自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2018年12月

今年も有難うございました。

2018年12月31日 

早いもので、今年も今日で終わり。

大晦日の営業には、開店直後から多くのお客様にお越しいただき、慌ただしくも有難い一年の最終日でした。

今年も無事営業ができたことは、Verdi をご愛顧下さっている皆様のおかげ、心から感謝申し上げます。

今日は、朝から「良い年をお迎えください」がお見送りのご挨拶となっていましたが、「また明日も来るから」と言いながら店をお出になるお客様も多く、本当に有り難いこと。

明日からの新しい年も、皆様に美味しいコーヒーが提供できるよう、社員一同全力で取り組んでまいります。

そして、この年末年始は「今週の珈琲」として≪エチオピア・ゲシャビレッジ≫のゲイシャ・ナチュラルをお出ししています。

年末に焙煎したものは、あっという間になくなってしまい、本日追加で焙煎したので運が良ければ3が日はお出しできるのではないかと思います。

新たな一年、珈琲の飲み初めにぜひお試しいただければ幸いです。

それでは皆様、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

POWA POWA さんへ行ってみた

2018年12月30日 

本日30日から1月4日までは、久しぶりに下鴨のカウンターで珈琲を淹れさせていただく。

造形芸大店もいろいろと刺激的な部分はあるが、どちらかと言うとフードメニューについて考えることが多くなる。

その点やはりカウンターに立って目の前にいらっしゃるお客様に一杯ずつ抽出していると「珈琲屋だなぁ」という実感、さらに今日はおかげさまで多くのお客様がご来店下さったので、ほぼ珈琲を淹れていない時間がない状態だったので、久しぶりに初心に戻った気分で一日を過ごした。

 

さて、そんなわけで私の年末年始シフトは今日から始まったのだが、造形が休みの間は下鴨に入り、下鴨が休みに入ることには造形も営業をしているため、私は皆より一足先にお休みを頂いて、ちょっと掛川まで行ってきた。

掛川の少し先にある富士川サービスエリアで富士山を拝んでみた。

そして、掛川行きの目的である、ベーカリー POWA POWA さんに到着。

ここは、開業してからしばらくの間、スタッフとして Verdi を支えてくれた、みさとさんがご主人と一緒に切り盛りしているパン屋さん。

シンプルながら、しっかりとこの店の世界観が表現された店内。

ハード系のパンからペストリーまで、とてもクオリティーの高いパンがならぶ。

もともとはご主人のお母さまのお店だったのだが、みさとさんとご主人が結婚後に店に入って奮闘中。

店舗には飲食スーペースも併設されているのだが、しばらく使用されていなかったので、将来的にはそこに焙煎機を入れて自家焙煎珈琲を出す店にしたいというのがみさとさんの夢だった。

念願の焙煎機!

アルバイトとして働きたいと応募してきたときから、焙煎の勉強がしたいという希望だったので、ホールの合間にハンドピックや焙煎の理屈などを教えつつ、最後の方は生豆を買ってもらって、自分で焙煎の練習もしてもらっていたのだが、当時からずいぶんブランクもあったので、ちょっと勘が鈍っているようなことを言いつつ、当時彼女が Verdi で書き留めていたノートを見つつ、試行錯誤で焙煎をしている状態。

最初に焙煎した豆を一度 Verdi へ送ってもらい、味見をして修正点などを指摘したのだが、その部分を修正して焙煎したものがあったので、それを再び味見。

一番最初のテスト焙煎のときより、かなり良くなっていたのだが、もう少しボディ感を出すにはどうすべきか、私も実際に焙煎機をさわってみないと分からない部分も多いので、こんどは来年にでも焙煎をしに掛川へ来ようかと思う。

でも、10年も前に Verdi で修行してくれた人が、諦めることなく夢を持ち続け、こうして頑張っていこうとしている姿を見ると、本当にうれしくなるし、お互い頑張っていこうという気分になる。

大いに刺激を受けて掛川をあとにした。

 

で、せっかくここまで来たので、帰りは浜松に立ち寄ってうなぎを食べることに。

年末ということで、一番好きな店は閉まっている可能性もあったため、無難に駅近くの有名店「八百徳」さんで。

娘たちはうな重

私とカミさんは、うな茶

久しぶりに浜松のうなぎを美味しく頂いた。

でも、前から疑問に思っていたことが一つ。

「うな重」と「うな丼」ってどこが違うのだろうか?

