自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2020年12月

一年間有難うございました。

2020年12月31日 

昨夜から雪がちらほら

ちょっとだけ白くなっている出町柳からの景色。

もうちょっと積もるかと思ったが、うっすら雪化粧という感じの朝。

歩いていたら、雪の積もったベンチに可愛い紙袋が

ぱっと見た感じ、中には包装紙に包まれた何かが入っていたので、もしかしたら昨夜ここでプレゼントされたものを忘れてしまったのかも・・・

とか考えてしまった。

さて、昨夜は今年の食べおさめでインド料理を食べに行った。

西宮の先の方まで

本日のフィッシュサラダはカツオ。

鮮烈なドレッシングで、しょっぱなかな刺激的。

牡蠣のプラオとオイスターペッパーフライのセット。

このプラオ、牡蠣以外にもホタテや鮭、海老なども入っており超豪華。

香りだけでTKOされるほどであった。

このほかにもパヤニハリやチェチナードなども頂いた。

久し振りにヌーさんの料理を食べたら、「やっぱりコレだ!」という味。

思えばヌーさんと出会って早10年以上、私にとってインド料理のスタンダードがヌーさんの味になっていることを改めて思い知らされた。

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今日は終日下鴨のカウンターに立ったのだが、久しぶりに下鴨で一日珈琲を淹れていると、懐かしいお客様にお目にかかれたり、私が知らない常連さんがいらっしゃったり。

激動の一年の中で、こうして営業を続けられたのは、ひとえにお客様あってのこと。

久し振りの下鴨で、珈琲を淹れつつ、本当に有難いことだと実感させて頂いた。

そして、足繁く通って下さっているお客様の中には、ヴェルディの珈琲がスタンダードになっている方もいらっしゃると思う。

そんなお客様にとってのスタンダードが、本当に良いものであり続けるよう、来年も努力していかねばならないと心に誓った大晦日であった。

今年一年、誠に有難うございました。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

休日

2020年12月29日 

昨日で芸大店の年内営業が終了したこともあり、私は今日一日はお休みを頂くことにした。

そこで、日に日に悪化している左手の腱鞘炎、今日はステロイド注射を受けることになっていたので、医者へ行ったのだが、ちょっと不安で色々調べてみた。

すると、ステロイド注射を打ってもその後酷使していたら1か月後の状態は、打っても打たなくても大差ないようだったので医師に聞いてみたら、確かに手術をしなければ、一時しのぎの感は否めないということだった。

正月営業のことを考えたら、一時しのぎでも注射を打つべきかとも思ったが、先生が「ちょうど補助器具の人が来ているから、完全固定できるサポーターを装着して様子見てみますか」と言われ、親指と手首を完全固定できるものを装着することに。

かなり大げさになったが、やはり市販のサポーターとは全く違って、これなら負担がかからない。

これでダメだったら手術しかないので、なんとか治ってほしいなぁ・・・

医者を後にしたら、昼食は近所のスリランカカレー店「クルンドゥ」へ。

強烈な個性を放つカレーではないが、飽きの来ないプレートで、日常のカレーとしてちょくちょく食べたい味。

今回は三女を誘って来たのだが、娘とランチをとりながら考えてみたら、12月はまだ丸一日休んだ日がなかった。

そんなわけで、今日は手を休めるためにも完全休養することにして、午後から夜まで Amazon プライムでずっとホラー映画をみてしまった。

5本目にヨーロッパのサスペンス系ホラーを見終えて、日記を書こうとパソコンに向かったのだが、サポーターをせずにパソコンのキーボードを打つと、けっこう手首が痛くなるが、サポーターを着けていれば手首に負担がかからない。

でも、親指が動かないので「無変換」のキーを押すときがちょっと不便だったり、サポーターのはしっこがタッチバッドにあたって、カーソルが意図しない動きをするのがちょっと不便。

明日は、恐らく夕方までパソコンに向かうことになるので、ちょっと不安だが早くサポーターに慣れてスムーズにキーがたたけるように頑張ろう。

はやっ

2020年12月28日 

今朝はいつもの時間に起きたものの、雨が降っていたので久しぶりに朝のウォーキングはお休み。

歩けなかったのは残念だが、まぁ、たまには雨も降らねばですよね。

さて、今日で芸大店は年内の営業が終了。

学校の方が、明日から5日まで閉館となるため、ヴェルディ京都芸大店もその間は営業をお休みさせて頂く。

下鴨本店の方は、明日から3日まで休まず営業しているので、よろしければお運びくださいませ。

そんなわけで、今日はご来店下さった常連のお客様とは年末のご挨拶。

そんな中、いつも母娘でおいでのお客様に「今日で年内の営業は終わりです、1年間有難うございました」と言ったところ、年配のお母さまがお嬢様に「今、なんて言わはったん?」と訊かれた。

するとお嬢様が「ヴェルディさん、今年で終わりなんやって」と!

