自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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散歩

悲しい

2023年4月21日 

私の趣味って何だろう?と思ったとき、まぁカレーを食べる(作る)こととか音楽を聴くことだとか、トラさんチームを応援することだとか、いろいろある中で、わりと手軽に日々のこととなったら写真撮影というものがる。

一番よく撮っている被写体は、店の商品になってしまうが、これはまぁ仕事としてメニューだとかPOP用に撮影しているので別として、あとは普段目についた花の写真を撮るのが好きだったりする。

お花好きと言ったら、ちょっとメルヘンチックな人物像が浮かぶかもしれないが、私みたいなヒゲオヤジでもそういうのが好きなのだから、外見で判断してはいけない。

で、最近撮ったものだとこんなのがある。

黄色いチューリップが綺麗に咲いていたので一枚。

シャガって日陰で異彩を放つ妖艶な花。

名前はよく知らないが、かわいくてきれいだったのでパチリと。

クリスマスローズって、名前にクリスマスってついているけど、この時期に咲いているんですねぇ・・・

私の場合、商品撮影がメインなので、主に使っているレンズは100mmマクロ。

レンズ特性からして遠景よりも寄りを撮ることが多いのだが、こうして接写をすると、遠目で見るのとは、また違う見え方がするから面白い。

で、そんな「花」は、お祝いのときに文字通り「花を添える」目的で贈ったり、お見舞いなど人が心身ともに傷ついているときにその気持ちを癒す目的でプレゼントしたり、人の気持ちを明るくするもの。

そんな花好きな人に悪い人はいない、と、思いたいのだが・・・

店頭の植栽を見たら、何となく寂しくなっている。

で、よく見てみたら・・・

穴が開いていて、そこにあったはずの花がなくなっている。

2か所もなくなっていた。

以前にも一度植栽を植え替えた翌日に、一部の花がなくなっていたことがあった。

それからしばらく、こんなことはなかったのだが、こうしてなくなると本当に悲しい。

お金を盗まれた場合、憤りを感じるものだと思うが、植えられている花を盗まれると、憤りと言うより悲しくなってしまう。

人の喜怒哀楽に寄りそう花、どんなに綺麗でも、盗んだものを自宅の庭やプランターに植えて、それを見て心が晴れやかになるものだろうか。

盗んだものを飾って喜べる人の心って、病んでいるようで本当に悲しく思う。

晴れて暖かい金曜日、ちょっと気分はブルーな一日だった。

雨上がりに生える

2022年7月21日 

一昨日はスゴイ雨だった。

下鴨・芸大ともに定休日で、ある意味良かったのかも。

そんな大雨翌日の昨日の朝は、けっこう清々しい空気。

けっこう鴨川の水位も上がっていた。

で、今朝の出町柳西側からの風景

ちょっと水位は下がっているが、この一からだとイマイチ分からないので、出町の飛び石カメさんのあたりの写真。

こちらは昨日。

飛び石は全く見えなかった。

で、今朝はこちら

飛び石が姿を現していた。

まぁ、鴨川って雨が降ったら水位が上がり、やんだら下がる。

すごく分かりやすい。

と思いながら歩いていたら、あちこちにニョキニョキと

きのこ。

これも、数日晴れが続いたら、全部なくなってしまうんだろうな。

まぁ、毎日同じところを歩いていても、日々風景は変わるから面白い。

明日は、どんなふうになっているのか楽しみ、と、言いたいところだが、予定では明日のウォーキングはサボるので、明後日の朝どうなっているかですね。

皆さんも、鴨川散歩楽しんでみてはいかがでしょうか。

久々雨

2022年7月3日 

今朝は開けた窓から聞こえる雨音で目が覚めた。

が、歩き始める時間には雨が上がっていたので鴨川へ出たが・・・

今出川あたりで雨が急に激しくなってきたので、いつも定点撮影ポイントへ行くのを諦め引き返すことに。

雨の時は川端通に出た方が、木の葉で雨を少しは防げるため桜並木の下を歩いた。

けど、やはり帰宅したら水も滴る・・・ということになっていた。

それにしても、超短い梅雨が明けてから、連日真夏日や猛暑日が続いていたので、この雨で少しホッとした感じかも。

とは言え、本年ではあまり週末には降ってほしくなかったなぁ・・・

さて、雨とは関係ないが、このところ鴨川を歩いていると少し前と比べて、ちょっとした異変を感じる。

今までは、朝のウォーキングやジョギングをしている人のほぼすべてがマスクをしていたのだが、このところ政府も屋外の会話が少ないシチュエーションではマスクをしないことを推奨しているため、マスクをしていない人が増えてきた。

