自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2020年03月

たまにはラーメン

2020年3月31日 

今朝はどんよりと曇っていたが、そんなに寒くもなく心地よく歩けた。

今日の後半からは雨ということだが、桜が満開の時期に雨が降ると、散ってしまうのみならず色が悪くなるからちょっと嫌だなぁと思ったり。

なるべく長い間、ブルーシートのない桜満開の鴨川沿いを歩きたいものである。

さて、今日は予定していた商談がコロナのせいでキャンセルになってしまったので、ランチは何かを食べに行こうと言うことになった。

で、それなら普段はめったに食べないものにしよう、と思ってラーメンを食べに行くことにした。

どうせならめったに食べないラーメン、めったに行かないところに行こうということで、ネットで検索して決めたお店はここ。

支那そば 王王軒。

かなりの人気店ということで、早めに出かけたのだが、次々とお客様が入ってきて、ウエイティングはかかるものの、回転が良いのでどんどんまわっている感じ。

メニューはこんな感じ。

魚介出汁のとんこつしょうゆ

魚介出汁のとんこつ系で、どこか懐かしい味のスープ。

人気No.1という肉と玉子をトッピングしたものを頂いた。

麺は細め

なんだかありそうでない味で、年に数回しか食べないラーメンではあるが、レパートリーに入れたい一軒であった。

ラーメンのあとは、ちょっとスイーツなども食べに行ったのだが、そのことについてはまたいずれ機会があったら。

帰宅途中、魅力的な看板をスルーすることができず、つい・・・

新鮮な鯛がたっぷりのって、そこに生卵としょうゆをかけて食べる。一杯880円

これもまた食べに来たい一品。

気分も沈みがちな昨今、3つの密を避けつつ、美味しいものを食べて少しは元気になりましょう!

コロナに思う

2020年3月30日 

今朝は久し振りに歩けた。

でも、どんより曇っていてちょっと寒い。

手袋をせずに出たら、けっこう手が寒かった。

さて、このところウイルスの蔓延もあって、明るいニュースが少ない。

何か楽しいことはないかと探すものの、なかなかポジティブなニュースがなくて、楽しい日記が書きにくい。

そんなわけで、店舗を運営している者として、政府にぜひ考えてほしいこと。

まず、「自粛」というけど、それって責任を個々に押し付けているだけなので、このさいダメならダメで不要不急ではない事業所以外は営業を停止するように命令してほしい。

でも、そうなったら何が起こるかというと、私たちのように店を営業しているものは収入がゼロになるだけではなく固定費がかかってくるからゼロではなくマイナスになるわけで、だから「自粛しろ」と言われてもマイナス幅を少しでも減らすために営業を続けないといけないわけである。

そして、いよいよ休業を余儀なくされた場合、テナントを貸している側は満額収入があって、借りている側だけが破綻の危機に瀕することになる。

そこで政府は営業休止する店舗の家主に対して、賃料の減免をしたら、その減免幅に比例して固定資産税も減免するというふうにする。

現金のばらまきも検討しているようだが、大手のテナントビルなどは剰余金でなんとか対応していただくとして、それこそ個人家主で賃料収入がないと困るような人に対しては、その減免額に応じて、しっかりと支給すれば良いのではないだろうか。

一方、全く減免しない家主に対しては、固定資産税を10倍にするとかして、その税収増分を中小零細店舗や個人家主のマイナスを埋める原資にあてる。

訳して、「弱者だけが痛みをこらえたり、潰れたりするのではなく、みんなで痛みを分け合おうよ!」税制

なんてことをやってくれたら、店舗も休業をしやすくなるのではないかと思ったり。

絶対実現するわけないと確信しつつも、そんなことを考えてしまう。

そんなわけで、なんでもいいから、現金をばらまこうというのには、あまり賛同しかねるが、いろいろな立場で、どういう政策が有難いかをしっかりヒアリングして、商品券とか現金とかを少しもらうより、こうしてほしいという意見を吸い上げて考えてほしいと思う今日この頃。

無利子でお金を貸してもらっても、結局無収入で固定費だけ垂れ流して増えた借金を返すのって、景気が多少良くなっても大変なことだと思う。

なんて、アホなことを書いてしまったが、早く楽しいことをいろいろ書けるようになってほしいものである。

隠れた人気商品

2020年3月29日 

今朝は起きて窓を開けたら雨・・・

ちょっと体がなまりはじめているので、明日は元気に歩きたい。

そんな体がなまってきている今日は、朝一で下鴨に出勤して焙煎からスタート。

このところ、私が扱うのは造形芸大の5キロ釜なので、久しぶりに下鴨の10キロ釜を動かしたら、ちょっととまどってしまったが、やはり扱いやすいのは下鴨の10キロ釜だなぁ、と思った。

