自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2020年10月

愛知でごはん

2020年10月31日 

本当に朝が寒くなってきましたねぇ・・・

ウォーキング中はすっかり日の出前。

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さて、先日はカミさんと大府の養鶏所へ行ってきたのだが、当然のごとく養鶏所視察だけで帰ってくるはずもなく、しっかり養鶏所近所のイタリアンを予約してから出発したのであった。

伺ったのは Sin-fonia さん。

こちらは常時30種類以上のパスタを用意しているということで、店に入ったらすぐのところに数多のパスタが小さなグラスに入って飾られている。

ランチセット(1,430円で前菜・パスタ・ドリンク付き)にオプションのアラカルトをいくつかつけて頂いた。

まずは本日の前菜「秋茄子のビシソワーズ」

茄子の風味がびしっとキマッテいる冷製スープ。

もうビシソワーズのシーズンでもないような気もするが、今年最後かな?と思いながら美味しく頂いた。

続いてオプションで注文した「砂肝のオニオングラタンスープ」

すくってみると

オニオングラタンスープ自体は、とてもオーソドックスな味で美味しく頂いたのだが、砂肝を入れる必要性はあまり感じなかった。

もう一品、オプションで「柿とゴルゴンゾーラのサラダ」

これは食材の組み合わせ、ドレッシングの味わい、食感など全体のバランスが良くとても美味しく頂いた。

パスタ、まずは「きのことカラスミのペペロンチーノ」

とても美味しいのだが、個人的にはきのこの味と食感がカラスミの旨味を阻害しているように感じて、きのこも水菜もなしで、カラスミとオリーブオイルにガーリックと唐辛子というシンプルな味付けで食べてみたい気がした。

でも、シンプルすぎるより、いろいろ入っている方が良いという方も多いと思うので、これはあくまで個人の好み。

続いて「エビのプッタネスカ」

本当はサンマのプッタネスカのはずだったが、この日はサンマの入荷がなかったということで。

パスタは「カサレッチェ」という断面が S 字になっているショートパスタ。

このパスタとプッタネスカの相性は素晴らしいと思った。

オプションでドルチェも頂いた。

カタラーナのクレープ包み。

こちらもクレープがなかったら、もっと美味しく頂けたと思うのだが、作り立てのクレープなら良いのだが、このクレープは完璧な蛇足。

コーヒーは、タンザニアをベースにブラジルとコロンビアをブレンドしたそう。

個人的嗜好としては全体に、もっとシンプルに、というか、皿の上を引き算で作りこんでくれたらなぁともいつつ、客観的には味付けも良くコストパフォーマンスはなかなか素晴らしいと思った。

近所にあったら、普段使いのお店としてちょくちょく利用しそう。

今日は、午後に少し雨が降ったりしていたが、夜はすっかり晴れてきれいな夜の空を見せてくれた。

芽が出てきた

2020年10月29日 

今朝、目が覚めたのは5時30分ごろ。

窓の外を見たら、なかなか東の空は美しかった。

で、6時に鴨川へ出たが、もう寝起きに見たワインレッドの空は薄いオレンジになっていた。

さて、先日ヌーラーニの教子さんからカレーリーフの実がついたままの枝を頂き、葉っぱは料理に使い、実は洗って種だけ出してプランターに植えてみた。

ネットで調べたら、完全に埋めてしまうより半分程度土から出して日の光にあてた方が良いということだったので、それに倣ってみたのだが、問題は気温。

25℃以上が良いということだったが、このところ冷えだしたので、昼間の屋内でも25℃をキープするのがギリギリで、夜は10℃台になってしまう。

そこで、昼間は焙煎機のすぐ横において、夜はカウンターの冷蔵庫などが並ぶ間に置けば、冷蔵庫の出す熱で少しは暖かいかと。

そうして2週間弱が経過。

今朝見てみたら・・・

ちょっとだけ芽が出てきた。

と、思いながら別の種を見てみたら・・・

これは発芽目前という感じ。

この調子でバッチリ発芽してほしいものだが、問題はその後で膝くらいの高さまで成長しないと、なかなか越冬は難しいらしい。

今までに何度かコーヒーの木を育てたものの、冬のお正月休み中に枯らしてしまうということがあったので、昨年はバックヤードのストック用大型冷凍冷蔵庫の横で越冬させたら、コーヒーの木はちゃんと生き残ってくれた。

カレーリーフは温度とともに太陽光も必要ということだが、なんとかこの冬を乗り切って、来年にはフレッシュのカレーリーフを使った美味しいカレーを提供できるようになりたい。

頑張ろう!

