今日の天気は昨日と一転、朝からスカッと晴れた青空がまぶしい一日となった。
が、お客様の方もスカッと空席が目立つ店内。
髙島屋へ配送に出ていても、今日は市内中心部でさえ人が少なく感じる。
いつもなら、晴れていたら髙島屋の駐輪場に多くの自転車が止まっているのに、今日はガラガラ・・・
まぁ、そんな日だったのかもしれない。
で、昨日入荷しなかったコーヒーの生豆、今日こそ入ってくるかと思ったら、コーヒー豆の商社からメールが届き、荷物過多のため横浜の倉庫から出荷できなかったとのことで、本当なら昨日到着しているはずの豆が、まだ横浜の倉庫にあるのだとか・・・OMG!
届くまで豆が間に合うのか、間に合ってほしいような、逆に間に合ってしまうと言うことは、売れ行きが悪いと言うことなので、間に合われてしまっても困るような。
ともかく、今日は出荷されて明日届くことを祈ろう。
そして、祈りと言えば、来月の「店主の趣味のブレンド」
こちらはプッチーニのオペラ「トスカ」から、スカルピアのテ デウムをイメージして味づくりをするのだが、その「テ デウム」(Te Deum)と言うのはキリスト教における聖歌の一つで「我ら神を讃えん」という歌詞で始まります。
※ スカルピア=トスカに出てくる悪徳警視総監
荘厳な聖歌が合唱され、司祭が神への賛美と参列者への祝福を与えている中、卑劣な欲望を歌い上げるスカルピア。
実は、私は東京文化会館でトスカのこのシーンを観てオペラが好きになったと言っても過言ではないトスカ第一幕のクライマックスです。
と言うわけで、今夜はコレ
プッチーニ「トスカ」
サー・コリン・デイヴィス指揮 コヴェrントガーデン王立歌劇場管弦楽団合唱団
カバリエ(S)、カレーラス(Tn)、ヴィクセル(Br)、デ・パルマ(Tn)他
一応、私の愛聴盤はモリナーリ=プラデルリ指揮、ローマ聖チェチーリア音楽院、テバルディ、モナコ、ロンドン盤なのだが、今夜は何となくカレーラスな気分だったのでこちら。
でも、やはり聞き終えてみて、基本モナコの声は大好きなものの、私個人のイメージで言えば、カヴァラドッシはモナコよりカレーラスの方が好きなものの、全体の完成度は、プラデルリ盤だと思った。
それにしても、この2枚のキャストを改めてみてみると、両方とも同じ役を歌っている人がいたりして・・・
スポレッタ役のピエロ・デ・パルマ。
本当、この人って私が持っているイタオペのCD、けっこうな頻度で入っている。
それも、一応クレジットに名前は載るけど、決して主役ではない役柄。
イタリア、イギリス、オーストリア、どの国の歌劇場とか関係なく、ともかくどこにでも出没して、主役以外はどの役も無難にこなす。
恐らく、1950年代後半~1970年代にかけて、多くの指揮者から絶大な信頼を得ていた名脇役なのではないだろうか。
もし、ドミンゴがいなくても、恐らくオペラ界は別のスターを担ぎ上げていたと思うが、もし、パルマがいなかったら困る指揮者は多数いたのではないだろうか。
どんな指揮者でも、どこのオケでも、しっかりと馴染める、ものすごく器用な歌手だったように思う。
コーヒー業界で言えば、スタバだとかブルーボトルといった、有名どころの店は、もしなかったとしても、他の大資本がしっかりと代替のお店を世に出していただろうけど、決して主役ではないものの、どんなコーヒーが好きな人に対しても、器用に応えることができる珈琲店として、ヴェルディがなかったら困る人がいっぱいいた・・・
と、思われるような、コーヒー業界のピエロ・デ・パロマになりたいなぁ・・・と、ちょっと思う今日この頃。
ちなみに、スカルピアのテ デウムはこんなシーンです。
個人的には、もっと好きな演奏・演出もあるのですが、字幕がついているものがなくて、英語ではあるものの字幕がついているこちらでご覧ください。
スカルピアは、マッドアイ・ムーディーじゃないですよ~