自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2019年06月

来月は器楽月

2019年6月30日 

天気予報を見ていたら、今日は朝から雨が降るのかと思っていたが、いつもの時間に目が覚めて窓をあけてみたら、とりあえず雨は降っていなかったので、着替えて外に出たとたん、けっこう大粒の雨が降り始めたので今朝のウォーキングは中止。

これで鴨川まで行ってある程度歩いていたら、びしょ濡れになるところだったので、タイミング的には良かった。

 

さて、今日はサロンライヴ。

今回はびわ湖ホールのソリストをされていたソプラノの藤村江李奈さんとバリトンの砂場拓也さんにピアノの佐渡春菜さんの3名での開催となった。

足元が悪い中、多くのお客様にお越しいただき、とても良い雰囲気での会となった。

それにしても、今回は歌に応じて衣装変更があり、見ていて凄いなぁ、と思った。

まずは砂場さんがヴォルフの歌曲を披露

続いて藤村さんは、ドビッシーやプーランクといったフランス歌曲を熱唱

後半は魔笛の1幕からスタート、パパケーノの砂田さんとパミーナの藤村さん

2幕に変わったところで藤村さんは早着替えで変身!

パミーナがパパゲーナになったら、衣装も白からグリーンへ。

キャラクターの違いを歌声と衣装双方で表現された素敵なステージでした。

動画の方は、来週アップいたします。

どうぞご期待くださいませ。

 

そして、7月のサロンライヴは、珍しく歌のステージがない、器楽演奏のみの月間となります。

ヴェルディという店名からして歌のステージがメインになるのですが、夏の夕べのひととき、よろしければクラリネットや弦楽器の音色をお楽しみください。

 

次の一歩

2019年6月28日 

今朝は昨日以上にむし~っとした、湿気をはらんだ空気が肌にまとわりつくような感じ。

大文字山も全く見えなかった。

 

さて、造形芸大店の改装も第一弾が終了し、8月の第二弾(実はこっちの方が大規模な改装)まで店の営業も踊り場っぽい感じになってきたので、次のことに向かって準備を進めているところ。

今月中旬から、私は今までやったことのなかった新たな販路にチャレンジしようと準備を進めているのだが、そちらでは既存の見せ方売り方とはちょっと違ったものにしようと思い、パッケージデザインを大胆に変えようということになった。

そこで、造形芸大の母体である瓜生山学園の中にある専門学校、京都芸術デザイン専門学校と産学連携と言ったら大袈裟だが、専門学校の授業で Verdi の豆袋のパッケージデザインを作って頂くことになった。

そんなわけで、今日はそのためのオリエンテーション。

専門学校の学生さん25名が来店してくださって、半々に分かれてどのようなデザインを求めているかの説明グループと、実際にデザインして頂く袋に入る珈琲の試飲をしてもらった。

先日、小山薫堂副学長の豆パッケージデザインのオリエンテーションに参加してくれた芸大生12名は、小山氏の「ブルーボトル知ってる?」という問いかけに一人も知っている人がいなかったのに、今回は25名中5名がブルーボトルを知っていて、その中の4名は実際に飲んでいた。

話していると、なんだか、大学と専門って、ちょっとアンテナも違うような雰囲気でなかなか面白い。

PCに例えるなら、ハードディスクの大学に対して、CPUの専門という感じか。

出てくる質問も、今回はより具体的かつ実践的なものが多く、テーマとしては「珈琲のパッケージデザイン」という、ほぼ同じものでありながら、全く違う雰囲気で面白かった。

お盆前には、新路線のパッケージデザインもできる予定なので楽しみである。

どうでもいいこと

2019年6月28日 

今朝はじめっとしていてむしっとしていて、ともかく清々しいという表現は対極にある朝であった。

歩いている途中からポツポツと降りはじめたが、まぁ、なんとか自宅に着くまでもった感じ。

 