感覚的には、半々か少しノーマスクの人の方が多い感じ。

毎日のニュースでも、コロナ関係に割かれる時間が減少傾向。

このまま何となくコロナ前の社会生活に戻っていくのだろうか。

とは言え、車で走っていても、午後7時を回ると途端にスイスイと流れるし、街中を見ていても夜が早くなっているように感じる。

コロナが終息しても、完全にコロナ前に社会生活が戻ることはなさそう。

まぁ、ヴェルディは昼間の営業だから特に関係ないが、世の中をよく見て営業していかねばだなぁ・・・

と言うことで、久しぶりの雨で、熱が充満していたところ少し落ち着いた一日だった。

歩きたばこ

2022年6月2日 

昨日は、閉店後にSOU・SOUさんまで行く用事があったので、鴨川沿いを散歩がてら四条裏寺まで歩いて行った。

途中、夕日がきれいだった。

そんな夕日がきれいだった翌朝は、すっきりと晴れて寒くもなく暑くもない、ちょうどいい感じの気温だった。

が、昼間は暑かった。

さて、そんな朝のウォーキング中のこと。

出町柳の橋を渡って、鴨川の東側から西側へ向かっていると、二人の会話から親子と思しき50代と20代の男性が、二人並んでたばこをぷかぷか吸いながら私のすぐ前を歩いている。

橋の上の歩道、幅が狭いので抜かしたくても抜かせない。

そんなシチュエーションで、すぐ1メートルほど前でたばこを吸われると、副流煙も口から排出した煙も二人分まとめて私の顔を直撃する。

私が子供だった頃は、飛行機や新幹線はもちろん、長距離の鉄道だと必ず灰皿が設置されていた。

当時は、たばこの臭いがそのあたりに漂っているのが当たり前だったので、子供でも隣でたばこを吸うひとがいたところで何も感じなかった。

それもそのはず、私が中学くらいの頃に、やっと新幹線の中に「禁煙車両」が登場したというレベルで、ある意味今とは真逆の喫煙事情だった。

が、屋内はもちろん、屋外でも歩きたばこをしたら罰金が科せられる時代、一日に一度も紫煙の香りをかぐことなく過ごせる日も多くなると、モクモクと煙が漂ってくることが苦痛に感じられるようになっている。

まぁ、私も昔は普通にたばこを吸っていたが、ある日あるとき思い立って「や~めた」って禁煙して以来全く吸っていないので、今となっては煙の直撃を受けると苦痛に感じてしまうわけである。

で、その煙を後ろに残して橋を渡る親子、橋のたもとで立ち止まって吸ってくれていたら、そこを通り過ぎる一瞬だけの話だが、前方1メートルを歩かれていたら、後ろを歩く私は逃げ場がないわけである。

思わず「歩きたばこは遠慮願えませんか?」と言おうかと思った瞬間、ふと変なことが脳裏を横切った。

もし、私が注意した途端、この親子が逆ギレして私に殴りかかってきたらどうしよう・・・

そして、もみ合っている間に、橋の下につき落とされてしまったらどうしよう・・・

そうなると、ほとんど水が流れていない鴨川、恐らく私は死ぬなぁ・・・

すると、今日の夕方あたりのニュースで「京都の珈琲店店主、歩きたばこを注意して橋から落とされて死亡」と流れるかもしれない。

そして、翌日のワイドショーか何かでは、「京都の人気珈琲店店主が歩きたばこを注意して殺される」というのをレポーターが枝葉をたっぷりつけて語るのだろう。

「人気珈琲店」と自分で書くのはなんだけど、まぁ、ワイドショーなんてのは、人気があろうがなかろうが、誇張表現をするのが常だから「人気珈琲店」と言うことだろう。

「人気店」死んだあとで他人に人気店と言われるより、私が生きている間に人気店になりたいなぁ・・・

そして、ワイドショーでもニュースでも、犯人や被害者の写真って、50過ぎていても、どこかで卒業写真から拾ってきたような、学生時代の写真が使われたりするが、私の場合画像検索したらいくらでも写真は出てくるし、TBSや関西テレビ、朝日放送、KBSなんかにはテレビにも出演しているから動画すら持っているので、今の私と現実離れした写真や映像は出ないだろう。

そんな中、私はどんな人間だったと言われるのだろうか?いや、だいたいそういった番組では被害者より加害者がどんな人間だったかにスポットが当てられるはず。

でも、まぁ、被害者はそんなに悪くは言われないだろうから、人生の最後は善人と皆に思われて終わるのだろう。

などと考えつつ、いや、でも、まだ私は死ねない。

と、思ったら、注意することもできず、結局橋の向こうまで煙たいなぁ、と思いながら歩くことになった。

いろいろと考えさせられる朝のウォーキングだった。

アホらし。

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