自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2022年04月

次回予告

2022年4月30日 

GW皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は気持ちの良い晴天でしたね。

3年ぶりの「緊急事態宣言なし」のGWということで、芸大店も今年は5月3日(火)の定休日を除き、休まず営業いたします。

GW初日の昨日は第二回珈琲夜話の会を開催いたしました。今回もお越しくださった皆様、ありがとうございました。

このセミナーの魅力はマスターのマニアックなお話が聞けるということ!

そしてもう一つの魅力は珈琲の飲み比べが出来るということ!です。

普段、何種類もの珈琲を飲み比べることはなかなかしないというか、出来ないことだと思います。

前回はエチオピアの豆3種類、今回はブラジルの豆5種類を飲み比べて頂きました。

この珈琲がどんな特徴があるかだけでなく、どこで、誰が、どの様な環境や土地で作られたか、精製方法などを聞きながら飲み比べると、さらにそれぞれの違いがよく分かり、とても面白いです。

さて、早速ですが次回の予告です。

第3回 「珈琲夜話の会」

6月25日(土)開催予定です!

第3回目のテーマは

“コーヒーの味は何で決まるのか”

〜上半分・下半分〜

です。

上半分…下半分…????????

これだけ聞くとなんのこっちゃとなりますが、話を聞いて私は衝撃をうけました!!!!!!!

今後、私の珈琲の選び方が根本的に変わるような気がします…。

上半分・下半分、気になる方は是非是非ご参加下さいませ。

皆様のご予約お待ちしております。

Instagramでもセミナーのお知らせやお店の情報などを投稿しておりますので宜しければ是非チェックしてみて下さい。

↓↓↓

珈琲夜話の会

2022年4月29日 

朝は降っていなかったが、昼間はけっこう激しい雨の一日。

やはり激しい雨だとお客様の足も湿りがち。

せっかくのゴールデンウィーク、明日以降は好天に恵まれてほしいものである。

雨の一日だったが、天気予報通り夕方には雨も上がり、晴れ間が見えてきた。

そんな雨上がりの夕方から、今日は第二回目の珈琲夜話の会。

ゴールデンウィーク初日なので、どれだけ集まって頂けるか分からなかったが、予想より多くの方にご参加いただき嬉しい限り。

今回は、「ブラジル」をテーマに1時間半お話させて頂いた。

今回は、合計5種類のブラジル産豆を試飲して頂きながら、ブラジルという国におけるコーヒー産業についていろいろと。

前回のエチオピアは、ちょっとマニアックすぎる内容になってしまったので、今回はもうちょっと一般的に分かりやすくしたつもりだった。

でも、やはりある程度コーヒーについての知識と経験がないと、分からないかも。

でも、今回も多くのご質問を頂いたということは、皆さんいろいろと感じながら聞いてくださっていたということで、良かったのではないかと思う。

次回は(って、もう次回をやるつもりでいるが)生産国についてではなく、珈琲の精選についてやっても面白いかと思う。

意外と知っているようで知らない分野かも。

そんなわけで、参加してみようかと思いながら、今回ご参加いただけなかった方も、次回は是非。

借り物

2022年4月28日 

今日はけっこう涼しかった。

でも、昼間はパーカーを羽織って外に出たらちょっと汗ばむほど。

このところアイスコーヒーの比率が高くなってきたが、今日はどっちつかずだったので、人によって感じ方も違った様子。

そんなどっちつかずの陽気の午後、店長の山下が「コリアンダーパウダーがありません」と。

GWに向けて、バターチキンカリーを仕込んだら、もうコリアンダーの在庫がなくなってしまったらしい。

次にカリーを仕込むだけの量もないらしく、最低200グラム、できれば400グラム調達できないかと言う。

そういえば、昔は料理をしていて味噌や醤油が切れていることに気づいたら、お隣さんから借りる、なんて話をよく耳にした。

現代社会において、特にマンション暮らしだと、隣の人と顔を合わす機会すら少なかったりして、場合によっては住み始めてしばらくは顔も名前も知らないなんてことだってありえる世の中。

でも、私が子供の頃って、隣はもちろんのこと、ご町内の人みんな顔も名前も何をしている人かも分かっていたので、まぁ、「醤油貸してください」というのもあり得たかもしれない。

