毎年ゴールデンウィーク期間中は、カレンダーの並びによって随分とお客様の動向も変わってくる。
昨日の下鴨店は、モーニングが穏やかで、お昼過ぎに少し込み合ったが、一日を通してそんなに慌ただしいと言う感じではなかった。
一夜明けて今日は、モーニングから非常に慌ただしく、8時から10時半までの2時間半、トースターが空いている瞬間もないほどで、トースターのサーモスタットが働いてしまい、途中うちわであおいで温度を下げなくてはならないほど。
だが、お昼過ぎから午後3時前まではスカッと空白の2時間・・・
これはヤバイと思っていた次の瞬間から、別の意味でヤバイ状態になり、ひたすら抽出に追われて一日が終わった。
そんなゴールデンウィークが始まった昨日と今日は、スカルピアの悪だくみブレンドをお召し上がりくださったお客様の多くが豆もお求めくださるという感じで、多めに作ったつもりが足りないほど。
さらに、昨日から販売を開始した グレープ? も、この2日間で用意した分の2/3が売れてしまった。
そんなわけで、グレープ? お試しご希望のお客様はどうぞお早めに。
さて、一日バタバタと過ごした後は、少しリラックスして気持ちと体を落ち着かせたいところ。
今夜は何を聴こうかと思ったが、昨日ちょくちょくお越し下さる美人ママさんが、実はクラッシック好きだということが分かり、最近はベートーヴェンが好きだとおっしゃっていたので、私も久しぶりにベートーヴェンを
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
ブルーノ・ワルター指揮 フィラデルフィア管弦楽団
1946年録音のモノラルだが、思った以上に音質も良い録音。
ワルターの田園と言えば、コロンビアSOとのものが名盤として名高いのだが、このフィラデルフィア盤も私的には捨てがたい名盤だと思う。
全体にテンポも早く快活な田園で、晩年のステレオ録音が円熟の演奏で、実りの秋の田園風景だとすれば、こちらの田園は春の息吹といったところか。
テンポが速いからと言って雑になることなく、非常に細やかに一音一音が大切にされているし、生命の躍動が聞こえてくるような演奏。
個人的には、第3楽章のスケルツォの楽し気な躍動感と、野を吹き抜ける風のような清々しい弦の音色が好き。
そして第4楽章、同じオケの弦とは思えないほど。
第3楽章の爽やかな野を駆け巡る風から一変して嵐の風の音に。
終楽章は、牧歌的に演奏されることも多いのだが、ワルターは牧歌を通り越して大地の賛歌と言っても過言ではないようなダイナミックな演奏を聴かせてくれるが、決して大味にはならず、本当に緻密に一音一音を大切にしているのが聞き取れる。
当時のフィラデルフィアOは、金管が良いと言われていたが、むしろこの弦楽器あってのフィラデルフィアサウンドなのだろうと思った。
たまにはベートーヴェンもいいものですねぇ。
と言うことで、あと4日、頑張ろう。