自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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お勉強

2021年4月6日 

今日はお休みを頂いて、朝は少しゆっくり。

しようと思ったが、末娘が珍しく早起きをしてリビングでなんやかんややっている音で目が覚めてしまったので、結局はいつも通りに起きてしまった。

が、朝のウォーキングはサボってみた。

さて、先月は「ダークラム」「イルバボールフォレスト」と、キャラクターの強い限定豆を2つ続けたので、今月は「ころころブレンド」という、むしろクセなく飲みやすい、しかも前の2つよりはリーズナブルな価格のブレンドを限定豆として出しているが、次は何にしようか考えた結果、ヴェルディ初登場となる「東ティモール」を仕入れてみた。

コロナの影響で、なかなか輸入業者のカッピング会などが開催されない中、可能な限り実際の豆を味見してから仕入れるようにして入るものの、今回の東ティモールは送られてきたカッピングプロファイルに「マスカット」という文字があったので、とりあえずその評価を信じて1袋購入。

さて、どう焙煎しようかと思っていたら、大津の カフェ タック さんが同じ東ティモールを焙煎したと聞いたので、瀬田までお勉強にでかけてみた。

東ティモール・アイナロ県・マウベシ郡・レボテロ集落の豆。

なかなか綺麗な豆で、水分量は多そうだが柔らかめな感じなので中煎り~中深煎りのどのあたりにしようか悩むところ。

タックさんは中深煎りで仕上げていた。

さっそくマダムの千晶さんに淹れてもらう。

一口、柔らかい甘みと深みのあるコク、個人的になかなか好みの味だし、多くのお客様がこの風味は美味しいと思われるのではないかという印象。

しかし、話に聞いていた「マスカット」は感じられない、というか、恐らくその風味は浅煎り~中煎りで仕上げないと顔を出してくれなそうな気がする。

なので、フルーティーさを出そうと思ったら中煎りにするのが良いかもしれないが、この柔らかい甘みと深みを楽しめなくなる。

そこで、ヴェルディでは中煎りと中深煎りの2種類に煎り分けて、両方の焙煎度合いで提供しようかと思う。

なんてことを千晶さんと話しながらカップの向こう側を見ると・・・

マスター、お疲れなのですね。

無理しすぎないで、頑張ってください。

コーヒーを頂いて、店のスタッフにも味見をさせたかったので豆も購入。

高橋さんご夫婦とカウンター越しに話していて、本当にいい夫婦だなぁ、と。

突然お邪魔したのに、いろいろとお話しできて良かった、有難うございました。

時計を見たら午後1時頃だったので、「近くで美味しくランチできる店知らない?」と訊いたら、「とんかつ棹(たく)」さんはどうか、と言われたので行ってみることにした。

車のナビに店名を入れたがデータなしということだったので、ネットで調べた住所を入れたものの、住宅街の浅野さんというおうちの前でナビに「到着しました」と言われてしまい・・・

