自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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台湾食べ歩き

夜市

2017年8月18日 

昨年は大雨で大の字の点火もままならない状態だったが、今年は好天の送り火となった。

もう少し風があったら、煙が流れたのになぁ

子供の頃は、送り火の翌朝、大文字山に登るのが恒例だったが、さすがに仕事があるのでここ30年ほど登っていない。

そのかわり、鴨川から大文字山を望むのであった。

今日は朝日がまぶしかった。

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さて、今日は日記に書けるような出来事に恵まれず、ネタがないので先日台湾で楽しんだ夜市のこと。

夜店と言うか、露店と言えば、日本では神社のお祭りなどと相場が決まっているが、台湾では毎晩夜市が出てなかなかの賑わいを見せている。

露店が並ぶ道の外から

けっこうガッツリ食べてる人が多い

腸詰系のものが並ぶ

こちらは海鮮焼き

串焼き屋さんで足を止め

何品か選んでみた

右から二番目は、台湾風ブーダンノワール

これを露店の裏ですぐに焼いてくれる

続いて芋団子(餅)のお店

こちらは人気店で、けっこう並んでいる

ここは美味しいと聞いていたエリンギ焼きの店

ひたすら焼いて、ひたすら切る!

ソーセージを買おうと思って露店を見ていたら、台湾でも有名なグルメのゲイリーさん(徐さん)が登場。

「この店は、まだ新しいので私もリサーチをしていないため、美味しいかどうか分からない。そんなリスクを負わせるのは悪いので、私が買ってみましょう」と、ソーセージを購入して下さった。

笑顔でソーセージを下さるゲイリーさん

この方とは、前回訪台した折に紹介して頂き、台湾の美味しいお店をいろいろとご案内頂いたのだが、あるお店ではそこにいた先客が、彼を見つけるなり「私はあなたのファンだ」と一緒に写真に納まってもらいたいと催促されるほど有名な人。

ただ、彼が多くの人に信用されているのは、どんな有名店でも味が落ちたら遠慮なくそのことを指摘するところだと言う。

なので、お店の人は、彼が来店すると本当に緊張するらしいが、決して嫌味な方ではなく、本当に温厚で食をこよなく愛しているということがひしひしと伝わってくるお人柄。

「こんど台湾に来たら、ぜひ台中なども回って、美味しいお店巡りをしましょう。」と言って下さった。

ぜひ実現したいものである。

そんなこんなで、夜更けまで賑わう台湾の夜市。

日本円にして1,000円程度で、美味しく楽しいひとときを持てる。

今回行ったところ以外にも、多くの夜市があるようなので、また違うところも回ってみたいと思うのであった。

明日は下鴨で!

2017年8月11日 

今朝も蒸し暑かったですねぇ

祝日ということもあってか、今朝は普段より鴨川沿いを歩いたり走ったりしている人が多かった。

みなさま暑いのにお疲れ様です。

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さて、先日の台湾旅行中に食べたものなどをぼちぼちアップして行こうと思っているのだが、今日のお題は『北京ダック』

前回訪台したとき頂いた北京ダックも「こんなに美味しい北京ダック食べたことない」と思うほどの逸品だったが、今回はさらに輪をかけて美味しい北京ダックを頂いた。

おかしらつきで出てくる!

皮だけではなく、しっかり肉もついている

この皮に

まんまのネギと味噌をつけて

こんな感じにのせて包んで食べる

皮と肉も切り分けられて登場!

北京ダックと言えば、パリパリの皮を薄くのばした生地で包んで食べると言うイメージだったが、こちらのものは、しっかり肉もついている、と思ったら、皮と肉も登場して、一回で三度美味しく頂いた。

しかし、最も感動的だったのは、最後に登場した北京ダックの残り肉と出汁を使って作られたお粥。

これは、もし最初に出てきたら、こればかり食べて他のものはお腹に入らなくなるのではないかと思うほどの味わいであった。

今回は、もう一軒で北京ダックを頂いた。

こちらはでは頭はついていない

と、思っていたら・・・

別盛で頭が出てきた!

