今日は、朝から打ち合わせやらなんやらで、結局一日スーツで過ごしてしまった。
で、夕方に帰宅して、何となく休みの日らしいこともしたいと思い、デュカプリオがオスカーとった映画でも見に行こうかと思ったが、そう言えば、娘たちをコナンに連れて行っていなかったってことで、名探偵コナンを見に行くことにした。
なんだかんだ言って、これも毎年の恒例行事になっているが、次女も高校生になり、いつまで父親と映画を見に行ってくれるものやら。
そう考えると、なんとなく子供の成長が嬉しいような、寂しいような。
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さて、代官山で朝ごはんを食べたら、自由が丘方面に向かった。
まず向かったのは、奥沢駅前にあるカフェ・アランチャートさん。
こちらは、バッハグループのお店で、焙煎機も Verdi と同じシリーズの一番小型のもの(Verdi は10キロ釜で、こちらのお店は、2.5キロ釜)
ブレンドを頂いたが、まさしくバッハ系の味と言うか、慣れ親しんだ味で、悪い意味ではなく、非常に普通に美味しく頂いた。
ただ、私の他に入ってきたお客様は、みなさんカレーを食べていらっしゃった。
この店は、コーヒーだけではなく、カレーもウリの店らしい。
いいなぁ・・・
続いて、アランチャートさんから徒歩1分ほどのところにある、ONIBUS COFFEE さんへ。
ここは、Verdi や、アランチャートさんとは正反対と言うか、今の東京の流行のコーヒーそのもの。
焙煎機の冷却槽にあった豆を見てみると、これは私たちの一番浅い焙煎度合いより、さらに3段ほど浅いもの。
店内でも飲めたのだが、テイクアウトしることにした。
それにしても、最近できた自家焙煎珈琲店と言うか、ロースターカフェと言うか、に行ってみると、端っこが破れたキャップをかぶって、ひげをはやして(ひげは私も人のこと言えないけど)薄汚いシャツとやぶれたジーンズ、鼻か口にピアスという風貌で仕事をしている人をよく見かける。
そういう姿を見て、「この人たちは、食品を扱っているという認識があるのだろうか?」と、思ってしまうのは、私がオッサンだからだろうか。
あるいは、今若者が飲んでいる『コーヒー』というものは、もはや食品ではなく、「ファッション」なのだろうか?
ここ数年の間にオープンしたお店へいくたび、なんだか考えてしまうことである。
続いて向かったのは、新宿南口に新たにオープンしたルミネの新店『 NEWoMan 』というファッションビル。
こちらには、日本初出店とか、話題の上陸系とかがいろいろ入っているので、行ってみたかったのだが、ビルの名前からして、男性は入り辛いか?と、思ったが、フロアを歩いてみると、スーツ姿の男性がぞろぞろ。
まぁ、新しい商業施設ができたら、視察の人は多いものですねぇ。
で、まずは、1階に入ったブルーボトル。
先日、ブルーボトルのブライアン氏がVerdi へ来たとき、「新宿は、スゲーことになってるぜ!」と言っていたので、「こんど東京へ行ったら、見に行くぜ!」と言った手前、行かない訳にはいかず。
確かにスゲーことになっていた。
もうブルーボトルは、清澄と青山各々2回行っているので、並んでまで飲むことはせず、スイーツを食べに上のフロアへ向かった。
で、おやつは『 ROSEMARY’S TOKYO 』へ。
フォッカッチャフレンチトースト・季節のフルーツとパフェ、ショコラ&オランジェを頂いた。
店内は、満席だったが、テラスならすぐに案内できるとのことだったので、テラスへ。
風が心地よくて、この日は絶好のテラス日和であった。
でも、ちょと食べすぎた。
続いては、こちらも日本初上陸と言う『 VERVE COFFEE ROASTERS 』へ。
店員さんに「パナマのエリダ農園のゲイシャがお勧めです」と言われたので、素直にエリダのゲイシャを注文。
エリダ農園の豆(当時販売していたのはカツーラ種)は、以前の Verdi の看板商品だったので、なんとなく愛着もあったし・・・
しかし、会計のときにびっくり「1,800円です♪」って、せんはっぴゃくえん?!
うちの店でも、何度かゲイシャは扱ってきたけど、最も高価と言われるエスメラルダのゲイシャでも、カップは一杯600円だったのに、その3倍もするのか?
次、うちで売るときの参考にしよう(ウソです、Verdi では、どんな高価な豆でも、一杯600円以上はつけません!多分)
ブラックで飲むと、強烈な酸っぱさの奥に、ほのかなゲイシャフレーバー。
砂糖を入れたら、それなりにゲイシャフレーバーを楽しめた。
こちらは今予想通り、今の東京で人気と言うか、上陸系コーヒーショップの味そのものであった。
そんなこんなで、東京食べ歩きの〆は、けっこうここで夕食をとることが多い『 いきなりステーキ 』へ。
いつもなら300グラムと言うところ、ちょっとお腹いっぱいだったので、サーロインを200グラムで注文。
なんと!カットして重さを量ったら200グラムジャスト!!
焼き場のお兄さんに「素晴らしい」と言ったら、「いやー、滅多に出ないんですけどね」と。
私も、今までにジャストを見たのは2回目、なんかいいことありそうな気がしたのだが、ふと目に留まった値段を見たら、サーロインステーキ200グラムが1,600円。
さっき飲んだコーヒーより200円安いではないか!?
珈琲屋の私が言うのもなんだが、あのゲイシャ一杯飲むなら、サーロインステーキ200グラムを選ぶなぁ・・・
そんなわけで、今回も体重を増やして京都へ戻るのであった。
土日、頑張って節制したが、まだ東京へ行く前と比べて600グラムも体重オーバー。
頑張らねば。