仕方ないので、スマホのグーグルマップに店名を入れたら、ちゃんとお店があったので、スマホのナビで行ってみた。

なんか、ちょっと山道みたいなところに突然現れる。

入り口は一つで左側が「とんかつ棹」さん、右側はパティスリーという、なかなか面白い店構え。

ヒレカツが美味しいということだったので、「ヒレカツ御膳」を頂いた。

アップで。

衣はサクッとしていて、油っぽさもなく、お肉は柔らかく、なかなか美味しく頂いた。

そんなわけで、今月後半になる予定ですが、東ティモールは中煎りと中深煎りで煎り分けて2種類販売をいたします。

どうぞご期待くださいませ。

葉桜

2021年4月5日 

今朝はけっこう寒かった。

昨日の雨で、すっかり桜の花も散って、鴨川沿いにはピンクの絨毯ができていた。

雲は多いものの、このところ黄砂で大文字山もかすんで見えていたが、今朝はクッキリすっきり。

空気も澄んでいるように感じた。

先週までは桜の淡い色が鴨川沿いを包んでいたが、これから5月にかけては新緑が色を濃くしていく。

個人的には5月~6月の緑が映える川端通、けっこう好きだったりする。

先週は、木屋町の桜のライトアップに多くの人が出ていたが、葉桜になったら人通りもぱたりととまった。

でも、これはこれできれいだった。

知らなくてもいい珈琲の話-その12【珈琲年代譜 Part 1】

2021年4月4日 

知らなくてもいい珈琲の話も、なんと12回目!3か月も続いてしまいました。

ある意味、書ける内容は山ほどあるのですが、逆にありすぎて何から書こうか悩むところ。

なので、一度珈琲の広がりや時代時代の飲まれ方などを時系列に年代譜としてまとめてみることにしました。

が、恐ろしく端折っても膨大な量になるので、今回は16世紀まで(1500年代)の珈琲年代譜を書いて行きます。


珈琲年代譜 コーヒーの発見から16世紀まで

  • 年代不詳

アビシニア(現エチオピア)でコーヒーが発見される。

当初は食用とされていたようである。

  • 6世紀ごろ

エチオピアが一時イエメンを支配下においたことから、イエメンでコーヒーの栽培がはじまる。

  • 10世紀頃

エチオピアでは食用とされていたコーヒーを最初に愛飲しはじめたのは、イスラム教の神秘主義派である「スーフィー教派」と言われている。

ただ、スーフィー教派は大まかにイスラム教に含まれるものの、必ずしもイスラムの教え全てを認めていたわけではなく、精神修行を通して人の内面を重視する集団だった。

その精神修行を実践する中で、真夜中の祈祷に目を覚ませるための秘薬とされており、この時代におけるイスラム社会でのコーヒーは、宗教儀式で飲用される他は、薬用として医師により処方されていたようである。

一説には、コーヒーについて最古の文献は、10世紀頃に書かれた医師による処方箋だったとも言われている。

ということで、あっという間に500年の歳月が流れました。

  • 15世紀末頃

宗教儀式に用いられていたコーヒーだが、その覚醒作用と常習性から、多くのイスラム巡礼者が嗜好品として愛飲するようになり、それら巡礼者たちによって、ペルシャ(イラン)やエジプト、トルコ、北アフリカへと伝えられていく。

  • 1536年

オスマントルコ帝国がイエメンを占領 ⇒ イエメンのモカ港からコーヒー豆の出荷が始まる。

モカ → スエズ舟で運搬 → アレクサンドリア駱駝にて運搬 → 商人がフランスやヴェネチアへ。

このころから、アラブ人は近隣の山々でコーヒーの栽培をはじめるようになる。

「カフェ」という名称は、エチオピアで「ブン」と呼ばれていたコーヒーが、商材として取引をはじめたトルコ人により、アラブ語でワインを意味する「カフワ」と呼ばれたことが語源という説と、エチオピアの「カッファ地方」が語源とされる説がある。

トルコにとって、イエメンのコーヒー豆は重要な貿易収入源だったため、国外持ち出しには細心の注意が払われた。

具体的には、国外に持ち出す前に必ず熱湯をかける、或いは、軽く煎って発芽ができないようにする。など。

そのような策が功を奏し、1600年頃までコーヒーの栽培はアラビア半島外に出ることがなかった。

  • 1554年

トルコの首都、コンスタンディノープルに最古のカフェと言われる「カフェ・カーネス」がオープン(カーネス=家の意味 ⇒ 店名と言うより「コーヒーショップ」といった意味合い)

以後、続々とカフェ・カーネスが出来ていく。

※ コーヒー業界における通説としては、1544年がコーヒーショップ元年ではあるが、1511年にはメッカの地方長官ハイール・ベイがコーヒーハウスで自分が風刺されている詩が出回っていることから、コーヒー禁止の布告を出したと言われている。

その布告により、メッカのコーヒーハウスは一斉に閉店に追いやられたとのことなので、メッカには1544年以前にコーヒーハウスがあった可能性が高い。

富裕層の家には、正式な作法(極めて原始的な日本の茶道のようなもの)に従ったコーヒー飲用の専用室があったとも言われている。

日本でも、名家のお屋敷には、茶室があったようなものかもしれない。

  • 1500年代末頃

コーヒーはヨーロッパにも広がる。

しかし、広がり始めた当初はコーヒーに薬効があると言うことに恐れを抱いた医師たちや、ムスリムと敵対するキリスト教の高僧たちが、「異教徒の飲物」として当時のローマ教皇クレメンス8世(第231代教皇・1592年1月30日~1605年3月3日没まで在位)に、コーヒーの飲用禁止を求める。

