自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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中米視察

受付開始

2024年3月21日 

昨日の日記に「夜話の会」の動画付きグァテマラ飲み比べセットのことを書いたら、早くも直メールでお申し込み下さる方がいらっしゃったり、北白川焙煎所へお越しになって「もし、あったら」とご購入下さるお客様がいらっしゃったり。

無事動画も完成していたので、豆3種類とQRコードを読み込んで頂き、お分けすることができた。

が、先日の夜話用に焙煎したものの残りがほんの少しあっただけなので、イレギュラーでの販売。

で、本日無事サイトの方も作れたので、ただいまから【グァテマラ飲み比べセット・夜話の会の動画付き】のご予約を開始。

焙煎は明日か明後日になるので、発送は25日以降になります。

3種飲み比べセット

・ アンティグア・カペティージョ農園・ブルボン・ウォッシュド

・ アンティグア・カペティージョ農園・パカマラ・ナチュラル

・ アティトラン・カレドニア農園・ブルボン・ハニー

の3種類をそれぞれ豆(粉)80gと、3種類のドリップバッグ各1袋。

飲み比べと言いつつも、抽出器具が一つしかないから一度に抽出できない、と言う方も多いと思うので、3種類のドリップバッグを各1袋つけることにしました。

ドリップバッグなら、カップとお湯があれば、一度に全部淹れられるので楽ちん♪

4種飲み比べセット

上記に加え、現在販売中の限定珈琲「アティトラン・カレドニア農園・ブルボン・ナチュラル」をセットにしたものなので、4種類の飲み比べができます。

多分、こんなマニアックなものをご注文下さるお客様は、さして多くないと思うので、すぐに売り切れるとは思いませんが、ご希望の方はお早めに。

なお、こちらは一度に焙煎してそれを送り終え次第販売終了となりますので、1週間以上の先日付指定は受け付けられません。(豆が古くなってしまうので)

どうぞご了承くださいませ。

ただいま準備中

2024年3月5日 

今日は北白川焙煎所も定休日だったので、私もお休みを頂いていたのだが、そういう日にはどうしても打ち合わせやら営業中にできない仕事などをしなくてはならず、結局は北白川へ行ってデスクワークをしたり。

ついでに、3件ほど配達もしなくてはならなくなったので、車を飛ばして河原町三条~四条~烏丸へ。

そうしていると、髙島屋S.C.店から昨夜コーヒー豆が予想以上に売れたので、できれば豆を持ってきてほしいと連絡が入って、急ぎブレンドをして持って行ったり。

でも、おかげさまで髙島屋S.C.店では期間限定販売中の「スイート モカブレンド」が絶好調で、試香器で香りを試してくださったお客様の多くがお求めになるので、毎日追加で豆を運んでいる気がする。

一応、3月15日までは販売を継続する予定ですが、生豆がなくなったら期間中でも販売終了となります。

春らしい爽やかで華やかな香りのブレンド、ぜひお試しください。

さて、そんな休日とは思えない慌ただしい一日の中、来週末に開催する夜話の会用の資料もまとめなくてはならず、話す内容の整理と進行を書き留めつつ、話の進行に合わせて使う写真を選んでみた。

そんな中で、写真を選びながら改めて現地で驚いたことを思い出した。

アティトランの農園に着いて、最初に案内されたのは精選所。

水洗式の機械に運ばれるチェリーも、ナチュラル精選中のアフリカンベッドに敷き詰められたチェリーを見ても、非常に熟度の高い、本当に完熟豆だけが摘み取られていることが分かる。

そして、日本に送られる豆の木が植わっている、最高標高エリアで収穫している人たちのカゴの中を見ると、これまた完熟したものばかり。

山の傾斜に造られている農園の山頂付近から、少し下りてきたところでは、今日の収穫を終え、袋に詰めて下山するところだった。

袋の中を見せてもらったら・・・

なんと、半分近くが未熟な緑色をしているではないか!?

この農園は、完熟チェリーだけをしっかりピッキングしている超優良農園だと思っていたのに、もしかしたら、こんな未熟な豆も混ぜて出荷しているのだろうか?

でも、精選所で見る限り、こんな未熟な豆は全く混ざっていなかった。

では、これはどうしたことなのだろうか?

ということで、その答えは16日の夜、夜話の会で。

コーヒー業界のあまり知られたくないであろう裏側をこっそり教えてしまいます。

第10回 珈琲夜話の会は、3月16日(土)18:30~

下鴨本店で開催いたします。

ご予約はお電話で

075-706-8809

番外編

2024年2月20日 

この前の日記で、ひとまずグァテマラ視察記は終わりの予定だったが、一つだけ今までかつてなかった、と言うか、ヴェルディのスタッフ一同私のことを鋼鉄の胃袋を持つ男と思っているようなのだが、実は今回やってしまったのだった。

グァテマラ版ケンタッキーと言われる「ポジョ カンペーロ」

街中を車で走っていると、けっこうな頻度で目にするお店で、グァテマラでは気軽に利用できるファストフード店とのことだった。

せっかくなら地元のソウルフードをぜひ食べてみたいと思っていたのだが、産地からグァテマラシティへ戻る前日、ホテルの近くで銃を使った傷害事件が発生したとのことで、ホテルからの外出が一切禁止になり、残念ながらフライドチキンを食べには行けなかった。

