自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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穏やかな一日

2025年3月27日 

今朝、出勤途中に信号待ちをしながらふと前を見たら、四葉のヤサカがいた。

何かいいことあるかなぁ・・・

と、思っていたのだが、特に良いことはなかった。

午前中は、比較的慌ただしく時間が過ぎて行ったが、お昼過ぎから雨が降り始めると、やはりお客様の足も湿りがち。

営業的には忙しい方が良いのだが、このところ毎日あくせく働いていたので、たまには穏やかな一日も良いのかも。

四葉はどういう意味だったのだろう。

夜、ちょっと髙島屋S.C.店に届け物があったので、カミさんと一緒に四条まで出て、もう閉店時間だったため、飲食街の出入り口として開いている地下の出入り口から入るべく、私は寺町通に車を停め、カミさんに届け物を運んでもらった。

その間、以前から気になっていたコーヒースタンドへ。

寺町の綾小路をちょっと上がったところで、いつも露店を出しているコーヒースタンド。

深煎りのブレンドと、中深煎り、浅煎りがストレートで1種類ずつ。

ストレートは両方ともコロンビアで、浅煎りはカフカ産、中深煎りはナリーニョ産だったので、ナリーニョを飲んでみた。

値段は500円~としか書かれていなかったのだが、コロンビアのストレートは700円だった。

たまには、他のコーヒーを飲んでみることも必要ですねぇ・・・

それにしても、街中は外人さんだらけ。

桜もちらほら咲き始め、これからますます人が増えることでしょう。

配送が大変になりそうだが、頑張って行こう。

1000円の壁

2025年3月25日 

昨日は、下鴨店が定休日だったので、私も月曜日はお休み。

なので、北白川へ行くことになるのだが、下鴨にいると開店準備から閉店後まで、昼食をとる余裕すらなく、気が付いたら午後9時とか10時なので、商談だとか打ち合わせなどは、どうしても休みの日の月曜日にまとめてすることになる。

ご多分に漏れず、昨日も10時からZOOMでのミーティングがあり、午後一には生豆を扱う業者さんが来店。

その合間に髙島屋用の豆の焙煎をしつつ、生豆業者さんとの話が終わったら、髙島屋へ豆の配達へ行き、戻ったら商品の写真撮影。

をしている間に、この春のアルバイト募集をお願いする会社の担当者が来店。

結局休みの日も息つく間もなく一日が過ぎていくのだが、それでも北白川だと、さっとお昼ご飯を食べる程度の時間は作れるから、まだお休み気分が味わえるかも。

そんなわけで、比較的のんびりと過ごした月曜が終わり、火曜日の下鴨店。

この土日は、なかなか慌ただしかったので、やらねばならない仕込みが山ほどあったのだが、今朝は落ち着いていたので、パートのスタッフにはそれら仕込みをしっかりとやってもらい、私は今日焙煎する豆のハンドピック。

なんだかのんびりしているなぁ・・・と思っていたら、いきなり12名のご来店。

10時半に、12名様分の席が空いていること自体は、けっこうヤバイ状況なのだが、いきなり大ピークが訪れて、一気に活気づく下鴨店。

その後もお客様が途切れることなく、なんだか午後は春爛漫という雰囲気の店内だった。

と、ここまでは前置きで、ここからが本題。

ラーメン屋さんから、よく「1000円の壁」という言葉を聞く。

ラーメン一杯1000円を超えるというのは、ちょっと・・・という発想なのだが、ヴェルディ的にもコーヒー豆100gにおいて1000円の壁というものがある。

原価的には、本当なら1200円くらいで売りたいものの、やはりコーヒー100gに1000円以上出して頂くのは、心が痛む。

なので、ギリギリのところで1000円を超えないよう頑張っているのだが、最近オープンした自家焙煎店などは、平気で1000円以上の値段をつけているし、コーヒー一杯カップで飲むにしても、平気で800円とか1000円とかメニューに書かれている。

実際、ヴェルディでも本当ならそのくらい頂戴しないと、経営は安定しないのだが、やはりコーヒー一杯に800円以上をつけることや、豆100gに1000円以上をつけることは、長年ご愛顧下さっているお客様のことを考えると、どうしても踏み込めない領域。

そんなことを考えていたら、先日の夜に今年の仕入れのことで打ち合わせをしていた生豆商社の社長も、生豆の卸価格をしっかりと会社を経営できる価格にしようとしたら、販売先のロースターさんの顔が頭に浮かび、なかなか価格を決められない。といったことをおっしゃっていた。

