今日は大晦日。
年末年始、休みなく営業するのはヴェルディ開業以来の恒例となっているが、特に今年は全く年末年始と言う気分が感じられないままこの日に至ってしまった。
ただ、おかげさまで京都髙島屋S.C.店は、開業以来最高の月間成績を記録。
髙島屋店の店長以下、スタッフ皆がしっかりと良いコーヒーを提供しようと頑張ってくれたものと思う。
今年は、コーヒー生豆の価格高騰から始まり、最低賃金の過去最大上昇、コーヒー豆の限らず、あらゆるものが値上がりする中、非常に難しい営業を強いられた一年だった。
そんな中でも、多くのお客様がご来店や通信販売でご利用下さり、スタッフ皆も頑張ってくれて無事一年を終えられたことに感謝。
大晦日の営業を終え、17時間後には新年の営業が開始するのだが、とりあえずは今年最後の食事を東京から帰省してきた娘と一緒に、先日失敗したネパール人がやっているインドネバール店へ。

先日は、インド風のマトンマサラとナンを注文して大失敗だったので、今夜はいつも通りネパールの庶民食、ダルバートの定食を注文。
そもそもダルバートって「美味しい!」というものではなく、あくまでネパール人の庶民的食べ物。
そのダルバートに、炒め物と漬物、そしてサモサがセットになっていて炭水化物はバスマティライスなので、なかなか豪華な定食。
正直ネパール人の彼らにとっては他国の料理であるインド風カレーや、恐らく日本に来るまで彼らは食べたこともなかったであろうナンを注文するより、ネパール人が自国で毎日のように食べているダルバートを注文した方が、インド風カレーやナンを食べるより数百倍満足度が高い。
と言うことで、今年はインネパ屋の利用方法についても勉強になった一年だった。
この日記を書いている時点で、残すところ2時間ちょっと。
今年最後のCDはコレで。

ショスタコーヴィッチ オラトリオ 森の歌
ムラヴィンスキー指揮 ソビエト国立交響楽団
V.キリチェフスキー(Tn) I.ペトロフ(Bs)
国立合唱学校児童合唱団 / 国立アカデミー・ロシア合唱団
ショスタコの森の歌は、京都市交響楽団のニューイヤーコンサートで当時毎年取り上げられていた演目で、小学生のころ入っていた京都市少年合唱団の一員として歌わせてもらった思い出の曲。
この曲、ともかく歌っていても聴いていても、なかなか感動できる曲で、正直言うとソヴィエトのプロパガンダ曲ではあるが、それを超越して音楽的に本当に素晴らしいと思う。
今では、あまり取り上げられることがなくなったものの、昭和のころには多くの合唱団が取り上げて歌われていた。
その際は、ロシア語ではなく日本語に訳したものが使われていたが、当時の対訳として一番主流だったものは、櫻井武雄先生が訳したものだった。
その櫻井武雄先生対訳の森の歌を京都会館のステージで歌ってから10年後、櫻井武雄先生の息子でありバリトン歌手であると同時に、松本幸四郎や加藤登紀子のヴォイストレーナーも務められた櫻井直樹先生に歌を教えて頂くとは、ある意味運命的なものを感じるのであった。
ムラヴィンスキーの森の歌は、必要以上に感動的な演奏をするのではなく、むしろ淡々と進行していく。
プロパガンダではなく、純粋に音楽としてスコアを解釈しているのではないかと思われるが、気持ち的には特に終曲である「栄光」などは、もっとMaestoso に演奏してほしいなぁ・・・
と、思ったり。
ただ、必要以上に感情移入していないだけに、純粋に音楽としての荘厳さを聴ける上、じっくりと聴くと合唱のグルーヴ感が半端ない。
ソリストの二人も、他の盤を凌ぐ歌唱で、もっと良い録音で残っていれば、という思いが強い一枚。
年の瀬、第九もいいけど、森の歌は第九と同等かそれ以上に感動に浸れるように思う。
さぁ、来年も頑張ろう!明日も下鴨店は11時から皆様のお越しをお待ちしております。







