自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2025年03月

最近よく見かける

2025年3月30日 

先日は、出勤時にヤサカタクシーの四つ葉を見かけたが、こんどは近所のコンビニの駐車場で発見。

最近、よく見かけるけど、あまりいいことないなぁ・・・

さて、今日の下鴨店は今年度最後の営業日。

うわ~、もう年度末、期末、決算ではないか!

と言うことで、明日は定休日ではあるが、経理のスタッフも出勤してくるので、午前中は下鴨でデスクワーク。

午後は北白川へ行ってミーティングと焙煎と髙島屋への配達。

多分、その後夜まで再びデスクワークになるんだろうなぁ・・・

年度末、ちょっと嫌だなぁ・・・

なんてことを思う暇もないほど、今日は朝から多くのお客様にお越し頂き、お昼に少し落ち着いたかと思ったが、それもつかの間、閉店間際まで慌ただしく時間が過ぎていった。

そんな中でも、先日から焙煎補助を始めた新人さんが、焙煎室の作業を概ねできるようになり、いろいろと任せられるようになってきたのが心強い。

彼女は、6月まで現在働いているところとの契約があるため、ヴェルディには週に2~3日しか来れないが、晴れてヴェルディの社員になってもらった暁には、恐らくもうバリバリ焙煎もできそうな雰囲気。

そして、本当は昨日までに作ってしまおうと思っていた、ちょっとした飾りを今日の夕方にちょこっと作ってみた。

いろんな豆の生豆と煎り豆。

原産国と品種を書いているのだが、品種によって形や大きさも違うし、焙煎すると膨らんで大きくなることも見えるようにしている。

カウンター席に置いているので、ご来店の折はぜひご覧くださいませ。

再会

2025年3月29日 

やっと暖かくなって来たと思いきや、今日は寒の戻りで肌寒い一日。もう寒いのは勘弁してほしいです。

そろそろ桜が咲き始めそうですが、桜もこの寒さにはびっくりしていることでしょう。

来週からはまた恒例?の桜日記が始まりそうです。

そして、北白川焙煎所の植物達。カレーリーフとコーヒーの木。

去年は移転してすぐ寒さのせいか、カレーリーフの葉っぱが見事に枯れ、枝のみに。

今年はテラスのカレーリーフも何とか枯れず春を迎えたと思っていたのですが、今週一気に葉っぱが落ち、また去年のようになってしまいそうです。

今年は鉢植えのカレーリーフは店内に入れていたので何とか元気なのですが、やはり寒さに弱いようですね。

去年は4月にはまた新芽が出だしていたので、今年もまた新芽が出ることを祈り、見守りたいと思います。

一方、コーヒーの木は順調に成長中!!

今年で5年目?今年こそは花が咲くのか?!

乞うご期待です!

そして!

実は今日、懐かしのあの人がご来店!

元スタッフOさん♪3カ月ぶりの再会でした。

彼女は変わらず、元気でした♪良き。

穏やかな一日

2025年3月27日 

今朝、出勤途中に信号待ちをしながらふと前を見たら、四葉のヤサカがいた。

何かいいことあるかなぁ・・・

と、思っていたのだが、特に良いことはなかった。

午前中は、比較的慌ただしく時間が過ぎて行ったが、お昼過ぎから雨が降り始めると、やはりお客様の足も湿りがち。

営業的には忙しい方が良いのだが、このところ毎日あくせく働いていたので、たまには穏やかな一日も良いのかも。

四葉はどういう意味だったのだろう。

夜、ちょっと髙島屋S.C.店に届け物があったので、カミさんと一緒に四条まで出て、もう閉店時間だったため、飲食街の出入り口として開いている地下の出入り口から入るべく、私は寺町通に車を停め、カミさんに届け物を運んでもらった。

その間、以前から気になっていたコーヒースタンドへ。

寺町の綾小路をちょっと上がったところで、いつも露店を出しているコーヒースタンド。

深煎りのブレンドと、中深煎り、浅煎りがストレートで1種類ずつ。

ストレートは両方ともコロンビアで、浅煎りはカフカ産、中深煎りはナリーニョ産だったので、ナリーニョを飲んでみた。

値段は500円~としか書かれていなかったのだが、コロンビアのストレートは700円だった。

たまには、他のコーヒーを飲んでみることも必要ですねぇ・・・

それにしても、街中は外人さんだらけ。

桜もちらほら咲き始め、これからますます人が増えることでしょう。

配送が大変になりそうだが、頑張って行こう。

1000円の壁

2025年3月25日 

昨日は、下鴨店が定休日だったので、私も月曜日はお休み。

なので、北白川へ行くことになるのだが、下鴨にいると開店準備から閉店後まで、昼食をとる余裕すらなく、気が付いたら午後9時とか10時なので、商談だとか打ち合わせなどは、どうしても休みの日の月曜日にまとめてすることになる。

