まだまだ暑いが、それでもちょっと一息ついた感がある9月。
今日は夕方から六甲道へ。
先日初めて関谷江里さんをお誘いしてご一緒したが、その折は黒板メニューの中からカレーを選んだ。
今回は関谷江里さんと、そのご友人に加え、胃袋隊として芸大店のアルバイトで、京大カレーサークルに入っているMちゃんも誘って合計4人で、私がヌーさんにお願いして企画したカリーコースを楽しむことにした。
まずは前菜の盛り合わせ。

左下:ダヒサモサ(サモサにヨーグルト)
左上:タンドリーチキン
右上:ハラバラコフタ(ミントとコリアンダーの団子というかコロッケ)
右下:桃とモッツァレラのサラダ
中央:インディアンハンバーグ アボカドのディップ
どれもしっかり美味しかっがのだが、そう言えば私はタンドリーチキンを超久しぶりに食べた気がする。
が、こんなジューシーなタンドリーチキンは初めてだったかも。
そして、今日の企画プレート。
3つの地方のチキンカレー食べ比べプレート。

今回は、チキンカレー4種にミントプラオとバスマティライス、パロタとパパド

9時の位置から時計回りに、デリーのチキンカリー(ニューデリー風)、マドラスチキンカリー(チェンナイ風)、コルカタのチキンジョル(コルカタ風)、チキンムグライ(ムガール帝国風)
サラダ、ミントプラオ、バスマティライス、チャトニ、鯖のサラダ、中央にパロタとパパド。
京大カレーサークルのMちゃんにとっては、ヌーさん初体験。
みなさん、とても美味しいと喜んでくださって良かったのだが、ヌーサンのカレーを食べて感動しているMちゃんを見ながら、でもうちの娘たちにとっては、このカレーが普通というか基準であって、どこかでカレーを食べたら、このカレーが比較対象になってしまう。
私も食べながら、感動の味と言うより「予定調和の美味しさ」と感じていたわけで、ある意味何を基準にするかというのは恐ろしい。
このカレーを基準にしてしまっていると、よほどのものでないと感動の美味しさにはならないわけで、それは幸せなことなのか、不幸なことなのか・・・
そう思いながら、ふと、ヴェルディの通って下さっているお客様にとっては、ヴェルディのコーヒーが基準になっているわけで、その基準と比較して他で飲んだコーヒーを評価されているということになる。
そう思うと、絶対に良いものを出し続けなくてはならないなぁ。と、思いも新たにする六甲道であった。