『まだ終わりません!!』

と言うことで、今年の営業は今日で終わりましたが、来年もヴェルディ京都芸術大店は営業します。どうぞよろしくお願いいたします。

そんな今日は、来年から販売開始する自家製「ミックスベリーのタルト」の最終試作。

これでレシピを完成させる予定だったが、もう一回だけ少し手を加えて、より美味しくなるようにしたいと思っている。

来年の芸大店にご期待くださいませ。

で、このミックスベリーのタルトに合う珈琲はと言うと、個人的には軽めの中煎りの中で、バランスよく甘みもある パナマ・トラディショナルティピカ がおすすめ。

そんなことを考えていたら、郵便物が届いた。

見てみたら・・・

はやっ!

理由

2020年12月27日 

今朝は手袋をしていても、手がかじかんでしまった。

このところ、何かと慌ただしくて1週間ほどインド料理を食べていなかったので、昨日はなんとしても食べたい!

と思って、家族を誘ってみたら、みんな行くと言ったので「じゃぁ、みんなで歩いて行こう!」と言ったところ、結局カミさんだけが自転車で来ることになり、娘たちは「車なら行く」などと情けないことを。

そんなわけで、私が徒歩で出発してから20分後にカミさんは自転車で白梅町へ。

恐らく彼女は私以上に運動不足なので、たまには歩いた方がいいんだけどなぁ・・・

で、頂いたのはこれ。

スペシャルチリチキンの辛さ4

ハニーバターナン

けっこう辛くしたチリチキンと、甘いハニーバターナンを合わせてみた。

これはこれで美味しかったのだが、私的にはハニーバターよりもマンゴーピュレなどをぬっている「ヌーラーニナン」の方が合うかも、と思った。

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さて、よく人から「どうしてそんなにインド料理が好きになったのか?」とか、「何がきっかけで食べるようになったのか?」と聞かれることがある。

それを語るには今から30年ほど前のことに言及しなくてはならない。

20代のある日、私は突如お酒を飲めない体になってしまった。

それまでは大丈夫だったのに、ビール1本で病院行きになり、検査の結果、肝臓の調子が悪く、アルコールを分解する酵素をほとんど出していないとのこと。

その後、社会人になって健康診断を受けるたび、採血をして成分検査をするたび肝臓関係の異常で再検査をするよう通知が来続け、10年前には精密検査をするための検査入院もしたのだが、結局原因は分からずじまい。

ともかく、アルコールの摂取はしないようにということで、この30年ほど乾杯のときに舐める程度しかお酒は摂取していない。

そうなると、食事をしに行ってもお酒が飲めないわけである。

基本的に、和食でもフレンチでもイタリアンでも、お酒を飲めない人は、あまり歓迎されないことが多い。

一応、私も気を遣って、ソフトドリンクを注文したり、ちょっと多めにオーダーしたりはするものの、一杯7~800円のソフトドリンクを飲んだところで店の利益は数百円程度。

しかし、ワインだとグラスでも料理毎に何杯か飲んでもらったら数千円の粗利益が出るし、1本数万円のワインを注文してもらったら、店の利益も万単位になるのだから、そりゃお酒を飲まない客は店にとっては有難い客ではない。

なので、差別はしないけど区別はされるという経験を多数してきた。

そもそもお酒は仕込み・調理の手間なく利益を得られる重要商材なので、人気店になればなるほど、飲まない客を座らせているということは、得られるはずだった利益の機会損失になってしまう。

そんなわけで、私が酒を飲まないのではなく、飲めないので、その分気は遣っているということを理解して下さっているお店にしか行かないようにしていた。

が、そういうお店に私が行くことで、本来お店が得られるはずだった利益を損ねてしまったら逆に迷惑をかけて申し訳ないので、だんだん足が遠のいてきた。

だって、ワイン好きの人が座ったら、数万円の利益を得られたはずなのに、私が予約して席をとってしまったことで利益が半減してしまったら、そりゃお店の人も面白くないでしょう。

そんなとき、一番寛容だったのがインド人。

インドという国は、宗教上の理由でお酒が飲めない人も大勢いるし、食べられる食材なども限定的な人が非常に多かったりするので、お酒が飲めないことなんて全く気にしない。

特にムスリムのインド人がやっているお店であれば、そもそも自分たちが決してお酒を飲まないので、客が飲まなくても何ら問題ないわけである。

そんなこんなで、インド料理店に行く比率が高くなるとともに、スパイスの魔力にどっぷりつかってしまったというのが正直なところ。

酒もタバコも断って久しい私としては、ある意味唯一の嗜好品がスパイスなのかもしれない。

そんなインド料理を食べた後に飲みたい珈琲と言えば、芸大店で出している「スパイスコーヒー」が一番に思い浮かぶが、ガツンとスパイスが効いた料理の後でも、決して負けない力強さを持ったコーヒーと言えば、ヴェルディ最深煎りの インディアAPAA

まったりとしたコクのある苦みは、スパイス料理の後でもしっかりとコーヒー感が楽しめます。

さすがインド産!

苦いコーヒーがお好きな方は、ぜひおためしくださいませ。

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