土曜日の日記で山下が書いていた通り、芸大店の移転先である「北白川焙煎所」は、まだ引っ越しが進んでおらず、焙煎ができない状況。
そんなわけで、今まで髙島屋S.C.店のコーヒーは芸大店がメインで焙煎してきたが、芸大の焙煎機が使えない状況なので、下鴨で焙煎しなくてはならない。
昨日は、夕方に下鴨へ行って焙煎をスタートしたが、髙島屋へ納品するために19時くらいに一度焙煎を中断して、昨夜中に届けなくてはならない豆を持って行き、戻ったら焙煎第二弾。
ところが、焙煎再会から3品ほど焙煎した直後、排煙ファンのモーターが止まってしまい、本来ならあと4品焙煎したかったところ泣く泣く中断。
焙煎機メーカーの方に対処方法を聞くため担当者の携帯に電話しようかとも思ったが、この時点で、もう時計の針は午後10時30分を回っていたのと、クリスマスイヴの日曜日、そんなときに電話をするのは野暮だな、と、携帯のショートメールを送っておく。
いずれにせよ、今このタイミングで直ぐになんとかなるものでもないし・・・
ところが、すぐに電話がかかってきて、応急処置の方法を教えて頂いた。
だいたいの場合、休日の、しかも夜遅くのメールなどに即返事は来ないのだが、こうして対応して下さる大和鉄工所の方のプロ意識と言うか、自分たちが作っている焙煎機に対する責任感と、顧客への思いという部分、本当に有難かった。
が、ブレンドや仕分けなどがあったので、それを終えたら午後11時になってしまっていたので、いったん昨夜の焙煎は終了。
今日は朝から会議が入っていたので、午後に残りを焙煎するため下鴨へ。
このところ、下鴨で焙煎をする機会が増えていて、久しぶりの10キロ釜に少しとまどったものの、もうすっかり慣れてきた。
もし、芸大の5キロ釜が稼働できれば、夜中まで焙煎したり、定休日の店で半日びっしり焙煎しなくても上手く回るはずなのだが、1台だとけっこう無理がある。
早く5キロ釜を稼働できたらいいなぁ・・・
と言うことで、今日はクリスマスブレンド終了に伴い、販売を開始する「新春ブレンド」も焙煎してみた。
例年通り、中煎りで和食にも合う風味に仕上げています。
新年を迎えるにあたり、少しリッチな香り高いコーヒーはいかがでしょうか。
ぜひおためしくださいませ。