昨日の日記で、いよいよ明後日から水出しコーヒー販売開始!と書いたのですが、私の勘違いで1週間ずれていました。
今日も、カミさんがお客様から「水出しはまだ?」と訊かれたと言っていたので、もうお待ちくださっている方もいらっしゃるということなのに、申し訳ないことでした。
あと1週間、お待ちくださいませ。
さて、先月中旬より下鴨店の勤務になっているのだが、こちらで働いていると、日々驚くことがたくさん。
そんな中の一つが、もう10年以上定期的にご来店下さっている常連のお客様なのに、ヴェルディの月刊紙「A CUP OF MOMENT」の存在をご存じない方が、お一人やお二人ではなく、けっこうたくさんいらっしゃったこと。
月刊紙も現在36号、もう3年間毎月発行しているのに、常連さんが存在を知らないなんて・・・
あの月刊紙は、毎月私が作っているのだが、店長のコラム以外は、何を取り上げるか検討の上、その文章を考えるところから写真撮影、編集まで、けっこう労力を使って作っているので、3年間毎月出しているのに知られていないというのは、けっこうショックだったが、ショックを受けていても仕方ないので、今月号からはレジでお会計の際に必ずお客様にお渡しするようにしてみた。下鴨店へご来店の際は、月刊紙をぜひお手に取ってご覧ください。
そして、もっと信じられなかったことは、北白川焙煎所(当時の芸大店)の太田が昨年度のジャパンハンドドリップチャンピオンシップで2位になったことを下鴨のアルバイトさんが知らなかったこと。
月刊紙でも1面にデカデカと書いていたのだが、下鴨のお客様は月刊紙の存在をご存じない方が多いわけで、ってことは、下鴨店のお客様も、ヴェルディの社員がハンドドリップ全国第二位に輝いたことをご存じない方が少なからずいらっしゃるということなわけで、なんだかとても空しいなと・・・
しかし、それ以上に驚いたのは!

このカップの中に入っているのは、コーヒーをカップに注いだ時に出る泡をとるためのスプーンと、アイスコーヒーを急冷するために撹拌するロングスプーン。
で、それを入れているこのカップ、なんと私が学生時代に下宿でコーヒーを飲むために購入したカップで、そのときは二客購入していた。
もう一客は自宅でカミさんがコーヒーを飲むときに今も愛用中。
個人の主観だけど、このカップでコーヒーを飲むと、何となくコクが豊かに感じられて美味しいように思っている。
で、下鴨のものは、泡とりスプーンを突っ込んでおくために、自宅にあったのを持ってきたものだが、まだ割れずにずっと使われていて、なんかすごいなぁ・・・と。
特に名のあるカップではないが、もうかれこれ35年以上も毎日使われているこのカップ。
いつまでもつのか、ちょっと楽しみかもしれない。