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カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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12月の定例会

2020年12月18日 

今朝は、雪こそ積もっていなかったが、鴨川沿いの芝は白くなっていた。

歩き終わるころには、南東の空がうっすらと色付いてきて、水面を朱く染めていてなかなか美しい。

ちゃんとカメラ持っていたら、もっときれいに撮れるのに、と思いつつ。

さて、このところ月に一回の割合で、赤い方とそのご友人お二人とともに、ヌーラーニでカレーを食べるのが恒例になってきた。

それが今月から「定例会」ということになって、私がオススメする組み合わせでコースを組んで食事会を開催することになってしまった。

そんなわけで、今月のインディアンディナーコース。

まずは、普通にサラダから。

続いて、インディアン オムレツ。

ここにマサラカジュ

マサラカジュとは、インドのとてもベーシックなサラダ「カチュンバル」(玉ねぎ、きゅうり、トマトをチャットマサラ・レモンなどで和えたもの)と、素揚げしたカシューナッツを和えたものなのだが、おつまみにもなるが、これが他の料理と混ぜるといいアクセントになる。

まずは、オムレツやサラダと一緒に食べて、残ったものは次のカリーと混ぜれば。と思って、カリーの一品目は「ブナキーマ」(汁気のないキーマカリー)にしてみた。

合わせた主食は、セットになっているナンやライスではなく、単品メニューのカシミールプラオ。

フルーツがたっぷり入ったカシミール地方を思わせるピラフ。

これに、少し辛めに仕上げてもらったブナキーマは鉄板で合うはず。

さらに、そこにマサラカジュを合わせたら、これは絶対美味しいはず!

で、こんな風にして食べてみたが、ブナキーマのコクのある辛味に、プラオのフルーツの甘さ、カシューナッツの香ばしさに加え、生玉ねぎの辛味があいまって、いい感じの美味しさであった。

続いて、文章で言えば「起承転結」の「転」にあたる部分。

「アル バイガン パラック」(じゃがいも、ナスのほうれん草カリー)

こちらに合わせるのは、プディナライス。(ミントのライス)

見た目以上に爽やかなミントの香りが鼻孔をくすぐるバスマティライスに、ほうれん草の濃厚なグレービーは、先のカリーとは違い爽やかに食べられる。

そして〆は、ちょっと無理を言ってお願いした「オイスター ディル」のオイスター抜き。

これ、縁日でたこ焼きを買ってみたら、タコが入っていなかったという類のものではなく、カバブにかけるソースとして注文した一品。

そのカバブは

サートチャトニ チキンカバブ。山椒のクールな辛さが印象的な大人のチキン。

これに、オイスターディルのオイスター抜きをソースとしてかけて食べる。

最後の「結」の部分は、カバブにカリーをかけるという、かなり大きく曲がる変化球で〆た。

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と、思ったらまだ先は続き、最初のブナキーマのセットになるはずだったナンを追加料金で「渋皮栗と柚あんナン」に変更。

こちらをデザート替わりにして、チャイとともに頂いた。

起承転結で言うと、起はサラダとオムレツで無難に立ち上がり、承のブナキーマとカシミールプラオで「おぉっ!」と盛り上がり、転の緑色コンビで「ほほぉ」となって、結のチキンとディルソースで昇天して頂くという風にに仕上げたのが今回のコース。

「インド料理=バターチキンとナン」という誤った図式がまかり通っている日本。

インドにおいては、ナンを食べる人よりライスを食べる人の方が圧倒的大多数。

そして、カリーとライスや副菜の組み合わせによって、その味わいは大海原のごとく無限に広がっていく。

そんなわけで、定例会になってしまったので、来月もカレーの海で泳いでいただきましょう。

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そんなカレー作りに欠かせないカレーリーフ。

最後の1本も着々と成長中。

頑張って越冬してくれよ~

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そして、全く関係ないけど、今日の京都タワーは赤かった。


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