こちらは、2種類のクレープに包んで頂く

これはネギ入り

切り分けられ

こちらも、けっこう肉がついている

こちらのお店は、先の店ほど肉はついていなかったのだが、肉の部分は他の料理で利用されているようで、ダックの料理が何皿か出てきて、どれもとても美味しかった。

何となく感覚では「台湾で北京ダック?」と思うのだが、少なくとも台湾で食べた北京ダックは、私の人生における北京ダックベスト3をそのまんま書き換えてしまったような気がする。

って、今までそんなにたくさん北京ダックを食べているわけではないので、当然のことかもしれないけど。

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話はかわって、明日は Verdi が下鴨でオープンしてから 14周年の記念日。

このところ、造形芸大店にいることが多い私ではあるが、明日は朝から下鴨のカウンターで、皆様をお迎えしようと思っております。

多くのお客様に、珈琲をお淹れできることを楽しみにしております。

京都は台風が来ない。のか?

2017年8月8日 

今日は、台風接近に伴い大雨・洪水・暴風警報が発令されたため、造形芸大もスクーリングを含む授業や講習が午前中で終了。

学生にも来校をしないようにという措置が取られたので、ヴェルディもランチタイム終了と同時に閉店。

SNSなどを見ていると、私がよく行くお店も、今日は早仕舞いだったり閉店だったりと言うところが多かった。

昨日の夕方の空は綺麗だった。

今回は京都でも警報が出た台風だものの、確かに風は強いし雨も降っていたが、少なくとも京都市内では、そんなにスゴイことにならず、傘は折れそうだったが、看板が吹き飛ぶとか、街路樹が折れるほどの強さではなく、雨もたまに降るゲリラ豪雨よりは穏やかだったような気がする。

これまでも、台風が京都直撃なんて聞いても、結局はそんなにすごかったという記憶がなく、京都に住んでいると「本当に台風来たの?」と思うようなことがほとんど。

そういった立地条件が、千年も都が続いた要因の一つなのかもしれないが、こうして警報が出ても、「まぁ、大丈夫だろう」と、妙な安心をするのではなく、自然災害は他府県のことではなく、本当に警戒しておかねばと感じる昨今。

一方、私が台湾へ行っているときは、台北も台風が直撃したのだが、台湾では政府が「台風休み」と宣言したら、学校だけではなく一般企業もお休みになると聞いた。

そうすると、降ってわいた休みなのに、一般のお店は休んでいるので、営業している百貨店へ皆が流れ込み、百貨店だけは大忙しだったそうだが、そんな百貨店の経営者に対して、従業員を大切にせず目先の利益だけ追及していると批判の声が上がり、最近では百貨店もお休みするとか・・・

恐らく日本では、政府が「台風に伴い、みんなお休み!」なんて言っても守る企業の方が少ないだろうなぁ・・・

と、言うより、そんな発想すらないだろう。

国民性が分かると言うか、ちょっと台湾が羨ましいと言うか、なかなか面白いことであった。

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さて、そんな台湾で、いろいろと美味しい中華料理を頂いたが、何気に私が最も好きだったのは、ジャンキーだけど病み付きになる朝ごはん。

看板には、店名ではなく商品が書かれているだけ。

家族で連携して見事に作っていく。

豆乳と揚げパン?入りもち米おにぎり

中はこんな感じ

こちらは揚げパンをパンでくるんだもの

ある意味、別にどうってことのないものなのだが、作りたてをその場て食べると、これがなかなか格別。

日本でも、この揚げパンを刻んだものがお粥の上にのっていたり、私が東京でよく行く World Breakfast Allday で台湾の朝ごはんを食べたときも、この揚げパンが出てきていたのだが、この揚げパンのクオリティが日本で食べるそれとは段違いに美味しい!

