自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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今日のVerdi

けっこう好評

2024年12月5日 

今日は、モーニングの時間から立て続けに抹茶トーストのご注文が入った。

お召し上がりくださったお客様からもご好評いただき、好調な滑り出し。

このペースだと、12月末まで抹茶がもちそうにないので、お召し上がりになりたい方はどうぞお早めに。

そんな新商品が好調な下鴨だったが、今日は閉店後に髙島屋へ行かねばならない用事があったので、せっかくならということで京都髙島屋S.C.店の限定ドリンク「ホワイト モカ カプチーノ」を飲んでみた。

試作の時点で一度飲んではいるが、仕事で試飲するのと、実際にお代を払って購入して飲むのでは、味は変わらないものの、感覚が違うので、まずは実際にお代を払って飲むことにしている。

今回の限定ドリンク、なかなか人気が高いようで、今までの限定ドリンクよりも多くのお客様にお楽しみ頂いている様子。

寒い日に甘いカプチーノ、ちょっと幸せな気分になれるかも。

下鴨の限定ドリンクは、ドリップコーヒーベースになるところ、髙島屋はエスプレッソマシンがあるので、より幅広いものが提供できる。

街中へ出た時など、よろしければお立ち寄りください。

400円の信頼関係

2024年10月31日 

少し前のこと、コーヒーを一杯(600円)お召し上がりになり、千円札でご精算になったお客様が、店を出てすぐ戻ってこられ「千円札を出したので、おつりが400円あるはずなのに、小銭入れの中に100円玉がない、ということは、おつりを受け取っていないのではないかと思う。」とおっしゃった。

ちょうどレジが混みあっていて、スタンプカードのハンコを押したり、そのカードをお返ししたりで、もしかしたらおつりを渡し忘れていたかも、と対応したスタッフは思ったらしい。

しかも、お顔を覚えている常連のお客様だったので、嘘をつかれるわけがないという信頼のもとで、レジから400円を出してお渡ししてしまっていた。

そのやりとりを私も横目で見てはいたが、他の接客中だったので、すぐに対応できず、お客様が400円を受け取ってお帰りになってから、「そういうときは、少しお待たせして申し訳ないけど、一度レジの現金チェックをして過不足がないかどうか確かめてからお渡しするように」と注意した。

そして、その日の営業終了後、レジ精算をしたら、現金誤差がちょうど400円マイナスになっていた。

多分、そのお客様にお渡しした400円だろうと予想はできるのだが、恐らくそのお客様も悪気はなく、どこか別のところに400円を入れてしまったものの、何気ない行動だったので、それを忘れて小銭入れに100円玉がなかったため、釣銭をもらい忘れたと言ってこられたのだろう、ということで、まぁ、仕方なかったというか、そのスタッフの勉強ということで私も今日までその出来事を忘れていた。

が、今日、そのお客様がご来店になり「この前はすみませんでした、別のところに400円あったのでお返しします。」と400円を持ってこられた。

たかが400円、されど400円。

400円少なかったからと言って、たちまちヴェルディの経営が行き詰まるという金額ではないことは、お客様もご承知のことだろうが、恐らくお客様からすると400円を不要にもらってしまうことで、ヴェルディに来店するのが後ろめたくなったり、自分の信用が損なわれることの方が金額以上に重くお感じになったのだと思う。

お客様が故意に嘘をつかれるはずはない、という店とお客様の信頼関係でお渡しした400円。

たとえ少額でも、自分の勘違いで多くもらってしまったことに対して、間違っていたと正直に言ってご返却くださった400円

長く営業を続けるということは、金額の大小とは関係なくお客様と店との信頼関係あってのことだと改めて実感した出来事。

常に、お客様に対して正直できちんとした営業をしなくては、と改めて思い知らされた10月最後の一日だった。

どっちのジンクス?

2024年10月27日 

今日は選挙サンデー!