そもそも、今みたいにスーパーなんてものはほとんどなく、小学生がおつかいに行くとなったら、親から渡されたメモには「肉屋さんで牛肉を●グラム、乾物屋さんで卵を1パック、豆腐屋さんには持参のタッパーを渡して木綿一丁、八百屋さんでネギとしらたきと・・・」なんて書かれていて、それをお店の人に見せたら「お、今夜はすきやきやね、ごちそうやなぁ」なんて言われたものであった。

八百屋さんで支払うときは、レジなんてものはなくて、店の真ん中にひものついたざるが釣り下がっていて、お札を渡したら、おつりはそのざるから出てきていた。

しかも、肉屋さんも乾物屋さんも、豆腐屋さんも八百屋さんも、だいたい午後6時には店じまいを始めるので、夕食の準備中に何か材料がないことに気付いたら、もう買いに走ることもできず。

そんな事情が、隣から味噌や醤油を借りる、なんてことに繋がっていたのだろう。

で、コリアンダーパウダーである。

今日、インド人が経営するスパイス屋さんに発注しても、納品はGW明け。

醤油や味噌なら、隣で借りられるかもしれないが、お隣さんのチャイムをならして「すみません、コリアンダーパウダー貸してください」なんて言って、そのものが出てくるなんて日本では考えられない。

が、こういうときこそ、日ごろの行いがものを言うわけで、すぐにヌーラーニのマダムにLINEで「コリアンダーパウダー、売ってください」と書いたら、「どうぞ」というお返事。

そこで、今夜はヌーラーニでディナーとあいなった。

まずは、ヌーラーニセットのサラダ

カリーは、マダムリコメンドのスペシャルビーフカリー。

チャイで〆。

そして、無事にコリアンダーパウダーをお借りすることができた。

これで、このゴールデンウィークも、無事切らすことなくカリーを提供できる。

よかったよかった。

ヌーラーニさん、ありがとうございました。

行列

2022年4月25日 

今朝は曇っていたが、昼間は晴れて暑いほどだった。

15日から販売を開始したブラジルの「カフェ ヴィーニョ」、おかげさまで今回仕入れた20キロは、今朝最後の焙煎を終えて、残り2キロとなった。

今回は、そもそも日本に入ってきたのが20キロが10袋程度だけということで、私も1袋しか仕入れられず、なかなか早くなくなってしまった。

芸大店では、本日で販売を終了。

すでに通販でご予約を頂いている分もあるため、残るは下鴨本店で1キロ残っているかどうかという状況。

もし、カフェ ヴィーニョ ブランコ レゼルヴァをお求めになりたい方は、明日の早めの時間に下鴨へお越しくださいませ。

さて、うちの娘はけっこうラーメンが好きで、よく食べに行っているのだが、そのへんを車で走っていると、店頭に数名並んで待っているラーメン店を目にすることが少なくない。

私はあまりラーメンに興味がないので、並んでまで食べようとは思わないのだが、カレーとなったら並んででも食べることがしばしば。

特に東京へ行ったときなどは、そのときしか食べるチャンスがないから、多少並んでいても、列の最後尾で歩を止めることが珍しくない。

で、並んで店に入ってみたら、カウンター3~4席とテーブル2つ、満席でも10名入るかどうかということがほとんど。

何となく、並んでいると大勢の人に支持されているように感じるが、実はそんな行列はできているが、席数が10にも満たない店より、席数が20以上あって、並ぶほどではないけど、そこそこ混んでいる店の方が、一日の客数は多かったりする。

でも、20席以上あって、満席にはならないけどそこそこ混んでいる店と、10席にも満たないけど、店頭に数名並んでいる店の場合、何となく後者の方が人気店と思われがち。

同時に、並んでまで入ったのだから、美味しくないはずがないという不思議な意志が働くので、そんなに美味しくなくても「美味しい」とかSNSで発信してしまう人がいると、ますます人気店になってしまったり。

何となく最近、味・クオリティーで勝負するより、そういった付加的な部分で目立った方が営業的には成功するのかな?と思ったり。

でも、自分はあくまで味・クオリティーで勝負したいと思ったり。

今日、外出先から帰る途中、以前食べてみてそんなに美味しいと思えなかったお店の前に行列ができているのを見て、何となくもやもやしながら考えていたことでした。

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