本当に10年前と比べたら、ブラジル・サントスNo.2なんかは4~5倍の値段になっているし、エチオピアもほぼ2倍、コロンビアでも1.8倍程度になっている。

10年前と同じ原価率で販売しようと思ったら、100gを1500円~2000円で売らないと、かなり厳しいことになってしまうのだが、その値段でヴェルディが販売している豆って、ブルーマウンテンかお酒風味の豆くらいなもの。

一方で、通販関係の広告会社の方と話をしていたとき、私が本来なら1200円以上の値段を付けたいけど、やはり1000円の壁があって・・・と言ったところ、「そうやって本来あるべき原価率で価格をつけた会社は、本当に2倍近く値上げをして、客数は4割ほど減ったものの、売価が2倍になったので、結果的に売り上げは伸びているので、ヴェルディさんも思い切って1000円の壁を突破したらどうです?」と言われた。

本当に、これはもう究極の選択なのだが、やはり私的には1000円の壁は超えられない。

1000円の壁をぶちやぶって営業を続けるか、もういっそのことコーヒーというものに見切りをつけるか。なんてことも脳裏を横切る。

けっこうお客様からは気軽に「コーヒーの値段上がっていて大変だね」と声をかけられるのだが、実は本当にシャレにならない現在のコーヒー生豆価格。

長く自家焙煎を続けている人ほど、私と同じ悩みを持っているように思いつつ、今日はこの春からヴェルディで働きたいと言っている人と面談をしたのだが、コーヒーについて、深く学びたいので、私の元で働きたいと言ってくれる眼前の若者に向かって「でも、今のコーヒー業界の状況からすると、うちで働くのは、泥船に乗ることになるかもしれないよ」と、冗談抜きで言わずにはいられなかった。

春が来た?

2025年3月23日 

この週末は晴れて暖かく、もうすっかり春の雰囲気。

そうなると、週末は多くのお客様がお越し下さるはず!

と、気合を入れて店を開けた昨日は、モーニングからお昼にかけて普段よりもお客様が少ない土曜日だった。

これはヤバイ、と思っていたら、お昼過ぎから賑わいだして、夕方まで慌ただしく時間が過ぎて行った。

恐らく暖かくて天気も良かったので、皆さん朝から外に出て、帰宅前にお立ち寄りくださったのだろうと勝手に解釈。

明けて今朝、今日も素晴らしい陽気だったので、昨日同様前半は穏やかな店内かと思ったら、開店前から9名も並んでお待ちくださっていて、ひたすら突っ走ったモーニング。

お昼過ぎまでは大忙しだったのに、昨日慌ただしくなり始めた夕方前には、すっかり落ち着いてしまった。

お客様商売というものは、本当に分からないものである。

そんな今週末は、今年のエチオピア豆のオファーを入れなくてはならず、昨夜は無理を言って仕入れ先の方とZOOMでミーティングをさせて頂いた。

現在、ヴェルディではナチュラルはグジ、ウォッシュトはイルガチェフェの中でも秀逸なウォッシングステーションであるWOTE KONGAのものを使っているが、もうちょっとキャラクターの強いものはないかと聞いたところ、20袋以上の契約でグジのURAGAのものを手配できるというお話。

本当なら、サンプルをとって試したうえで決めるべきところだが、そこは一緒に産地を回らせて頂いているので、風味におけるカリブレーションができているため、ノーサンプルで40袋のオーダーを入れることにした。

日々コーヒー価格が上昇している昨今、サンプルを取って検討して・・・とやっている間に、価格がキロ当たり数百円単位で上がってしまう可能性もあるため、即断即決が求められる今のコーヒー生豆仕入れ。

ひとまずエチオピアは確保できたので、次はコロンビアを何とかしなくては。

明日、また一つ大きなヤマがあると思うので、今夜はしっかりデータ取り。

きちんと良い豆を抑えて、美味しい珈琲を提供するため頑張ります。

春のプチギフト

2025年3月22日 

先週から販売開始致しました、

春季限定”さくらフィナンシェ”

見た目も可愛いくて、プレゼントにもオススメ!のこちらのフィナンシェ。

せっかくなので、更に可愛く、春らしい、プチギフトを作ってみました!

珈琲豆と一緒に焼き菓子もプレゼントしたいなという時など、ちょっとした手土産に最適なサイズ♪

ちなみに飾りの水引は北白川スタッフの手作りです♪

色使いや、ラッピングのパターンも何種類かございますのでどうぞお好きな物をお選び下さいませ。

さくらフィナンシェ販売期間中、北白川焙煎所のみでの数量限定販売となっております。

是非、ご利用くださいませ♪♪

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