さて、どうでもよいことなのだが、毎日体重を量っていて、この体重計は本当に正確なのか?と思って、まず朝起きたらすぐに体重を量ってみた。

次いで、トイレに行ってから量ってみたら、ちゃんと少し体重が減っていたので、こんどは200cc入るコップで水を一杯飲んでから体重計に乗ってみたら、さっきより190g増えていた。

ってことは、わが家の体重計は正確ってことだろうか。

もうちょっと体重減っていると思っていたのに、これが現実。嫌だなぁ・・・

 

もう一つどうでもいいことなのだが、最近私は鴨川ウォーキングを終えて帰宅したら、腹筋をしてから豆乳を飲んでシャワーをしてバナナとヨーグルトとナッツの朝食をとって出勤している。

で、昨夜スーパーへ買い物に行ったら、いつも飲んでいる「無調整豆乳」が売切れていた。

仕方なく、今朝は「調整豆乳」を飲んだのだが、これがものすごく気持ち悪い味だった。

でも、以前は調整豆乳を普通に飲めていたし、むしろ無調整豆乳は飲みにくく感じていたのだが、無調整の方に慣れてしまうと、いろいろ入っている調整豆乳が気持ち悪い味に感じてしまう。

 

そういえば、昔師匠である田口護氏に「欠点豆の味を知らなくて良いのでしょうか?」ときいたとき、「良い珈琲の味さえ知っていたら、悪い味が少しでも混ざっていたらすぐに分かるから不要なものを飲んで舌を濁らせる必要はない」と言われたことを思い出す。

まぁ、ブラジルで珈琲鑑定士の資格を取るときは、そういう悪い味も「これはこの悪い味」と詳細に指摘できないとテストに合格しないので、鑑定士の勉強をしているときはあえて悪い豆の味も分かるようにカッピングしていたのだが、たしかに不要なものが入っていないものを口にしていたら、添加物や悪い味というものに敏感になるもの。

逆を言えば、常に添加物や良くないものを口にしていたら、ロクでもないものを美味しいと感じてしまったり、普通に飲めたり(食べたり)できるようになってしまうということなのだろう。

飲食を仕事にするものとしては、心してよいものを口にしていなくてはと思ったひと時であった。

Vice Blend

2019年6月26日 

先週の改装オープンから造形芸大店では新たなブレンドを販売している。

その名も Vice Blend(ヴァイスブレンド)。

京都造形芸術大学の情報サイト 瓜生通信 の企画で、同大の副学長も務めていらっしゃる小山薫堂氏と対談した折、小山さんの好みに合わせたブレンドを作ったのだが、それがいよいよお披露目になったわけである。

そして、せっかくならそのテイクアウト袋に貼るシールのデザインを学生に考えてもらおうということで、今日はコンペに応募を希望する学生さん向けのオリエンテーションを行った。

通常こういったコンペの説明会は放課後の午後5時以降に開催することが多いのだが、小山薫堂副学長のスケジュールの都合で午後3時からの開催となった。

授業などで参加できない学生さんも少なくなかったと思うが、12名の学生さんたちが参加してくれて、小山氏のお話と質疑応答が活発の行われた。

学生さんたちからの質問にもていねいに対応される小山氏、よくよく考えたら、採用された学生さんは学生でありながら、実際にお客様に提供する商品のデザインができると同時に、就活のときに実績として提出するポートフォリオなどに「小山薫堂氏プロデュースの珈琲豆テイクアウトパッケージデザインを製作」と書けるわけで、これはすごいことではないかと思う。

素敵なデザインが出てきたらいいなぁ、と思う。

 

そのヴァイスブレンドは、中深煎り~深煎りの境界線上にある豆をブレンドした、ほろ苦さとキレのある後味に、コクと甘みを楽しめるものになっています。

小山薫堂氏が副学長を務めているという関係上、造形芸大店のみでの販売となります。(下鴨本店と通販ではお求めいただけません)ぜひ造形芸大店へおいでの際はおためしくださいませ。

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