自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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とくながさん

2023年3月13日 

夕方、打ち合わせで外出していたら、携帯に店から着信履歴があったのでかけなおしてみたら、炊飯器が壊れたので、水曜日までに1升炊きの炊飯器を調達してほしいという内容だった。

そこで、閉店後にいくつか用事を済ませてからヨドバシへ。

調理家電コーナーって、けっこういろいろと見てしまうから、炊飯器コーナーにたどり着くまでにけっこう時間を要してしまった。

で、炊飯器コーナーへ行ってみたものの、安いもので1万円台後半、高いものだと10万円もする。

そこで通りかかった店員さんに「これは、どこがどう違うんですか?」と訊いてみた。

先日の日記で書いた中では、全くあたりをつけずに行って、何を買ったらよいか分からないから、プロの意見を聞こうというもの。

すると、基本的に炊飯器は3つの系統に分かれると教えてくれた。

まず「マイコン炊飯器」というものは、釜の下にあるヒーター一か所で炊き上げるので、上下で米の炊き具合にムラが出ることが多く、炊き上がったらすぐに上下を混ぜないと、部分的に固かったり柔らかかったりするらしい。

次に「IH炊飯器」は、釜の周り全体から炊き上げるので、あまりムラはできず均一に炊き上がるそうである。価格の違いは、主に釜の材質やコーティングだそうである。

最後に「IH圧力炊飯器」は、文字通りIHにプラスで圧力をかけて炊き上げるため、米の甘みを最大限に引き出し、一口目から米の甘みを感じられるように炊けるそうである。

普通のIHだと、噛むごとに甘みは感じられるようになるものの、一口目から「甘い」と感じられるのは圧力炊きする方だと言われた。

まぁ、ヴェルディの場合は、米をそのまま食べて頂くことは少なくて、だいたいはカレーをかけてお召し上がり頂くので、そんなに甘みが必要とは思えない。

そこで、私を接客して下さっている店員さんの名札を見たら「とくなが」と書かれていたので「私は自分がやっているカフェで米を炊くために使うのですが、だいたいはカレーのご飯なので、米の甘みを堪能するという感じではないわけです。なので、どちらかと言うと、耐久性と均一性に重きを置くのですが、それを踏まえて、とくながさん的には、どの炊飯器がおすすめですか?」と訊いてみた。

そしたら「確かに圧力炊飯器は甘みこそ強くなりますが、圧をかける分、米が圧縮されてしまうため、実は普通のIHの方が【ふっくら】感は出ます、そして、噛むほどに甘みが感じられるようになるので、私個人的には圧力ではなく普通のIHが好みです。」と。

でも、普通のIHでも、高いものは8万円、安いものでも3万円弱、本当のところ、どれが良いのですか?と突っ込んで聞いてみたら・・・

「炊飯器のシェアとしては、象印が一番なので、性能や信頼性では象印が一歩抜き出ていますが、IHの中で米の美味しさを最も追及しているのは三菱なので、個人的には三菱を推薦します。」と言われた。

見ると、象印のIHは数種類あって安くて5万円台、高いものは8万円台。

一方三菱は、5万円弱のものと2万9千円のもの2種類だけ。

この5万円と2万9千円の差は何ですか?と訊いたら、5万円の釜は、釜の中で米を60万回研いでもコーティングが剝がれないと言われていますが、2万9千円のものは30万回しか保証していません、と。

1日2回米を炊くとして60万回なら820年、30万回でも410年かかる計算である。

それって、保証期間が終わるまで私、きっと生きてないですよね?と言ったら、「その前に、機械の保証期間は1年ですから」というこたえ。

そんなわけで、「じゃぁ、こんなに説明してもらって申し訳ありませんが、この2万9千円のを購入します」と言ったら「いえ、納得してご購入頂けて良かったです」と。

個人的に、とくながさんという名前は、けっこう好きな名前なのだが、ヨドバシのとくながさんも、すごく好きな人柄であった。

ちょっと気分よくヨドバシを後にして帰宅してテレビの前のサイドテーブルを見たら、昨日娘に買ってやった「芋けんぴ」の袋が破られて置いてあった。

私も、これ食べてみたいと言いながら渡したので、もしかしたらちょっと残してくれているかな?と思って袋をとってみたら

全部なくなっていた。

文字通り、甘しお味だった。

食べてないけど・・・

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