自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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ゴアン チキン カファレル!

2020年10月5日 

このところ、朝は「寒い」と感じることも多かったが、今朝は「涼しい」という感じで、久しぶりに少し歩いたら汗ばんできた。

そんな今日は、京都芸術大学併設の劇場「春秋座」で、久しぶりに市川猿之助さんの公演があったので、ヴェルディも劇場入り口前と店舗で猿之助ブレンドやプレミアム付きドリップバッグなどの販売をさせて頂いた。

おかげさまで、多くのお客様にお越しいただいて非常に慌ただしく過ぎていった今週末。

開店直後から閉店間際まで走り回っていた気がする。

そうなると、夜はスパイス摂取でしょ!

ってことで昨夜は、この方とそのご友人お二人の計4名でヌーラーニへ行ってきた。

せっかく4人揃ったら、久しぶりにアフガニチキンを食べたいと思って予約しようと思ったのだが、現在アフガニチキンは休止中ということだったのであきらめていたら、「できることになったけどいりますか?」というメールが。

断るわけもなく予約を入れ、無事久しぶりのアフガニチキンを頂くことに成功。

蓋をあけると、湯気と共にチキンが丸一羽

スパイスの香りが広がり、食欲をそそる。

皿に取り分けて頂いた。

ジューシーでコク豊か(なんか珈琲の味覚表現みたいだけど)旨味が口の中にじゅわーっと広がる鶏料理だった。

続いて「ハイデラバディ チキンカリー」

何と合わせるべきか迷ったが、ココナツライスと一緒に食べることに。

ハイデラバードのチキンカリーと言えば、もっと赤くトマト風味で、もっとオイリーでレッドチリの辛さが際立つものかと思っていたが、このハイデラバディは良い意味で思っていたものと全く違った。

今回は、ご一緒した方が初インドカリーということで、辛さは2に抑えたが、次回は辛さ3以上で食べてみたいと思った。

続いてアル ゴビ バイガンマサラ。

こちらはナンで頂いた。

これまで食べてきたアルゴビとは少し違ったが、こちらもなかなか。

〆はビーフ山椒ニハリ。

これは何度も食べたものだが、何度食べても良いですねぇ。

そんなわけで、大満足のインディアンディナーだったが、帰りに教子さんから伺ったのが、今ヌーラーニのキッチンを任されている若い料理人は、バンガロールで働いていたこともあり、南インド系のものが得意だそうである。

今回頂いたハイデラバディチキンも彼のレシピによるものだが、黒板メニューにあるゴアのチキンカリーは、汁っ気のないフライ系のもので、北インドのチリフライとは違い、グリーンチリの辛味が効いていていい感じだとか。。

そう聞いたら、すぐにでも食べないという選択肢はあろうはずもなく、今夜も仕事を終えて帰宅したら、まず鴨川へ向かって・・・

気持ちよい汗を流した後のカリーは、またより美味しく感じますからねぇ

歩き終えてシャワーをしたら白梅町へ。

まずはサラダから。

ゴアン チキン カファレル。

トッピングにカレーリーフがバシッとのっている。

このカレーリーフ、けっこう好き嫌いあって、ヴェルディのカレーでも皿の上にカレーリーフが残っていることも少なくないが、私はこの葉っぱの香りが大好きで、特に南インドのカリーには多用されているので、この香りなくして南のカリーは語れないと言えるほど。

まったりとした味わいの中に、グリーンチリのシャープで青い辛さが効いていて、今までに食べたことのない味わい。

これは食べないと損するカリーの一つだと思った。

チャイでご馳走様。

正直言って、ヌーラーニのカリーは以前と比べて、かなり変わりつつあるように感じる。

ここ数回食べて感じるのは、油の量が大幅に減ったこと。

既存のカリーは微妙に風味が変わり、期間限定のカリーは今まで食べたことのないものになった。

その、食べたことのないカリーが、なかなか良くって、これは、しばらく白梅町通いが止まらないような気がする。

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