自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たまご!

2020年10月12日 

今朝はいい感じで涼しくて、気分よく歩けた。

なんだか空が秋ですねぇ・・・

さて、先日行った展示会。

いろんなブースを見て歩いていたら、いきなり「ゆで卵いかがですか?」と声をかけられた。

いろんなブースで試飲や試食が出されており、最近よくお客様から問い合わせがあるビーガンメニュー用のベジミートなどは、同業者も関心が高いようで多くの人が試食をしていたが、【ゆで卵の試食】って初めて。

とりあえず、殻がついたまま渡されたので、机でコンコンと殻をむいて食べてみたら、塩をかけなくても濃厚な味。

聞けば、名古屋コーチンを育てている養鶏所で、サンプルに生卵ももらったのだが、つい出来心でこの養鶏所の名古屋コーチンの卵と、エサにこだわったという特別仕様の卵を合計10キロ仕入れてみた。

そしてその卵を使ってプリンとロールケーキを焼いてみたところ・・・

左:普通の卵 右:名古屋コーチンの卵

全く色が違うのだが、名古屋コーチンは黄身が通常のものより大きく濃厚。

でも、すごいのは白身が旨いということであった。

ちょっと興味があって、温泉卵にして食べてみたら、「これなんだ!?」ってほど味が強烈で、塩などかけなくても卵だけで美味しい。

しかし、そんな名古屋コーチンの卵もスイーツにしたら、豊かな味わいが逆に砂糖の甘みやリキュールの風味を相殺してしまって淡白な味になってしまった。

そこで、もう一つのエサにこだわった特別仕様の卵で再度プリンを作ったら、こちらは濃厚な味ながら舌触りもなめらかで、風味も良いものができた。

今まで使っていた卵はなんだったんだ?という感じ。

もう、混ぜている時点で全く違うことがわかるもの。

プリンと同時進行でパティシエールの松尾が作ったロールケーキは、どちらの卵も甲乙つけがたいものだったが、弾力の面で特別仕様卵かな?という感じ。

こちらは、もう少しブラッシュアップして、近々販売を開始できればと思う。

そんなわけで、卵が変われば商品のクオリティーも変わる。

でも、原価も変わる・・・

正直、今仕入れている普通の卵と比べると、ずいぶん高くなってしまうが、Verdi のお客様は、「安くてそこそこ」より「少し高くても、他より美味しいもの」をお求めくださると信じて、今あるものがなくなりしだい、卵を変えようかと思う。

左:既存の卵 右:名古屋コーチンの卵 奥:特別仕様の卵

珈琲も、良い農園が丹精込めて作った豆はクオリティーが高いが、それと同様で卵も細部にわたってしっかりと管理された単一養鶏所のものの方が安定して良いものになることは当然のこと。

今後、スイーツの自家製化をすすめるにあたり、もっと原材料について勉強して行こうと思うのであった。

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