自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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中米視察

番外編

2024年2月20日 

この前の日記で、ひとまずグァテマラ視察記は終わりの予定だったが、一つだけ今までかつてなかった、と言うか、ヴェルディのスタッフ一同私のことを鋼鉄の胃袋を持つ男と思っているようなのだが、実は今回やってしまったのだった。

グァテマラ版ケンタッキーと言われる「ポジョ カンペーロ」

街中を車で走っていると、けっこうな頻度で目にするお店で、グァテマラでは気軽に利用できるファストフード店とのことだった。

せっかくなら地元のソウルフードをぜひ食べてみたいと思っていたのだが、産地からグァテマラシティへ戻る前日、ホテルの近くで銃を使った傷害事件が発生したとのことで、ホテルからの外出が一切禁止になり、残念ながらフライドチキンを食べには行けなかった。

が、グァテマラの空港でふと見るとポジョカンペーロ。

搭乗までに1時間以上余裕があったので、思わず食べてしまった。

味の方は、日本のケンタッキーより味気なく、無条件で渡されたケチャップをつけてちょうど良い感じ。

ただ、肉厚はケンタッキーよりもしっかりしていて、逆に衣の比率が低いので、あまり味がしなかったのかも。

で、食べながら、ちょっと胃が重いなぁ・・・と思ったのだが、中継地のメキシコに降りたあたりから、ちょっとお腹がグルグル言い出して、日本に向けて離陸した直後あたりから、ちょっと脂汗が・・・

アフリカでも、パプアでも、他の人たちがお腹の不調を訴える中、私は元気に最後までなんでも食べていたのだが、まさかのグァテマラでやってしまった。

多分、油が悪かったのだろう。

アフリカでは、ハミガキもミネラルウォーターを使わねばだったし、ホテルであろうと、レストランであろうと、グラスに氷が入っていたら、絶対グラスは使わず、瓶から直接飲み物を飲むようにして、かなり慎重にしていたのだが、グァテマラはそんなことも気にしなくて大丈夫ということで、少し気が緩んでいたのかもしれない。

