自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

  1. 下鴨店TOP
  2. カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記
  3. 母体品種

母体品種

2024年5月14日 

今日は、お昼前に北白川へ行って一つ用事を済ませようと思って裏口のドアを開けようとしたら、鍵が開いている!

昨夜はけっこう遅くまで北白川でデスクワークをしていたので、もしかしたら鍵を閉め忘れたか?と思いつつ、恐る恐るドアを開けたら、松尾が焼菓子を作っていた。

そう言えば、今日お菓子を焼かないと、諸々遅れてしまうので、店は定休日だが今日は出勤してお菓子を焼くということだったのを忘れていた。

ちょっと一瞬緊張してしまった。

その後、下鴨で一件取材を受けて、再び北白川へ行き、日付指定の関係で、どうしても今日出さないと間に合わなさそうな通販のご注文を発送し終えたら、烏丸御池の「新風館」へ。

今日は、新風館の会場でイエメンのコーヒーのカッピング会。

イエメンだけで9アイテムというのは、けっこうレアな内容。

今、世の中に出回っているコーヒーの中で、エチオピア産のものを除けば、そのほとんどはイエメンを起源としているものである一方、イエメン産の俗に言う「モカ」は非常に生産量も少なく、価格もブルーマウンテンよりも高価。

だいたい、イエメンだけでカッピング会が開催されることなんて、日本では滅多にないので、とても楽しい会であった。

今回のカッピング会は、すでに日本に入ってきているものではなく、まだイエメンではドライミル(出荷前の最終脱殻)にかけられる前の状態ということなので、ここでオーダーしないと入手できない可能性も高いものたち。

生豆段階で、ヴェルディが仕入れているブラジル産の豆の7~8倍はするものなので、おいそれとは買えないのだが、個人的に一番面白いキャラクターのものを2袋予約してしまった。

こちらは、早ければ初秋には入荷するということだが、正直アラビア半島近辺から運ばれる豆は、イエメンにせよエチオピアにせよ、予定通りに日本に入ってくることの方が珍しいので、もしかしたら晩秋になってしまうかも。

できれば、10月1日のコーヒーの日に、世界のアラビカ種の元祖ともいえるイエメン産の豆を出せればと思いつつ・・・

今回はイエメンの方もおいでになって、いろいろと面白い話も聞けた、楽しいカッピング会だった。

このページの先頭へ