【中深煎り】タンザニア AA サウステラ
700円
中深煎り
キリマンジャロと言うと酸味のコーヒーとよく言われますが、しっかりと芯まで煎りあげることにより、柔らかい酸味にキャラメルのような豊かな香りとキリッと引き締まった苦味が特徴的なコーヒーになります。
カフェ・ヴェルディでは、酸味よりも香りを活かしたコーヒーに仕上げるよう焙煎しています。
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カッピングプロファイル
キャラメル、ナッツ、ほんのりオレンジ、しっかりとしたボディ、キレのある後味、
このコーヒーについて
タンザニア産のコーヒーといえば「キリマンジャロ」で有名ですが、「キリマンジャロ」がタンザニア産のコーヒーであるということは、知らない方も多いかと思います。
日本人は「キリマンジャロ」コーヒーが大好きなようで、タンザニアで採れるコーヒーの約20%、アラビカ種に限定すると、生産量の半分近くが日本に輸入されています。
タンザニアのコーヒーは、ほとんどが水洗式ですが、タンザニアは小規模農家が小型の精製機でパーチメントまで精製して集積場に持ち込む「ホームプロセス」と、設備の整ったウォッシングステーションへチェリーを持ち込んで精製する「CPU」(セントラル パルパリー ユニット)があります。
ホームプロセスでは、チェリーの段階でチェックができないこと、精製段階での水分量の不均衡などから、必ずしも均一で良い商品になるとは限りません。
ヴェルディでは、設備の整った優良CPUで精製されたものを仕入れて焙煎しています。
タンザニアの産地は大きく分けて、北部(キリマンジャロ山)、西部、南部に分けられます。
ごく一部の地域を除き、タンザニア産のアラビカ種はほぼ全て「キリマンジャロ」の名称で流通していますが、これは「モカ」がイエメンにある港にもかかわらず、イエメン産の豆がほとんど出回っておらず、日本で「モカ」と呼ばれるもののほとんどがエチオピア産のものであるというのと似ているかもしれません。

生産地域データ
生産者団体名:Jipemoyo AMCOS
生産地区:Shongo, Horongo, Igale, Izumbwe,Iwindi
標高:おおよそ1500-1600m
規格:AA
品種:N39,KP423
現在のロットは、南部のンベヤ地域からジペモヨアムコスCPUのものを使っています。
ジペモヨアムコスで精選時に使用している水は、火口湖であるンゴジ湖を水源としているンバリジ川から引き込んでいます。
火口湖は一般的に水が綺麗で澄んでいるようで、このンゴジ湖も例に漏れず、このジペモヨAMCOSも綺麗な水源の恩恵を受けてコーヒーの精選が出来ています。
タンザニア基本データ
正式国名:タンザニア連合共和国
位置:東アフリカ
国土面積:94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
人口:5,632万人
首都:ドドマ(法律上)、ダルエスサラーム(事実上)
言語:スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
通貨:タンザニア・シリング(1タンザニア・シリング≒0.045円)
経済規模:世界78位
タンザニアは、東アフリカ最大の面積を誇り、豊かな自然に恵まれています。
アフリカ大陸最高峰かつ、火山として海抜世界一、また単独の山岳として世界一のキリマンジャロがそびえたち、動物密度が世界一高い国としても有名です。
タンザニアは鉱物資源も豊富で、わずか40年前にそれまで採掘されていた不透明のピンク色や緑色とは、全く別種の青色のゾイサイトが発見されました。
ティファニーがタンザナイトと命名し宝石として販売したため、アメリカで人気に火がつきました
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タンザナイトは、20世紀の宝石と謳われ、1998年、1999年には、世界で最も売れているカラーストーンだと発表されました。
2002年には宝石業界の公式誕生石リストに加わり、ターコイズとジルコンと共に12月の誕生石になりました。
タンザニア北部にあるナトロン湖は、強アルカリ塩湖で、水中の微生物が大繁殖する時期に真っ赤なマグマの様な色になり、別名炎の湖とも呼ばれます。
この湖には、微生物以外の生き物はほとんど生息できません。
日中の気温が40℃を超えることが多く、水温も塩分濃度も高く世界で最も過酷な湖として知られていますが、そのためフラミンゴの天敵が近づかず、主食であるエサが豊富なためフラミンゴの貴重な繁殖地としても有名で、その生息数は250万羽にものぼります。
フラミンゴの体はこの赤色の色素を含む微生物を食べ、ピンク色に染まります。
その後は、繁殖後は他の湖に広がっていきます。
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