今朝はちょっとゆっくりして、午前中に少しデスクワークをしたら髪を切りに下鴨へ。
店に立ち寄ったら、コーヒー通販用に「恵方豆」がたくさん袋詰めされている。
データをみたら、昨日から通販ページに載せて、実質2日で1月の販売数量ランキング8位になっている。
この日記を書いている時点で、私が下鴨から帰宅した後にも注文が入っているので、1日~2日で上位ランクインしそうな勢い。
パプアニューギニアは、一部には人気のある豆だが、特に今回のブレンドはクリアでマイルドで、甘みとコクもある非常にまろやかな味わい。
通販でも店頭でも、ぜひおためしくださいませ。
さて、飲食店の営業時間が8時までに制限されているため、特に夜はなかなか外で食べられないが、昨夜は こちらの方 にお誘いいただき、久しぶりにヌーラーニへ。
冬季限定、インドの薬膳粥「キチュリ」を頂いた。

まずはサラダ。

続いてパニールティッカ。
インドのチーズ「パニール」をマサラ漬けして、玉ねぎやパプリカ、りんごなどと串焼きしたもの。
これだけ食べても美味しいのだが、のちに出てくるキチュリにも混ぜて食べようと、全部は食べずに残しておく。

「キチュリ」には、パパドとチャトニ、インドの漬物がついてくる。
これらのチャトニや漬物を混ぜて食べても美味しいのだが、ここに先ほどのパニールを切って一緒に食べると、これまた美味。

続いて「チリチキン」は、チャイニーズインディア。
これも切ってキチュリと混ぜたら、スパイシーな鶏粥に。

ナンは、「プラムリーアップルサートチャトニナン」をチョイス。
このフルーツと山椒のチャトニのナンが、チリチキンともベストマッチ。
インド料理って、実はメニューの端っこに何気なく書かれているものとカリーを合わせることで、普通のナンやライスと合わせるのに比べて何倍も味わいが増すものも少なくない。
同時に、カリーによっては、ごはんと合わせた方が美味しいもの、ナンと一緒に食べた方が良いものがあり、そのチョイスを間違えると、本来楽しめるはずの味わいが半減することもある。
インド料理店で食事をしていると、隣のテーブルのオーダーが聞こえてくることがよくあるのだが、ごはんで食べた方が絶対に合うカリーをナンで注文している人が非常に多くて、もったいないなぁ・・・と思うこともしばしば。
これは、お客様のインド料理に対する知識不足もあるが、一番責任があるのは店側の対応だと思う。
【インド料理=ナン】という誤った認識を正さないと、本当の意味で真っ当なインド料理を日本人が食文化として楽しめる時代は来ないと思う。
そのあたりを踏まえて、店側もきちんと説明をして、それでも「美味しくない方」をチョイスしたら、それはお客様の責任。
でも、そう思いながら自分の店を見た時、私のみならずヴェルディのスタッフは全員が、しっかりとコーヒーを理解してお客様に最も美味しい飲み方を説明できているか。
しっかりせねばだな。