感覚としては、ずっと3000ccの3ナンバー車に乗っていた人が、しばらく1500ccの5ナンバー車に乗っていて、乗り慣れたらそれも良いのだが、やはり久しぶりに3000ccに乗ったら乗り心地が良かったというところだろうか。

で、久しぶりに日曜日の朝に下鴨にいたら、10年来のお客様がたくさんおいでくださっていて有難いことであった。

4キロ×2種と8キロ×2種の合計24キロ焙煎したら、こんどは造形芸大店へ。

政府や地方行政機関の外出自粛要請もあり、また学校も稼働していないこともあり、このところ普段よりずいぶんお客様が少ない造形芸大店ではあるが、想像よりは多くのお客様にお越し頂いて、こちらも有難いことであった。

まぁ、ちょうどお客様同士の距離がいい感じで離れてお座りいただけたのではないだろうか。

そんな状況だったので、今日は久し振りにランチをとりに外へ出た。

向かった先は、ご近所の中華「叡」さん。

こちらは、ご主人が毎朝大原へ買い付けに行かれる、京野菜とあっさりとした味付けの中華で、上品に食べたいときには最適。

前菜の揚げワンタンとスープ、ホタテ炒めのサラダ。

赤大根や、白いラディッシュ、黒大根など珍しい野菜がたくさんで美味しく頂いた。

メインは、徳島産スズキと京野菜の揚げ物。

和食屋さんで出てきても違和感のない薄味と、野菜の味わい・食感をしっかり楽しめる揚げ具合。

いつもは、私のランチと言えばせいぜい10~15分しかとれないので、外でランチをとるとしたら斜向かいの牛丼屋さんくらいしか行けないのだが、お客様が少ないおかげで、久しぶりに美味しいあっさり中華を頂けた。

でも、私的にはゆっくりランチをとるより、多くのお客様にご来店頂きたいものである。

さて、話は全く違うが、造形芸大店で「カリープレート」をご注文頂くと、コーヒーかカフェ ラ テ、スパイスコーヒーの何れかがセットになっているのだが、あまりおいでにならない方は、ほとんどよ方がコーヒーかカフェ ラ テをお選びになる。

しかし、スパイスコーヒーをお召し上がりになった方の多くは、その後もスパイスコーヒーをご選択くださったり、セットではなく単品でもスパイスコーヒーをご注文下さることが少なくない。

実は、一度飲むとけっこうハマる人が多い、スパイスコーヒー

使っているスパイスは、この3種類。

店内でスパイスコーヒーをお楽しみ頂くことは勿論、テイクアウトでもぜひご利用くださいませ。

最後の一人

2020年3月27日 

今朝は外から雨音が聞こえていたので、その時点で目覚ましの時間を30分のばしてしまった。

すこしゆっくり寝られたのは良いのだが、せっかく桜が咲いているのにブルーシートのない鴨川沿いを歩けるチャンスだというのに、雨で歩けないのは少し残念。

さて、昨日は新社員の採用について書いたが、入る人がいるのは辞める人がいるから。

で、造形芸大店では今月に入ってこの3月で卒業する学生さんたちが、次々と最後のシフトに入り最後の「お疲れ様」を交わしていったが、ついに明日、オープンからずっと頑張ってくれていたアルバイトスタッフが最後のシフトに入る。

彼女が辞めると、オープンから造形芸大店で働いてくれていたアルバイトスタッフがすべて卒業してしまうことになり、少し寂しい。

先日は、退職するスタッフの手続きをするために採用時に提出された履歴書を見ていたが、そうすると面接時に話したことや、入社当時のことを思い出す。

ちょっと感傷的になってしまった。

そんなわけで、先日は閉店後の店で簡単な送別会をしてみた。

どこかのお店に行こうかとも思ったのだが、これまで短い人でも2年以上、長い人はオープンから、ずっと頑張ってくれていたので、最後は私が作った料理でも食べてもらおうかとカレーを作ってみた。

って、まぁ、私はカレーくらいしか作れない(こともないけど)からなぁ・・・

チキンビリヤニとピスタチオの野菜カレー温玉のせ

普通、送別会と言えば、居酒屋とか中華とかイタリアンとか、そういう選択肢になるのかもしれないが、まぁ、そういうお店はいつでも行けるけど、私が仕込みから全部ひとりで作るカリーは、恐らくもう二度と食べられないだろうから、こんなので我慢してもらった。

でも、きっとおいしかったと思う。

話は変わって、今日目についたもの二つ。

造形芸大の大階段上に鎮座する像の後ろ姿。

前から見ると雄々しいのだが、後ろから見るとなんだかかわいい。

そしてコレ

レジ〆をしていたら、ひときわ金ぴかに光る5円玉。

ひっくり返してみたら、令和の5円玉だった。

時代は流れるんですねぇ・・・

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