が、グァテマラの空港でふと見るとポジョカンペーロ。

搭乗までに1時間以上余裕があったので、思わず食べてしまった。

味の方は、日本のケンタッキーより味気なく、無条件で渡されたケチャップをつけてちょうど良い感じ。

ただ、肉厚はケンタッキーよりもしっかりしていて、逆に衣の比率が低いので、あまり味がしなかったのかも。

で、食べながら、ちょっと胃が重いなぁ・・・と思ったのだが、中継地のメキシコに降りたあたりから、ちょっとお腹がグルグル言い出して、日本に向けて離陸した直後あたりから、ちょっと脂汗が・・・

アフリカでも、パプアでも、他の人たちがお腹の不調を訴える中、私は元気に最後までなんでも食べていたのだが、まさかのグァテマラでやってしまった。

多分、油が悪かったのだろう。

アフリカでは、ハミガキもミネラルウォーターを使わねばだったし、ホテルであろうと、レストランであろうと、グラスに氷が入っていたら、絶対グラスは使わず、瓶から直接飲み物を飲むようにして、かなり慎重にしていたのだが、グァテマラはそんなことも気にしなくて大丈夫ということで、少し気が緩んでいたのかもしれない。

まぁ、でもともかく最終日の飛行機に乗る前だったので、旅行中は全ての食事を食べられたので良かったことにしよう。

と言うことで、皆様もアフリカや中米へ行ったときは気をつけましょう。

街と食べ物

2024年2月18日 

グァテマラ旅行記も今日で一区切り。

これまでは、農園やコーヒー関係施設について書いてきたので、最後はグァテマラの街と食べ物について。

首都グァテマラシティは、治安が非常に悪いと言うことで、今回アテンドして下さった商社の方からも外出は控えるよういわれていたため、あまり街歩きはできなかった。

が、まぁ、生産国でも農園近辺は田舎感が漂うものの、首都は不通に都会。

グァテマラシティの交通は、車とバスのみ。

地下鉄を含む鉄道が走っていないので、どこへ行くにもバスか自動車になるため、市内は常に渋滞している。

週末の夕方になると、さらに渋滞は激しく、現地の人曰く「徒歩なら15分のところ、車だと30分~1時間かかることもある」らしい。

それでも徒歩ではなく車に乗るのは、少なくとも日本人の場合、徒歩は危険だからだそう。

しかし、首都から少し離れると、生産国でよくみられる露店で果物が売られている。

アフリカでは、バナナが売られているところをよく見かけたが、グァテマラは瓜系のフルーツやヤシの実が多く見られた。

こういった光景も、産地ではよく見かける。

グァテマラでは、コカコーラよりペプシの方が多いように感じた。

さらに農村部に入っていくと、馬に乗った人が牛を引き連れている光景も。

お昼過ぎに農園近辺に入ると、朝、収穫したピッカーさんたちが、仕事を終えて道端で寛いでいた。

グァテマラは火山の国。

四方を富士山クラスの火山に囲まれており、見ていると時折噴煙を上げる活火山も。

京都も盆地だが、大文字山とか、高くても比叡山。

ところが、グァテマラの場合は、概ね3700m以上の山々なので、圧迫感が尋常ではなかった。

あまり食事のことをアップしたら、家族に「仕事にかこつけて、美味しいもの食べて」と妬まれるので、あまり書いてこなかったが、最後にグァテマラで食べた食事のことなど。

レストランに入るとき、日本でもペット同伴禁止の看板を見かけることはあるのだが・・・・

グァテマラの場合、ペント同伴と同列に、銃持ち込み禁止も書かれている。

食べたいもののリクエストを訊かれたとき、現地の輸出会社(グァテマラ人)の方に、この国の料理を食べたいと言ったら、タコスの店に連れていかれた。

イチオシのアボカドとエビのタコス。

そして、ナチョスも一般的によく食べられているが、あまり辛くは作られていない。

スペイン的な料理もメニューによく載っていた。

そして、やはり肉をよく食べるようで、今回の旅行中にも「グァテマラビーフ」「ニカラグアンビーフ」「アルゼンチンビーフ」の店に連れて行っていただいた。

↓こちらはアルゼンチンビーフ

トルティーヤが刺さって添えられているのは、黒っぽいのが豆のペースト。

緑はアボカドのディップで「ワカモレ」と言われるもの。

この豆とワカモレは、どこへ行っても付け合わせとして出てきた。

↓こちらはニカラグアンビーフ

以前、中米に駐在している商社の方から「ニカラグアンビーフは世界一美味しい」と聞いていたので、一度食べてみたいと思っていたが、念願かなって頂けた。

たしかに、しっかりと歯ごたえのある赤身なのに、歯ごたえと柔らかさが共存していて、肉の旨味もしっかり。

でも、世界一とは思わなかった。

↓こちらはグァテマラビーフ

お店のランクなどもあるかと思うが、このグァテマラビーフも非常に美味しかった。

日本の牛肉は、世界に誇る品質だと思うが、赤身の肉の方が好きな私としては、やはりブラジルで食べたものや、こういった中南米の赤身も好き。

円安が続く昨今、物価的に見ると、生産国も日本とあまり変わらないが、こと食事に関して言うと、このボリュームの肉を日本で食べたと考えたら、だいたい半分くらいの金額。

ただ、農園以外ではあまり動くことができなかったので、ちょっと体重も増えてしまった。

これから頑張って減らさねば・・・

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