。

それにしても、毎回こんなマニアックな内容を聴きに来てくださる方々に感謝。

またこんどは、どんなテーマになるかわかりませんが、よろしかったらご参加くださいませ。

で、片付けを終えたら、けっこう遅い時間になったのと、朝の8時から閉店までカウンターに立って、その後1時間しゃべりまくったら、けっこうお腹が空いてしまう。

そこで、カミさんと一緒に夕食をとった後、普段は滅多に行かないフレスコに入ったら・・・・

なんと、生鮮館では、もう売られていない「バンザイ山椒」が1袋だけあった!

もちろん購入したが、もしかしたらフレスコでは売っているのかも。

またフレスコに行ってみよう。

急遽ブレンド

2026年1月28日 

今日は次の限定コーヒーとなる「ヴァレンタインローズ」の焙煎。

この豆は、ダブルファーメンテーションによって薔薇の香りがするコーヒーなのだが、想像以上に薔薇の香りがして、面白いようなコーヒーではないような・・・

煎り上がった豆を試飲用サンプルとして北白川へ届けた後、髙島屋にも豆の配送に行った帰り、北白川から電話がかかってきて「あのコーヒー、新商品のチョコレートケーキと相性が全く合いません!」と。

ともにヴァレンタイン商品なので、このペアリングをされる方も少なくないであろう中、双方の相性が悪いと言うことは困ったもの。

「一度北白川に寄って、チョコレートケーキを食べながら飲んでみてください」と言われたが、私自身もだいたい想像がついたので、下鴨へ戻って倉庫にあるこんど使おうと思っていたコロンビアのスペシャルティを急遽焙煎。

チョコレートケーキとの相性はもちろん、ブレンドとしての味わいも考えて、そのコロンビア豆と、通常のコロンビアと、中深煎りのコスタリカをブレンドしてみたら、これが想像以上に香り豊かでケーキの風味を損なわない、ある種非常に完成度の高いブレンドになった。

そんなわけで、本当は販売予定はなかったのだが、現在販売中のエチオピア・ベンチマジ・ゲイシャの次は【ヴァレンタインローズ】と【ヴァレンタインブレンド】の2つを併売することに。

コーヒー単体で楽しむなら「ヴァレンタインローズ」スイーツとのペアリングを楽しむなら「ヴァレンタインブレンド」

ぜひ二つのヴァレンタインコーヒーをお試し頂ければと思います。

恐らく明後日か週末から販売開始予定。

どうぞお楽しみに!

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