今朝も晴れていたので寒いながらも空はけっこう明るかった。

さて、先日ちょっと無理を押して東京へ行ってきたのだが、その折にかき集めてきた豆が 7種類。
全てエチオピアで、イルガチェフとグジのウォッシュド&ナチュラル。

商社にサンプルをお願いしたら、だいたいは200~300グラムしかもらえないのだが、ヴェルディの焙煎機は最低でも1キロ以上の豆でないと回らないので、私が直接乗り込んで豆をもらってきたような訳である。
こうしてみると、大した量ではなさそうなのだが、これをリュックに入れて背負って東京の街を歩くのって、けっこう大変だった。
そんなわけで、全部焙煎して、味見をしてみた。

同じエチオピアのイルガチェフでも、けっこう味が違ったり。
先日、ある商社の担当者が「最近、グジが人気と言っているけど、肌感覚では大したことがない」と言っていたのだが、このグジを飲んでみると、非常に上品で良い豆だったり。
今年のクロップが入ってくるのは早くて9月。
それまでの間、どの豆をヴェルディのエチオピアにしようか悩むところ。
個人的には、今回調達したウォッシュドを全部混ぜたものが何とも言い難く美味しいのだが、毎回3種類を焙煎してブレンドとは行かないからなぁ・・・
飲みながら、エチオピアの大空の下、アフリカンベッドで天日乾燥されるチェリーを思い出した。

個人的には、私がエチオピアへ行った折に泊まった農園ALAKAのものを使いたいのだが、こちらの品種「74140」は、俗にいうバーガンディー種で、チェリーが徐々に色付いていくのではなく、ある時点から急激に赤くなるため、収穫時期が難しいこと。
そして、このALAKAの豆は前々年のものから見ているのだが、2年前より良くなっていることを考えると、やっと品種が土壌とマッチングしてきたように思える。
そんなわけで、思い入れはあるがALAKAは来年以降かな?と。
そんなこんなで、ウォッシュドはMETAD社のウォッシングステーションであるGOTITIのもの。
ナチュラルはイルガチェフで安定した品質を誇るウォッシングステーションWOTEのものを使うことに決定。
グジのBENTI NENQAに後ろ髪ひかれつつ、こちらは深煎りで使おうかとも。
エチオピアという国のポテンシャルの高さ、そして素晴らしさを再認識した飲み比べだった。
そして、昨日より販売を開始した ヴィンテージバレルコーヒー ですが、仕入れた20キロのうち、早1日で13キロがなくなってしまいました。
コーヒー通販の売れ行きランキングも、なんと初登場で不動の1位「ヴェルディブレンド」を抑え、堂々の1位!
来週一週間、もつかどうか・・・
ご希望の方は、お早めにお求めください。
ちなみに、明日の午前中に私が焙煎するまで下鴨本店では品切れ状態です。
お求めは午後3時以降でお願いいたします。


