自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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ごあいさつ

21周年

2024年8月12日 

今日は、カフェ・ヴェルディ開業21周年の記念日。

開店前から多くのお客様が店の前でお待ちくださっていて、オープンと同時になぜかカウンターが全部埋まってしまった。

土日祝の朝は、開店と同時に多くのお客様がご来店下さるのだが、いつもの週末だとカウンターには空席が残っていることの方が多い中、今日はテーブル席よりもカウンターが先に埋まり、しかも全てのお客様がよく存じている方々。

こうして開業記念日を覚えていて下さって、朝一で駆けつけてくださるなんて、本当に嬉しい朝であった。

思えば、21年前の開業初日は、開店と同時にご来店になったのは、この店の設計事務所の方だけ。

21年前の開店日は、お取引先や身内・親戚を除き、一般の方の来店数は、恐らく今日の開店5分以内にお越し下さったお客様の数より少なかったのではないかと思う。

最初の数年間、一日の売り上げが1万円にも満たない日も少なくない中、なんとか1年続き、2年続き・・・なんとか続いた21年。

まだまだよちよち歩きから脱却できていないヴェルディではありますが、22年目のこの1年も、皆様に良い珈琲を提供し続けられるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。

これまで本当に有難うございました。

そして、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

謹賀新年

2024年1月1日 

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は、多くのお客様にご愛顧いただき、誠に有難うございました。

今日は、朝から雨が降ったりやんだりの繰り返し、不安定な空模様にもかかわらず、多くのお客様にご来店いただき、また、店内満席で、寒い中お待ちいただいたお客様には、本当に有難うございました。

さて、今年のヴェルディは、どうしていこうかと考えたとき、私の中では「原点回帰」ということを一番に考えて行きたいと思っております。

昨年末には、7年間営業してきた京都芸術大学店を閉店、現在「北白川焙煎所」の開店に向け準備中です。

すでに焙煎ができるところまではきていて、本日も夕方から高島屋店に持って行く豆を焙煎していましたが、まだ表の塗装や店内の仕上げが残っているため、保健所検査を受けられる状態にはなく、飲食店営業の許可を得られていないため、店としての営業はできません。

恐らく1月中旬には営業許可をとれるものと思います。

その芸大店を閉店したのも原点回帰の一つ。

芸大店は、どうしてもランチが一番のピークになってしまい、「珈琲」を中心とした店舗と言うよりは、ご来店下さるお客様の認識としては「珈琲もこだわっているランチのお店」というイメージだったように思います。

一方、ヴェルディが目指すのは、「プロが作る珈琲のお店」であり、例えランチを提供していても、「珈琲店で食べるランチ」でなくてはなりません。

そして、より珈琲を前面に出す場合、料理よりも珈琲に合う焼菓子をメインにすべきだと思うに至りました。

そこで、スパッとランチはやめて、珈琲の焙煎と、珈琲に合う焼菓子の製造に集中できる場所を作ることにしたわけです。

現在、下鴨店では、一部自家製の焼菓子も置いていますが、店内でお召し上がりいただくのは仕入れのケーキになっています。

今年は、北白川焙煎所の整備が整い、営業許可が取れ次第、下鴨店でも提供するスイーツは、全て自家製焼菓子に変えてまいります。

中には、今提供している仕入れの商品をお好みのお客様もいらっしゃるかと思いますが、ヴェルディが珈琲と珈琲に基づいたコンセプトをしっかりと作り上げるための方向性。

どうか、ご理解頂き、自家製焼菓子のファンになって頂ければと思います。

そして、北白川焙煎所にはもう一つの役割があります。

今まで、通信販売は、焼菓子やギフト商品、冷凍配送の商品以外、ほとんどを下鴨店から出荷していました。

しかし、狭いバックヤードでの作業だったので、非常に効率が悪い状態でした。

今回の北白川焙煎所は、あえて客先を最小限に抑え、通販の梱包スペースをしっかりととって、通販発送所の役割も持つことにしています。

新たな施設を得て、今年は本当に珈琲に注力できるヴェルディであるよう進んで行きたいと思います。

明日は、髙島屋S.C.店の初売り。

髙島屋S.C.店では、ヴェルディ初となる福袋もご用意してお待ちしております。

ゆっくりお寛ぎになりたい方は下鴨店、街中へおいでになる方は、髙島屋S.C.店で、ぜひ珈琲をお楽しみくださいませ。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました

2023年12月11日 

本日12月11日をもって、ヴェルディ京都芸術大学店は営業を終了いたしました。

今日は、朝から夕方まで、181組のお客様にご来店いただき、多くのお客様から閉店を惜しむお声を頂戴して、嬉しくも悲しい一日となりました。

この7年3か月の間にご来店下さったお客様は、累計で343,582名。

サロンライヴやパーティーなどを含めると、さらに2千名強程増えるので、延べ約34万6千名の方がヴェルディをご利用くださったことになります。

満員の甲子園9個分!タイガースなら9試合で集めるお客様を7年かけてお越しいただいた計算になります。

これが多いのか少ないのか分かりませんが、本当に感謝の言葉しかありません。

この7年間、本当にいろいろなことがありました。

大学とのコラボや、学生公募によるパッケージ・装飾物の制作。

70回を超えるサロンライヴ。

特に、京都芸術大学の皆様には本当に多くのご支援を頂き、感謝の念に絶えません。

近隣のお客様にも、わが街の憩いの場という雰囲気で、本当に親近感を持ってヴェルディをご愛顧下さいました。

京都芸術大学での一日一日が、大切な経験であり、これからのヴェルディの礎となることと思います。

そして、しばらくの準備期間を経て、クリスマスのころには「ヴェルディ北白川焙煎所」として再開いたします。

これまでの7年間、本当に有難うございました。

そして、新たなヴェルディをどうぞよろしくお願い申し上げます。

営業終了間際、大学の方々からサプライズでお花を頂戴しました。

毎日、授業の前、就業の前に、一日の始まりをヴェルディのコーヒーで迎えてくださった学生さん、大学の教職員の皆さま、本当に有難うございました。

あと1週間

2023年12月5日 

今日は朝から通販関係の打ち合わせ。

今後の新たな展開についての相談など、ネットミーティングを2件はさみながら、半日根を詰めて打ち合わせを行った。

まずは、芸大店の移転と、移転先では通販の発送基地という意味合いもあるため、しっかりと引っ越しを終えてから、新たなチャレンジをしたいと思っている。

そして、ついに芸大店の営業はラスト1週間となった。

7年半走り続けてきたが、やはりその間において3年近く続いたコロナの影響は計り知れず、いったんギリギリまで人を削り、なんとか営業を続けることに専念してきたが、コロナが明けて学校も通常に戻り、さぁオペレーションの再構築という時期に髙島屋のオープンが重なったこともあり、私自身の体力の時間も限界に来ていた感は否めない。

このところ、多くのお客様から、芸大店が閉まることに残念だというお言葉を頂戴して、嬉しいような悲しいような。

特にカレーが食べられなくなるということを残念がってくださる方も多く、後ろ髪惹かれる思い。

ともかく、早く体制を整えて、また違った形でも新たなことができればと思う。

同時に下鴨本店の立て直しも急務になっている。

今回の芸大店移転に伴い、ヴェルディ全体としては創業時の原点に戻って「良いコーヒーの提供」を前面に押し出した店舗運営を全店で行う方針にしていこうと思っている。

恐らく来年は、下鴨も大きな変革を余儀なくされると思うが、今回の髙島屋オープンと芸大移転を良い機会として、しっかりと進めていきたい。

でも、その前に芸大店ラスト1週間、スタッフ一同全力で頑張ります。

芸大店での食べおさめ、飲みおさめ、ぜひお運びくださいませ。

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