ってことで、店の人に聞いてみたら、「ほかのところは、ちょっと変えてるところもあるらしいけど、うちは単にお重に入っているか丼に入っているかの違いだけですよ」とのこと。

要は、特に定義はないってことなのですね。

 

そんなわけで、今日はもう大晦日。

年末年始は私も店頭に立っております。

ぜひ Verdi で美味しい珈琲をお楽しみくださいませ。

 

 

最後はインドでしょう

2018年12月28日 


今日も寒いですねぇ・・・

今朝はちょっといつもと違う場所から日の出前を見ていた。

 

さて、昨日に引き続き、二日に分けてご紹介するサロンライヴの様子。

今日は、ドニゼッティの『ドン・パスクワーレ』より二重唱≪準備はできたわ≫です。

こちらもプログラムから転載させて頂きます。

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ドン・パスクワーレは大変な資産家。

彼は甥のエルネストに遺産を譲るため縁談を勧めるが、エルネストは「恋人(ノリーナ)がいるからいやだ」と断る。

すると、パスクワーレは「それなら私が結婚して子供を作って跡取りにする!」と主治医のマラテスタに相手探しを依頼する。

マラテスタは早速「希望通りの女性が見つかった。私の妹ソフローニアです」とパスクワーレに伝え、その娘の美しさを歌い上げる。

しかし、その娘はノリーナ(エルネストの恋人)、マラテスタはとある作戦を練っていた。

今回のサロンライヴを見ていて「日本のオペラ界は将来安泰だ」と確信したのであった。

 

で、日本のオペラ界に安心したら、今年最後のカリーを食べに烏丸紫明へ。

まずはサラダ。

パンチラトゥナサラダは温野菜のチーズ風味サラダで、これをパロタで包んで食べると、もう幸せ!

そして、カリーはバンガリオイスターマサラ。

ベンガル風のスパイス、パンチフォロンが効いていて、本当に味わい深い。

牡蠣のミルキーさとレモンピールの酸味も高相性!

もう、これで今年のカリーは思い残すことなし!

の、はずだったが、つい出来心で食べてしまった。

カスバフードコートのカレー。

もしかしたら、もう一度カレー食べおさめのやり直しをするかも。

食べおさめ

2018年12月27日 

寒波到来!

そういえば、何年か前の大みそかにものすごい大雪が降って、お正月はどうなることかと思ったら、元日は晴れて雪かきが大変だったものの多くのお客様にご来店いただいて一安心ということもあった。

この年末年始、かなり寒いようだが、どうなることでしょう。

 

さて、一昨日の日記で書いた通り、先日のサロンライヴの様子をほんの少しだけ。

今日お見せするのは、W.A.モーツァルト作曲 オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より二重唱≪手を取りあって≫。

当日配布されたプログラムから転載します。

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17世紀スペイン、セヴィリヤ。

希有の色男であるドン・ジョヴァンニは、今日も今日とて女性を魅了しようと、ちょうど結婚式を行っていた花嫁の村娘ツェルリーナに目をつける。

結婚式に参加している農民たちを自らの館に招待し、式を祝う体を装い美しい花嫁のツェルリーナと二人っきりとなる。

ツェルリーナは「結婚式の日に花婿が可哀そうだわ」と戸惑うが、ジョヴァンニの魅惑に勝てず心が揺れ動いてしまう。

果たして彼女は貞節を守ることができるのか・・・?

また、ぜひ歌いに来ていただきたいと思うのであった。

 

そして、いよいよ今年も残すところわずか。

で、大衆中華の食べおさめに次女を連れて七福家さんへ行ってきた。

豆腐とピータンのサラダ

これ、好きなんだけどポーションが大きいので、一人で行ったときは食べられない。

次女がいたので迷わず注文。

黒板メニューの麻婆茄子。

麻婆豆腐の豆腐が茄子になるだけかと思っていたら、全く違う味わいで、これもかなり美味しかった。

また黒板メニューにあったらマストかも。

上海風焼きそば

食事の最後は定番で〆

別腹は、次女曰く「口の中を火傷するヤツ」こと胡麻団子。

あまり日記にはアップしていないが、この一年もよく通わせていただきました。

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