きっかけは六曜社

2020年10月28日 

お客様から本を貸していただきました。

 

名店 六曜社さんの、70年に渡る歴史が記された本です。

満洲引き上げから始まる物語は、まるで戦後の京都文化史のようでした。

 

フランソワ、築地、イノダコーヒー、前田珈琲…現存する数々の老舗が、まだ老舗とは呼ばれていなかった頃の様子も多く描かれています。

それぞれ全く別のお店だと思っていたけど、いやもちろんそうなんだけど、喫茶店好きのお客さんや異業種の文化人を介してそれぞれのお店に関連性が生まれ、”京都の喫茶文化” という1つのジャンルが形成されてきたんだと感じました。

 

15年ほど前、コーヒーを好きになるきっかけになった六曜社さん。

初めてお店を訪れ、あんまり好きじゃないけどコーヒーが有名らしいから、というなんとも失礼な感じで注文した一杯がものすごく美味しくて、それから週に2、3回のペースで通いました。

日付けこそ忘れてしまいましたが、あの時の店内の雰囲気や味の衝撃はかなり鮮明に残っています。

 

あの日の一杯が珈琲店に勤める今に繋がり、その仕事を通じて出会ったお客様に本を貸していただいて。

試行錯誤を重ねて営業を続ける登場人物の皆さんに学び、感銘を受け、恐縮ながら共感も覚えつつ拝読しました。

歴史というのは、努力と継続と時々起こる奇跡のような出会いや出来事が混ざり合って作られていくんですね。

 

せっかくなら本に出てくるお店を巡りながら読もうと思い立ち、改めて京都の老舗喫茶を堪能することもできました。

が、当の六曜社さんでこの本を開く勇気は出ず…

序盤に何度も登場するスマート珈琲での一枚を。

久しぶりのフレンチトースト、美味しかったです。

 

 

ヴェルディは創業17年

日々営業を重ねる中で、1人でも多くの方の記憶に忍び込めたら嬉しいです。

そんな思いで、明日もご来店心よりお待ちしております。

土田裕子

たまご!

2020年10月27日 

今朝はいつもより30分遅く歩き始めた。

すると、ちょうど日の出の時間であった。

出町柳の飛び石カメさんのところまできて見てみたら・・・

これは、なかなか凄いなぁ、と思った。

さて、そんな今日は歩き終わってシャワーをして軽く朝食をとったら車に乗って愛知県へ。

プリンの材料として、また芸大店の料理に使う玉子として指定銘柄にさせて頂いた「花井養鶏場」へ鶏の飼育状況と玉子の出荷管理を見学させて頂くために伺った。

花井養鶏場は愛知県でも随一の「名古屋コーチン」を飼育している養鶏場。

こちらでは、名古屋コーチンを中心に10万羽の採卵鶏を飼育されている。

だいたい120日で玉子を生み初め、1年間採卵鶏として飼育されるそうである。

産み落とされた玉子は、すぐに洗浄と選別をされて全国に出荷される。

水洗後、アルカリ水と酸性水で徹底洗浄と表面の殺菌を行い、その後ソーターにかけられて割れたものや血が多く混ざっているものを選別。

最終的に熟練工の方の最終選別を経て私たちのもとに届けられる。

エサのことについても、丁寧に解説して頂き、こちらの養鶏場の玉子がどれだけ安心安全で高品質なものかということがよく分かった。

Verdi のお客様に提供するものは、可能な限りトレーサビリティをしっかりするだけではなく、自分の目で見て確認したいと思っているが、今回の訪問でプリンはもちろん、キーマカリーにトッピングする温泉卵も安心お客様に「本当に良いものです」と言える自信がついた。

本当なら、今年はケニアとタンザニアへ行きたいと思っていたが、コロナのせいでアフリカの農園ではなく、愛知の養鶏場になってしまったが、生産現場の方と直接対話することは何においても大切だと思う一日であった。

