今朝もいつも通り6時前に鴨川へ出ようとしたら、バルコニーの手すりに雨粒が当たる音。
そんなわけで、久しぶりに朝のウォーキングはお休み。
ついでに芸大店も、学校の設備メンテナンスのためお休み。
だったが、そういうときこそ社員みんなが集まって、いろいろとやるチャンス!
ということで・・・
大和学園卒業の松尾をヴェルディのパティシエールに任命したものの、一人ですべてを背負わせるわけにはいかないので、今日は他の社員も一緒にキッチンでお菓子作り。
まずは、「守・破・離」(しゅ・は・り)の「守」から。
今まで食べた中で、一番美味しいと思ったロールケーキのレシピを模倣して、作り倒したうえで、ヴェルディとしてのオリジナルを検討しなくては。
ということで、今回はレシピ通りに作ってみる。
さすがに素晴らしいレシピ、味としては文句のつけようがない美味しさ。
ただ、見た目の面でまだまだ改良点もあり、今後の課題がはっきりと見えた。
そして、同時にこのロールケーキは今まで何度か我が家でも作っているので、アレンジすべきポイントもすでに頭の中にできてきている。
しばらく繰り返し製造して、「破」につなげていきたい。
こちらは、オーソドックスなナッツのタルトで、焼きあがった段階で、食べる前に今回ひとつミスをしたことに気付く。
次回、その部分をしっかりと修正しつつ、もう一段良いものにしたい。
同時に、ナッツのタルトは非常にオーソドックスなものなので、ある意味他と明確に差別化できなければ優位性を持てない。
オーソドックスなものを美味しいと思って頂けることの難しさ。
頑張ろう。
そんなわけで、製造後の試食タイム。
左から和歌山No.1の洋菓子屋の娘。管理栄養士。調理専門学校卒後、フレンチ、カフェなどで実務を積んだ当店パティシエール(に勝手に任命)。飲食歴10年近い次期店長候補。それに加えて私。
と、けっこう(いや、かなり)味にうるさい上、食べ物を作ることに対しても素人ではない面々が知恵を出し合ってヴェルディの珈琲にぴったりくるお菓子を作り上げていこうというチャレンジがスタート。
9月は試作期間という位置づけにして、10月にはなんとか。
食欲の秋に、ヴェルディのスイーツはますます美味しくなるはず。
どうぞご期待くださいませ。