昨夜は翌日がお休みということもあり、4時ごろまでパソコンに向かっていたので、今朝はちょっとゆっくりして、9時半頃から活動開始。
と言っても朝から外出したわけではなく、ちょっとゆっくり音楽鑑賞から。
「アート オブ スヴェトラーノフ」という20枚組のBOX.
指揮者スヴェトラーノフがソビエト国立交響楽団と1070年代後半に残した録音のBOXセットで20枚組。
チャイコフスキーとブラームスは交響曲全集となっており、ショスタコーヴィッチやベートーヴェン、ブルックナー等に加え、レスピーギやサン・サーンスのsym.3番やドヴォルザークの新世界なども入っているバラエティー豊かな内容だが、いかんせん20枚組は聴き終えるのに時間がかかる。
そこで、休みの日なのをいいことに、まだ聴けていなかったレスピーギなんかを聴いてみたり・・・
でも、こうしてスヴェトラーノフでいろいろ聴いてみると、その曲のその演奏がどうか、と言うより、スヴェトラーノフという人がどんな思考回路で、どんな演奏をしたいと思っていたかということが浮き彫りになる。
彼は、なかなか劇的な表現が好きな人で、緻密なように思っていると、いきなり大げさなほどにテンポをいじってきたり、面白い反面、曲によってはうっとうしさすら感じる場面があった。
特に、サン・サーンスなどは、ちょっと胃もたれしそうな演奏だし、ドヴォルザークに至っては、この曲の良さが損なわれるようにも思う。
チャイコフスキーなどは、聴いていて違和感なく耳に入ってくるのに、サン・サーンスの大げさなテンポ取りなどは、シリアスなドラマが展開される映画を見たいと思っていたのに、三谷幸喜監督の作品を見せられてしまったような感じ。
が、それも含めてスヴェトラーノフ。
ブルックナーのアダージォなどは、かなり好きな演奏だった。
要するに、作曲家が作った曲でありながら、そこで奏でられる演奏は、指揮者の人となりの表現になってしまうということ。
ただ、指揮者がどんな解釈をして、どんな表現がしたくても、オケが良くないとそれを具現化はできない。
スヴェトラーノフのブルックナーは、この盤の他に「スウェーデン放送交響楽団」を振ったものを持っているが、正直オケがイマイチで、スヴェトラーノフの良さが半減しているように感じた。
そんなことを思いながら、コーヒーに目を移すと、以前の月刊紙にも書いた通りで、生豆=曲(譜面)、焙煎士=指揮者、焙煎機=オーケストラ。
コーヒー店巡りをすると言うことは、その店で提供してる豆の味を楽しんでいるようで、実は、その店の主(焙煎責任者)の人となりを味わっているものなのだろう。
さて、本日回ったお店。
まずは一番北の方にある 珈琲工房4331 さんへ。
サイフォンで提供される。
こちらのブレンドは、すっきり系だが、サイフォンだけあって、香りも立っていた。
そのまま大宮通を南下して 粉屋珈琲 さんへ。
こちらは、全席喫煙可なので、正直行こうかどうしようか迷ったが、勇気を出して入ってみると、いきなり「あ、続木さん」と・・・
これまでの3軒は、私のことなど一見のおっさん的な対応だったが、粉屋さんでは顔バレしてしまっていた。
サイフォンで提供されるブレンドは、けっこうなスモーキー系で、かつて名店の誉れ高かった、今はなくなった表参道の大坊珈琲店のマイルドバージョン的な風味。
そこから南西へ下がって、 京都珈道 さんへ。
こちらも入って席に着き、浅めと深め2種類あるブレンドの中から、浅めの方のブレンドを注文。
珈琲を出されたとき「ヴェルディさんですよね」と・・・
昨日の2軒と今日の1軒目は、私の顔が知られていなかったので、この調子で全店フツーに一見客としてサッと飲んでサッと帰ろうと思っていたのだが、意外と私の顔を知っている方お2人もいてびっくり。
やめておけばよいのに、いろいろと訊かれたら、けっこうしゃべってしまって後悔。
まぁ、最近の若い人がやっているお店は、ヴェルディなんて存在すら知らないところが多いと思うので、これ以降は私のことを知っている店に出くわさないとは思うが、また時間を見つけてコーヒー店をめぐってみよう。