チキン三昧

2020年10月26日 

日を追うごとに日の出の時間が遅くなっている気がする。

少しずつ川辺の桜も紅葉が進んでいるが、一番きれいな頃って私が歩く時間は暗かったりするんだよなぁ・・・

で、今朝はあまり朝焼けという感じではなかったものの、夕方の西の空はきれいだった。

さて、昨夜はバレエの発表会後にヌーラーニでカリーを頂いたが、実は一昨夜も同じところでインド料理に舌鼓を打っていた。

まぁ、私にとって二日連続でインド料理というのは全く珍しいことではないので普通のことと言えばそこまでだが・・・

そんなわけで、一昨夜のカリー。

先日 この方 と「久しぶりにカレー食べたいね」という話になり、ヌーラーニで食事をしたのだが、その後黒板メニューのチキンカリーを全部食べ比べようということになり、この日、ご友人の Cさんを加えた3名でそれが実現した。

まずは「ゴアン チキン カファレル」

素揚げしたカレーリーフが目立つが、汁気のない炒めチキンカリー。

爽やかでいて、深みのある味わいはこれまで食べたことのない一皿。

ココナツライスを合わせてみた。

続いて「ハイデラバディ チキンカリー」

こちらは前回、【辛さ2】で頂いたが、辛さは3あたりが最も香り引き立つように感じた。

濃厚なのに、思うほど脂っぽくない、複雑な風味のカリー。

チリのチャトニが供され、あわせるとまた美味。

そして、「ケララ チキンカリー」

個人的には、この夜のカリーの中で最も好みだった。

タマリンドをフューチャーしているということだったが、もっと酸味が強いかと思ったのに、とてもフルーティーな酸味と香り。

生のカレーリーフが良い風味を出していて、これは何度でも食べたくなる一皿。

レモンライスとの相性も抜群だった。

そして、黒板にも書かれていなかったが、先日のランチで提供されたと聞く「マイソール チキンカリー」というのも作って頂けるということだったので注文してしまった。

ココナツの風味と生姜の香りが印象的な、あっさりとしたカリーだった。

どれも全く違う味わいのチキンカリー4種類、こうして食べ比べると「インドのチキンカリー」とひとくくりにしてはいけないということが実感として分かる。

私も店でカリーを出しつつお客様と話をしていると、多くの日本人は「インドのチキンカリー」と言えば、バターチキンかチキンティッカマサラくらいしか思い浮かばないということは想像に難くないのだが、それらは両方とも北インドのチキンカリー。

今回頂いたのは全て南インド風なのだが、北と南という大きな違いだけでなく、南インドの中でもゴアとケララとハイデラバードとマイソールでは、こんなに味わいが違う。

まだまだ勉強だなぁ、と強く思うひと時、またしばらく白梅町通いが続きそうである。

ラストステージ

2020年10月25日 

今朝は寒かった。

けど、東の空は綺麗だった。

早いもので10月もあと1週間、冬の足音がはっきりと聞こえるような秋の日曜日、おかげさまで下鴨店も芸大店も多くのお客様にご来店いただいた。

そんな慌ただしかった日曜日、私は少し早めに上がらせてもらい、末娘が出演するバレエの会場へ。

今回、うちの娘はコールドで少し踊る程度だったので、普通だったら見に行かないようなステージなのだが、会場となっている「こども文化会館」は今夜の公演をもって閉館となるため、この会場最後のステージを見に行くことにしたというのが正直なところ。

こども文化会館、通称エンゼルハウスは、うちの娘たちが習っている(習っていた)バレエスクールの発表会で毎回使われていたので、私もかれこれ17年通っていた。

長女が4歳になるかならないかというのが初めての舞台だったので、本当に子どものお遊戯に毛が生えた程度の踊りをしていたころから、次女が演じたブラックスワンをピークに、その後も末娘のソロなど我が家にとっても思い出深い会場。

多くの子供たちの汗と涙と感動がしみ込んだホールだと思うと寂しさを感じるが、形あるものは無くなる運命、ちょっといつもとは違う感覚で見たホールそのもののラストステージであった。

終演後は、この会場でバレエを見た後の恒例となっていたヌーラーニへ。

末娘は昨夜から食べると決めていた「チリチキン」

私も、次回は食べようと決めていた「チキンサジャニの辛さ4」

今夜も大満足なカリーであった。

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