しかし、コーヒーを飲んだクレメンス8世は、その味をいたく気に入り、「これを異教徒に独占させておくのはいかにも惜しい、いっそこれに洗礼を施してキリスト教徒の飲物にしよう」と言い、コーヒーに洗礼を施した。

これにより、イスラム社会の飲物だったコーヒーは、一気にヨーロッパのキリスト教社会にも広がっていくことになる。

つづく

こぼれ桜

2021年4月3日 

桜も満開なのは一瞬でした。

ヒラヒラ舞う桜の花びらを見ると思い出す子供の頃の遊び。花びらを唇に当てピーピーと鳴らす桜笛♪ 子供の頃教えてもらった時、めちゃくちゃテンション上がってた気がします(笑)

明日は雨予報なので、さらに散ってしまいそうですが。散り際も美しい桜、もう少し楽しませてもらおうと思います。

さて、今月のスペシャル珈琲”ころころブレンド”

今回のコロコロブレンド、私は毎日見るたび癒されてます♪

珈琲を飲み比べることはあっても、珈琲豆を見比べるってあまりしないですよね?

今回のころころブレンドは是非、豆を見比べて見てください!!ころころブレンドはピーベリー(丸豆)だけのブレンド!コロコロっ♪マルマルっ♪小粒♪よーく見るととっても可愛いのです♪

この可愛さわかる方いますか?(笑)

珈琲豆、それぞれに大きさや形が違っていて見比べるとなかなか面白いですよ!

カフェヴェルディ芸大店では、豆、香り、比べて頂けるようサンプルも並べておりますので、宜しければ店頭でゆっくりご覧くださいませ♪

明日も皆様のお越しをお待ちしております♪

ちょっとしたボヤキ

2021年4月2日 

今朝は暖かかった。

まだ若干空はかすんでいた。

今日は京都芸術大学の入学式。

密を避けるため二部制に分けて、父母の入構は無しということでの開催だったため、学校に入れない父母の方がヴェルディで式が終わるのを待ってくださったりして、朝から閉店までほぼ席が埋まった状態の営業となった。

なんだかコロナが流行りだして以来、久しぶりに終日席が埋まっているという状況、嬉しいようなヤバイような、なんか不思議な感覚であった。

そんなこともあり、今日は開店前から入り口前でお客様がお待ちになっている状態。

このところ8時30分に店を開けても、教職員の方数名がテイクアウトでコーヒーをお求めくださる程度なので、社員やアルバイトをその時間に入れてしまうと、売り上げより時給の方が高くつく。

なので、開店から9時過ぎまでは私一人で店を回しているため、店内飲食でトーストセットが3つ4つ一気に入り、なおかつテイクアウトの注文も入ったりしたら、正直一人では回らない。

しかし、今日は開店と同時にトーストセットが4つとコーヒーだけが3つという注文が入り、そのコーヒーを淹れながらテイクアウトに対応しつつ、トーストの様子を見るという、なかなかハードな状況に陥った。

でも、「これ、絶対私でないと回せないよな」と意味のない優越感にひたりつつ、というか、そうでも思わないとやってられない感じでなんとかやっていたのだが、第二波と言うか、全部を提供する前に次のイートインのご注文が入り、「これはヤバイ」と思い始めた時、早めに出勤してきたアルバイトのKさんが勤務時間前だったが颯爽とカウンターに入り、トーストにバターを塗り始めてくれた。

一瞬、彼女が天使に見えた。

でも、まだ今日は天使に見えていたからよかったのだが、30年ほど前なので、私が20代前半の頃ミスドにいたときなどは、一人でいっぱいいっぱいになって奮闘しているときに出勤してきたアルバイトさんが、美しい天使ではなく、お迎えにくる天の使いに見えてしまうほど窮地に立たされていたこともあったなぁ、と。

