私の趣味って何だろう?と思ったとき、まぁカレーを食べる(作る)こととか音楽を聴くことだとか、トラさんチームを応援することだとか、いろいろある中で、わりと手軽に日々のこととなったら写真撮影というものがる。
一番よく撮っている被写体は、店の商品になってしまうが、これはまぁ仕事としてメニューだとかPOP用に撮影しているので別として、あとは普段目についた花の写真を撮るのが好きだったりする。
お花好きと言ったら、ちょっとメルヘンチックな人物像が浮かぶかもしれないが、私みたいなヒゲオヤジでもそういうのが好きなのだから、外見で判断してはいけない。
で、最近撮ったものだとこんなのがある。
黄色いチューリップが綺麗に咲いていたので一枚。
シャガって日陰で異彩を放つ妖艶な花。
名前はよく知らないが、かわいくてきれいだったのでパチリと。
クリスマスローズって、名前にクリスマスってついているけど、この時期に咲いているんですねぇ・・・
私の場合、商品撮影がメインなので、主に使っているレンズは100mmマクロ。
レンズ特性からして遠景よりも寄りを撮ることが多いのだが、こうして接写をすると、遠目で見るのとは、また違う見え方がするから面白い。
で、そんな「花」は、お祝いのときに文字通り「花を添える」目的で贈ったり、お見舞いなど人が心身ともに傷ついているときにその気持ちを癒す目的でプレゼントしたり、人の気持ちを明るくするもの。
そんな花好きな人に悪い人はいない、と、思いたいのだが・・・
店頭の植栽を見たら、何となく寂しくなっている。
で、よく見てみたら・・・
穴が開いていて、そこにあったはずの花がなくなっている。
2か所もなくなっていた。
以前にも一度植栽を植え替えた翌日に、一部の花がなくなっていたことがあった。
それからしばらく、こんなことはなかったのだが、こうしてなくなると本当に悲しい。
お金を盗まれた場合、憤りを感じるものだと思うが、植えられている花を盗まれると、憤りと言うより悲しくなってしまう。
人の喜怒哀楽に寄りそう花、どんなに綺麗でも、盗んだものを自宅の庭やプランターに植えて、それを見て心が晴れやかになるものだろうか。
盗んだものを飾って喜べる人の心って、病んでいるようで本当に悲しく思う。
晴れて暖かい金曜日、ちょっと気分はブルーな一日だった。