まぁ、でもともかく最終日の飛行機に乗る前だったので、旅行中は全ての食事を食べられたので良かったことにしよう。

と言うことで、皆様もアフリカや中米へ行ったときは気をつけましょう。

街と食べ物

2024年2月18日 

グァテマラ旅行記も今日で一区切り。

これまでは、農園やコーヒー関係施設について書いてきたので、最後はグァテマラの街と食べ物について。

首都グァテマラシティは、治安が非常に悪いと言うことで、今回アテンドして下さった商社の方からも外出は控えるよういわれていたため、あまり街歩きはできなかった。

が、まぁ、生産国でも農園近辺は田舎感が漂うものの、首都は不通に都会。

グァテマラシティの交通は、車とバスのみ。

地下鉄を含む鉄道が走っていないので、どこへ行くにもバスか自動車になるため、市内は常に渋滞している。

週末の夕方になると、さらに渋滞は激しく、現地の人曰く「徒歩なら15分のところ、車だと30分~1時間かかることもある」らしい。

それでも徒歩ではなく車に乗るのは、少なくとも日本人の場合、徒歩は危険だからだそう。

しかし、首都から少し離れると、生産国でよくみられる露店で果物が売られている。

アフリカでは、バナナが売られているところをよく見かけたが、グァテマラは瓜系のフルーツやヤシの実が多く見られた。

こういった光景も、産地ではよく見かける。

グァテマラでは、コカコーラよりペプシの方が多いように感じた。

さらに農村部に入っていくと、馬に乗った人が牛を引き連れている光景も。

お昼過ぎに農園近辺に入ると、朝、収穫したピッカーさんたちが、仕事を終えて道端で寛いでいた。

グァテマラは火山の国。

四方を富士山クラスの火山に囲まれており、見ていると時折噴煙を上げる活火山も。

京都も盆地だが、大文字山とか、高くても比叡山。

ところが、グァテマラの場合は、概ね3700m以上の山々なので、圧迫感が尋常ではなかった。

あまり食事のことをアップしたら、家族に「仕事にかこつけて、美味しいもの食べて」と妬まれるので、あまり書いてこなかったが、最後にグァテマラで食べた食事のことなど。

レストランに入るとき、日本でもペット同伴禁止の看板を見かけることはあるのだが・・・・

グァテマラの場合、ペント同伴と同列に、銃持ち込み禁止も書かれている。

食べたいもののリクエストを訊かれたとき、現地の輸出会社(グァテマラ人)の方に、この国の料理を食べたいと言ったら、タコスの店に連れていかれた。

イチオシのアボカドとエビのタコス。

そして、ナチョスも一般的によく食べられているが、あまり辛くは作られていない。

スペイン的な料理もメニューによく載っていた。

そして、やはり肉をよく食べるようで、今回の旅行中にも「グァテマラビーフ」「ニカラグアンビーフ」「アルゼンチンビーフ」の店に連れて行っていただいた。

↓こちらはアルゼンチンビーフ

トルティーヤが刺さって添えられているのは、黒っぽいのが豆のペースト。

緑はアボカドのディップで「ワカモレ」と言われるもの。

この豆とワカモレは、どこへ行っても付け合わせとして出てきた。

↓こちらはニカラグアンビーフ

以前、中米に駐在している商社の方から「ニカラグアンビーフは世界一美味しい」と聞いていたので、一度食べてみたいと思っていたが、念願かなって頂けた。

たしかに、しっかりと歯ごたえのある赤身なのに、歯ごたえと柔らかさが共存していて、肉の旨味もしっかり。

でも、世界一とは思わなかった。

↓こちらはグァテマラビーフ

お店のランクなどもあるかと思うが、このグァテマラビーフも非常に美味しかった。

日本の牛肉は、世界に誇る品質だと思うが、赤身の肉の方が好きな私としては、やはりブラジルで食べたものや、こういった中南米の赤身も好き。

円安が続く昨今、物価的に見ると、生産国も日本とあまり変わらないが、こと食事に関して言うと、このボリュームの肉を日本で食べたと考えたら、だいたい半分くらいの金額。

ただ、農園以外ではあまり動くことができなかったので、ちょっと体重も増えてしまった。

これから頑張って減らさねば・・・

ANACAFE

2024年2月15日 

本題には全く関係ないが、今回のグァテマラではホテルから視察先まで、各都市間は、ずっとこのバンに乗っての移動だった。

最初、ホテルの前に現れたときは、「さすが産地、こんな車が走っているんだ」と思ったが、まさかこれが私たちの移動手段になるとは・・・

ということで、最後の訪問先は、グァテマラの8大産地を統括して指導や援助を行っている機関「ANACAFE」へ。

マーケティング担当の方から、グァテマラのコーヒーについての概要を伺った。

グァテマラのコーヒーは、主にアメリカへ輸出されるが、意外にも日本は北米に着いて、2番目多く輸出している国であった。

生産者の数や農園のボリューム、栽培品種やグレード、その他コーヒーに着いて一通りお話を伺った。

今回の旅行を通して、グァテマラのコーヒーについて、いろいろと学ぶことができたが、またそのあたりは、夜話の会などでお伝えできればと思う。

カレドニア農園

2024年2月13日 

昨日帰国して、アティトラン地域の「カレドニア農園」視察の様子を書こうと思ったものの時差ボケもあって、写真をセレクトしている時点で瞼が鉛のような重さ・・・

と言うことで、昨日のアップは諦め、本日改めて。

農園視察の最後は、アンティグアから北西に位置するアティトランにあるカレドニア農園へ。

こちらもグァテマラの中では少数派の大農園で、400htの土地の中で、純粋なコーヒー栽培地域は約180ht 、コーヒーの他にはアボカドなども植えられている。

山岳地帯の起伏がある農地のため、ピックアップトラックで移動。

山の上の方へどんどんと上がっていくと・・・

この農園の最高標高エリア、1,800m近辺へ到着。

下を見ると、アティトラン湖が一望できる風光明媚な場所。

アティトラン湖の場所で、すでに1,500mほどなので、かなり上がってきている。

栽培地域の中に入ってくと、ピッカーさんたちが収穫をしている。

集められているチェリーは、しっかり完熟したものばかり。

この日の収穫を終えた木の枝を見ると、未熟なチェリーだけが残っており、本当にしっかりと完熟チェリーだけが収穫されているのが分かる。

非常に精度の高いピッキングがされていて、この後のカッピングに期待がかかる。

収穫されたチェリーは、一晩寝かされた後、水洗式の精選工場へ運ばれて

果皮・果肉を機械で除去して

パティオで乾燥工程に入る

こちらの農園では、ウォッシュドのみならず、アナエロビックやナチュラルも積極的にしており、ナチュラルの比率も比較的高いように見えた。

↓こちらはアナエロビック(嫌気性発酵)処理のタンク↓

ナチュラルは、パティオだけではなくアフリカンベッドでも作られている。↓

農地、収穫と精選を見せて頂いた後は、こちらで作られている【エリア】【精選方法】【品種】などを分けてのカッピング

今回は、5種類を用意して下さった。

ウオッシュドも非常に高いクオリティーで、風味も良くクリアな後味だったが、やはり印象的なのは、最高標高エリアで採れたもののナチュラル。

品種は「ルイル」で、現状のヴェルディではあつかったことのない品種。

一瞬、アナエロビックかと思うほど、しっかりとした果実感が出ており、こちらはその場でヴェルディでの販売を決定。

販売決定ということで、オーナーのマニエル氏と。

ルイルという品種は、ケニアで開発された、病害虫に強い品種だが、ケニアではルイルがイマイチ良くなかったようで、SL系(スコットラボラトリー開発の品主、特にSL28のシェアが高い)が強く、ルイルはケニアの中でもせいぜい2~3%しか栽培背れていないのに、グァテマラで採用されていたというのも興味深い。

もしかすると、ゲイシャ種が誕生の地エチオピアより、パナマの土地の方が相性良く、風味がよく出たのと同じく、ルイルもケニアよりグァテマラのアティトランが好相性だったのかも。

恐らく、少し前にグァテマラ全土で病害虫による被害が拡大したことで、ルイルを採用されたのかもしれない。(私の勝手な推測)

と、まぁ、品種のことは置いておいて、早ければ来月、カレドニア農園の極上ナチュラルを皆様のお楽しみ頂けます。

カッピングの後は、昼食をご馳走になった。

グァテマラの一般的な料理で、手前左側は豆のペースト、右側はアボカドのペースト。

その上、左から豚肉の煮込み、豚皮の揚げ物、トルティーヤ

その上は、シシトウを焼いたもの(日本のシシトウより辛味が強い)タマネギとキューリ、トマトのサラダ(マリネ)

作ってくれたのは、こちらの親子。

美味しく頂きました。

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