ヴェルディは開業当初から「選挙の朝は忙しい」というジンクスがある。

投票を済ませてそのまま朝食をとりにヴェルディへお越し下さる方が多いということだろうと思っていた。

一方で、四条河原町の百貨店で「大北海道展」が開催されるとお客様が少なくなるというジンクスもある。

この週末から髙島屋では北海道展が開催されており、私も豆の納品に行くと、駐車場がいつもの数倍混んでいるのを目の当たりにしていたので、さぁ、どっちのジンクスが強いか?と思いながら今朝を迎えて。

かく言う私も、今朝は出勤前、開門と同時に投票をしに会場となっている近所の小学校へ。

私が着いた時点で、すでに10名ほど並んでいて、7時キッカリに開門。

私は10番目くらいに投票用紙をもらったのだが、最初に投票用紙をもらって記入して投票箱の前に行った3名ほどは、投票箱の前で立って待っている。

何だろう?と思って見ていたら、選挙管理委員の人がおもむろにフタを開けて「中をご確認ください、何も入っていませんね」と言うと、先頭の人たちが「はい、確認しました」とこたえ、選挙管理員の人がフタを再度閉めて「では投票お願いします」と。

なるほど、投票所へ一番に行った人は、この確認の儀式に立ち会うわけね。

ということで、知らなかったことを一つ知ることができて、ちょっと知識が増えた。だからと言って何の役にもたたないけど・・・

で、肝心の店の方はと言うと、開店前には投票所と同じくらいお客様が並んでくださっていたが、その後が続かず、北海道展の勝ちかと思って焙煎担当に焙煎を始めるよう言ったら、一人ホールから人が減ったとたんに次々お客様がお越し下さって、カミさんと二人でてんやわんやの朝となった。

まぁ、今回のジンクス勝負は引き分けってところでしょうね。

さて、昨日は京都髙島屋S.C.【T8】開業1周年記念イベントの「コーヒーを楽しむ会」2回目。

先週に一度やっているので、段取りも分かり、スムーズに進行した。

私一人でしゃべることは多いのだが、他の珈琲店主さんと一緒に話をする機会はこれが初めてだったので、どうなるかと思ったが、ご参加くださったお客様からは「十年以上通っているのに、マスターの知らない一面が見られた」とか「初めて聞く内容も多くて面白かった」といったご意見を頂戴した。

トークショーは終了したものの、11月12日までは葦島珈琲様とのコラボ企画がまだ続くので、よろしければ四条河原町へおいでの際は、T8で営業している珈琲専門店2店舗へお運びください。

なつかしかった。

2024年10月23日 

下鴨店は連休明けの営業。

雨の予報だったが、お昼過ぎまでは晴天。

何かと慌ただしく一日が過ぎて行ったのだが、実は週末までに企画もののドリップバッグ用焙煎豆を53キロほど用意しなくてはならない。

焙煎豆で53キロということは、煎ると水分が飛んで重量が減るため、生豆段階では65キロほどの焙煎になる。

そんなわけで、通常の店売りや通販で使う分以外に10キロMAX焙煎を7回転しなくてはならないため、午後はけっこう詰めて焙煎をしようと思っていたところ、髙島屋S.C.店から連絡が入って、1周年記念ブレンドが売切れてしまったので早く欲しいと。

髙島屋のチラシにも掲載している1周年ブレンドなので、売り切れを長時間続けるわけにも行かず、その大量焙煎を横に置いて、まずは1周年記念ブレンドを焙煎して、急いで髙島屋へ。

届けて戻ったら、企画ものの豆の焙煎をスタート。

明日も引き続き焙煎をしなくてはなのだが、そんな時に限って人がいないため、明日届ける予定だった豆を車に積んで、閉店後に再び髙島屋へ。

髙島屋S.C.店へ行ってみたら、こちらも1周年記念の限定数量で販売していた「スイートモカブレンド」が、残り数十グラムになっていた。

と、そこへ、テイクアウトやイートインでスイートモカブレンドをご注文のお客様がおいでになったので、配送中ではあったが髙島屋S.C.店のカウンターで私が抽出。

お客様にもちょっと喜んでもらえてよかった。

さて、話は変わって、先日大宮通を走っていたら、ふと目についたのが「馬仙山」という看板。

これ、もしかしたら、以前宝ヶ池の乗馬クラブのところで営業していた町中華ではないか?

ということで、カミさんと一緒に行ってみた。

やはり、宝ヶ池から移転されていたらしいのだが、最後に行ったのは、まだ娘が小学生の低学年か幼稚園のときだったので、もうかれこれ10数年ぶり。

まずは焼き餃子。

水餃子も。

酢豚。

久し振りに赤っぽい酢豚を食べた。

中華丼

炒飯

最近、仕事が終わって、何か食べに行こうと思っても、時間的に開いているのは牛丼屋か王将しか選択肢がないということが多く、なかなか町中華へ行けなかったのだが、久しぶりに王道の町中華。

十数年ぶりの馬仙山、なんだか懐かしい味だった。

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