自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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ガチャ

2024年4月1日 

先週は、まだまだ寒くて天気も悪くて、北白川焙煎所にお越しになったお客様が、「ここでコーヒー飲めるの?」と訊かれて、「店内のカウンターかテラスで・・・」と言っても、外でコーヒーをお召し上がり下さる方は、ほとんどいらっしゃらなかったのだが、今日は開店から3組連続でテラスをご利用くださった。

桜も咲き始め、いよいよお店は忙しくなるか?!と、思ったら、存外に髙島屋S.C.店はお客様が減少傾向。

四条通を歩いていると、海外からの観光客をメインに、先月と比べてもすごい人出なのだが、皆さん桜を求めて円山公園方面や鴨川へ行かれる様子。

コーヒー豆の納品で、髙島屋へ行くと、先週あたりは土日だと駐車場の入庫待ち車列が仏光寺手前まで延びていたのに、この前の土日はほとんど並んでいなかった。

昨年秋の開店なので、通年データがないため、季節変動がよく分からないのだが、ともかく対応していかねば。

商売はなかなか難しいものである。

さて、そんな実店舗もいろいろあるが、通販の方も初めてのお客様がお求めやすいような施策をいろいろと打って行く中、お酒をECで販売されているところが、「酒ガチャ」という販売方法で良い結果を出しているという話を聞き、それを参考にヴェルディでも「豆ガチャ」をスタートしようと現在模索中。

模索中と言いながら、実は今日撮影も済ませ、明日からはページの構築に入ることになる。

通販のお客様でも、常連の方になるとお好みの豆が決まっているので、ご注文時にお名前を見ただけで、何をご注文になったか想像がつく方も少なくないが、初めての方だと、何を注文したらよいのか迷ってしまわれるのではないか。

そんな仮定に基づき、「10種飲み比べ」という企画セットも作ってみたが、おかげさまでこちらは毎月売上トップ3に入る商品になり、初めての方も多いが、リピートして下さる方も少なくない。

ただ、こちらは冷凍配送なので、今回は常温で出せるバラエティーセットのようなものが作れないか考えて、最終的にこういう形になった。

大学病院皮膚科の教授であり、多数の著書もあり、ヴェルディのお客様でもある、大塚篤司先生の著書「白い巨塔が真っ黒だった件」の中に、山村阪大総長の言葉「夢見て行い、考えて祈る」という言葉が出てくる。

医学部の実験においては、「考えて行うか否かを決めてから行う」のではなく「まずは行ってから考えて、あとは天に祈る」というのが大切だそうである。

恐らく考えてから行っていたのでは、何も進まないのだと思うし、何をもとに行うのかと言うと、【夢】を見て行う、つまり、「これが実現したら、ものすごい医療の進歩につながり、人の健康を大きく左右する。かも」という【夢】がないといけないのだろうと思う。

人間いろんなタイプの人がいる。

私はどちらかと言うと(どちらかと、ではなく決定的に)「夢見て行い、考えて祈る」タイプだと思う。

ただ、失敗したからと言って悲観するのではなく、そこで何が原因で失敗したかを考えることによって、次の成功につながるのだから、やはり「行って次に考える」ことは重要。

そんなわけで、今回のガチャも、実行に当たってはもちろんいろんなことを考えつつページを作ってはいるが、「実行するか否か」を考えるのではなく「実行するための方法論」を考えて、一瞬でも早く行えるよう頑張っている次第。

来週にはスタートできたらいいなぁ・・・

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