まさに、食感の妙と言うか、前回訪台した時もここで同じものを食べて思ったのだが、これはたまに食べたくなるものであった。

犬も並ぶ美味しさでした♪

台湾出張記 その7

2017年8月5日 

なんか、晴れているような曇っているような不思議な空の下の鴨川

青空は見えるけど、日はさしていなかったり・・・

ともかく、朝から蒸し暑かった。

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さて、今回の台湾は、コーヒーフェスティバルがメインだったので、それ以外は全て早足。

そんなわけで、サッと回ったカフェや珈琲店を記録を残す感じでアップします。

まずは、James さんのお店、FIKA FIKA で頂いたコーヒーたち。

最初は、凍ったコーヒーに、スチームミルクをかけて、そこへ黒糖のシロップを入れて頂くというもの。

ミルクを入れるとこんな

カプチーノ

チョコレートののったラテ

本当は、ゆっくりと珈琲を楽しみたかったのだが、この後すぐに DOMO CAFE の記者会見が始まってしまったので、氷の黒糖ラテを一口二口飲んでおしまい。

次回台湾へ来た折には、ゆっくりしたいものである。

続いては、台湾の古い民家を利用したお店のカフェ。

京都で、皆が『町家』と言っている古民家にも似た、家の中央あたりに坪庭のような吹き抜けの空間がある家なのだが、その吹き抜けが1つある家は、そこそこ裕福な家で、2つある家は、かなり裕福な家だったとか。

表通りから入った部分は、陶器などを売っているお店になっている。

お茶のセット、これ欲しいかも

この小皿を花のように並べて珈琲豆をディスプレーしたら面白そう。

そして、吹き抜けを2つ通り過ぎた、3つ目の家屋は裏通りに面しており、そこがカフェになっている。

けっこういい雰囲気

お酒の瓶が多いものの、昼間は喫茶のみ

けっこういいマシンが並ぶ

こちらは、裏通りが入り口。

続いては、1階の表がピザなども食べられるようなカフェで、裏が一点もののアクセサリーなどを売っているお店。

そこに、カフェの看板が出ているが、こちらも昼間はコーヒーのみで、夜はお酒を出すお店。

吹き抜け部分の階段をのぼると

なんかすごくいい感じのお店

こちらのお向かいは、何も使っていなさそうだったが・・・

 

これまた雰囲気があっていい感じ

日本、特に京都では、古民家を改装してお店を開く人が多くいるが、台湾でもそういった流れがあるんだなぁ、と実感した。

続いては、スターバックスの台湾1号店へ。

こちらは、歴史的にも貴重な建物だそうで、上階は高級なホテルになっているらしい。

確かに由緒ある建物

回廊になっている

レンガの間に、古ぼけた木とスタバのロゴが、なんとも・・・

一階の様子

二階はこんな

4階まで全てスタバになっていて、多くの人で賑わっていた。

続いては、DOMO CAFE の顧問でもある王さんが、プロデュースしたカフェへ。

王さん

この若き美女がこのカフェのオーナー

1階はこんな雰囲気

2階は、ゆっくり仕事や勉強ができる雰囲気

5階建てのビルを一棟借りしているそうで、3階はギャラリー、4階は一組限定の民泊となっているそうである。

コーヒーを淹れるスタッフの人

アップで

マンデリンを飲んでみた。

台湾は、ほとんどが極浅煎りなのだが、こちらでは珍しく中深煎りのマンデリンがあったので頂いてみた。

このカフェがある近辺は、比較的高い年齢層の人が多いらしく、そういう方は酸っぱいコーヒーが苦手であることが多いため、そんな近隣の方々のリクエストにこたえて深めの焙煎の豆をおいているとのこと。

そのあたりも日本に似ているような気もするが、Verdi を営業していると、日本の場合若い世代でも、酸っぱいコーヒーは嫌いという人が多いように思う。

台湾の若者にとって、コーヒーは酸っぱいものなのか、あるいは若い人でも酸っぱいコーヒーが苦手な人がいるのか?

そうして考えてみると、先日のコーヒーフェスではヴェルディブレンドを提供していたのだが、若い人でもヴェルディブレンドを「美味しい」と言う方が多かった。

まだまだ台湾の珈琲事情について、関心が高まってきた。

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で、今回気になった看板

お爺さんは素食、そうですね(笑)

実は、単なるベジタリアンショップ

下水の湯なんて飲みたくないぞ!

どんだけ臭い鍋やねん!?

と言うことで、台湾のカフェめぐりはこんな感じ。

気が向いたら、また食べたものなどもアップします。

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