そういう意味で、今日は美しい天使に見えたので、まだ大丈夫だった。

まぁ、そんな一日のスタートであった。

さて、本日のお題の「ちょっとしたボヤキ」

私がどこかのお店にコーヒーを飲みに行ったとき。

最近流行りの極浅く焙煎して酸っぱい系のコーヒーを出しているお店の人は、まず私のことなど知らないのだが、きちんと焙煎を考えている人のお店へ行ったら、顔バレしてしまうこともしばしば。

そんなときは、なぜか砂糖とミルクを付けずにコーヒーを持ってこられてしまう。

まぁ、もちろん一口目はブラックで飲むのだが、私としては残り少なくなったところで砂糖を入れてみたり、ミルクを入れてみたりしたいのである。

でも、「コーヒー屋はブラックで飲むのが常識」みたいに思われていて、スプーンすらつけずに出されたら、気弱な性格で知られる私は「すみません、砂糖とミルクください」と言えず、結局最後までブラックで飲まなくてはならなくなってしまう。

本当は、砂糖を入れた方がフルーティーさが増すコーヒーもあるし、逆に砂糖を入れることで雑味が際立ってくることもある。

そのお店の焙煎における本当の実力を知るには、実は砂糖を入れてみることでブラックでは分からない部分を浮き上がらせることもできるわけで、だから私的には最後に少し砂糖を入れたいのである。

で、雑味が際立ってきたら、ミルクを入れて誤魔化して飲みたかったりして・・・

まぁ、そんなわけで、今日はちょっとボヤいてしまいました。

それではみなさん、良い週末を

ころころ

2021年4月1日 

昨日・一昨日は黄砂がひどくて、大文字山の大の文字が読み取れないほどだったが、今朝は少し視界が広がった気がする。

でも、濃色系の車には指で字が書けそうなほど。

黄砂・花粉・コロナといろいろ飛散していて嫌ですねぇ・・・

さて、おかげさまでエチオピア・イルバボールフォレスト・ゲシャヴィレッジはご好評のうちに完売。

昨日などは、芸大店に豆をお求めにお越し下さったものの、タッチの差で売り切れており、すぐに下鴨に電話したら、ギリギリ残っているとのことで、すぐに下鴨へ向かわれるお客様も。

3月は、ダークラム、イルバボールと個性が際立つ限定豆が続き、皆様にもお楽しみ頂けたのではないかと思う。

そんなわけで、次の限定豆をどうしようかと思ったのだが、個性が強いものを連続で出していたので、こんどは逆に「飲みやすさ」重視のものにしようということになった。

倉庫を見たら、本当は昨年売り切ろうと思っていたピーベリーが2種類あったので、ピーベリーでブレンドを作ろうかと思ったのだが、「ピーベリーブレンド」では面白くないので、見た目をそのまま名称にして「ころころブレンド」という名前で売ることにした。

ピーベリーとは「丸豆」と訳されるもの。

通常、コーヒーの実の中には、合掌する形で種が2つ入っているが、ピーベリーは1粒だけ入っているもの。

煎り豆だとこんな感じで、左がピーベリー、右が普通の豆(フラットビーン)

生だとこんな感じ。

ネットで見ていると、「ピーベリーは希少なので・・・」みたいな説明で、けっこう高価で売られていたりするが、コーヒー豆って大きさでもグレード分けされるため、小粒のピーベリーは高価になることが少ない。

同じ産地・農園の豆であれば、だいたい同じくらいの価格で入手できるので、ピーベリーは希少なので高価と言って、普通の豆より高く売られていたら、それはぼったくりだと思えば良いのではないかと思う。

そんなピーベリー、良い点としては、小粒で丸いので火通りがよく焙煎しやすいと言うことがある。

ある意味初心者向けの豆と言えるかもしれない。

大粒の豆を浅煎りにすると、芯残り焙煎になって酸っぱいものができてしまう恐れがある中、ピーベリーは浅く煎っても酸っぱくなりにくい。

逆に深煎りには向いていないので、今回は浅煎りに仕上げてスッキリと飲みやすく仕上げてみた。

そんな「ころころブレンド」について、詳しくは こちら からどうぞ。

こんどのパッケージシール用の画像はこんなのにしてみた。

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