ご多分に漏れず、昨日も10時からZOOMでのミーティングがあり、午後一には生豆を扱う業者さんが来店。

その合間に髙島屋用の豆の焙煎をしつつ、生豆業者さんとの話が終わったら、髙島屋へ豆の配達へ行き、戻ったら商品の写真撮影。

をしている間に、この春のアルバイト募集をお願いする会社の担当者が来店。

結局休みの日も息つく間もなく一日が過ぎていくのだが、それでも北白川だと、さっとお昼ご飯を食べる程度の時間は作れるから、まだお休み気分が味わえるかも。

そんなわけで、比較的のんびりと過ごした月曜が終わり、火曜日の下鴨店。

この土日は、なかなか慌ただしかったので、やらねばならない仕込みが山ほどあったのだが、今朝は落ち着いていたので、パートのスタッフにはそれら仕込みをしっかりとやってもらい、私は今日焙煎する豆のハンドピック。

なんだかのんびりしているなぁ・・・と思っていたら、いきなり12名のご来店。

10時半に、12名様分の席が空いていること自体は、けっこうヤバイ状況なのだが、いきなり大ピークが訪れて、一気に活気づく下鴨店。

その後もお客様が途切れることなく、なんだか午後は春爛漫という雰囲気の店内だった。

と、ここまでは前置きで、ここからが本題。

ラーメン屋さんから、よく「1000円の壁」という言葉を聞く。

ラーメン一杯1000円を超えるというのは、ちょっと・・・という発想なのだが、ヴェルディ的にもコーヒー豆100gにおいて1000円の壁というものがある。

原価的には、本当なら1200円くらいで売りたいものの、やはりコーヒー100gに1000円以上出して頂くのは、心が痛む。

なので、ギリギリのところで1000円を超えないよう頑張っているのだが、最近オープンした自家焙煎店などは、平気で1000円以上の値段をつけているし、コーヒー一杯カップで飲むにしても、平気で800円とか1000円とかメニューに書かれている。

実際、ヴェルディでも本当ならそのくらい頂戴しないと、経営は安定しないのだが、やはりコーヒー一杯に800円以上をつけることや、豆100gに1000円以上をつけることは、長年ご愛顧下さっているお客様のことを考えると、どうしても踏み込めない領域。

そんなことを考えていたら、先日の夜に今年の仕入れのことで打ち合わせをしていた生豆商社の社長も、生豆の卸価格をしっかりと会社を経営できる価格にしようとしたら、販売先のロースターさんの顔が頭に浮かび、なかなか価格を決められない。といったことをおっしゃっていた。

本当に10年前と比べたら、ブラジル・サントスNo.2なんかは4~5倍の値段になっているし、エチオピアもほぼ2倍、コロンビアでも1.8倍程度になっている。

10年前と同じ原価率で販売しようと思ったら、100gを1500円~2000円で売らないと、かなり厳しいことになってしまうのだが、その値段でヴェルディが販売している豆って、ブルーマウンテンかお酒風味の豆くらいなもの。

一方で、通販関係の広告会社の方と話をしていたとき、私が本来なら1200円以上の値段を付けたいけど、やはり1000円の壁があって・・・と言ったところ、「そうやって本来あるべき原価率で価格をつけた会社は、本当に2倍近く値上げをして、客数は4割ほど減ったものの、売価が2倍になったので、結果的に売り上げは伸びているので、ヴェルディさんも思い切って1000円の壁を突破したらどうです?」と言われた。

本当に、これはもう究極の選択なのだが、やはり私的には1000円の壁は超えられない。

1000円の壁をぶちやぶって営業を続けるか、もういっそのことコーヒーというものに見切りをつけるか。なんてことも脳裏を横切る。

けっこうお客様からは気軽に「コーヒーの値段上がっていて大変だね」と声をかけられるのだが、実は本当にシャレにならない現在のコーヒー生豆価格。

長く自家焙煎を続けている人ほど、私と同じ悩みを持っているように思いつつ、今日はこの春からヴェルディで働きたいと言っている人と面談をしたのだが、コーヒーについて、深く学びたいので、私の元で働きたいと言ってくれる眼前の若者に向かって「でも、今のコーヒー業界の状況からすると、うちで働くのは、泥船に乗ることになるかもしれないよ」と、冗談抜きで言わずにはいられなかった。

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