自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

チョイス

2021年2月5日 

今朝も晴れていたので寒いながらも空はけっこう明るかった。

さて、先日ちょっと無理を押して東京へ行ってきたのだが、その折にかき集めてきた豆が 7種類。

全てエチオピアで、イルガチェフとグジのウォッシュド&ナチュラル。

商社にサンプルをお願いしたら、だいたいは200~300グラムしかもらえないのだが、ヴェルディの焙煎機は最低でも1キロ以上の豆でないと回らないので、私が直接乗り込んで豆をもらってきたような訳である。

こうしてみると、大した量ではなさそうなのだが、これをリュックに入れて背負って東京の街を歩くのって、けっこう大変だった。

そんなわけで、全部焙煎して、味見をしてみた。

同じエチオピアのイルガチェフでも、けっこう味が違ったり。

先日、ある商社の担当者が「最近、グジが人気と言っているけど、肌感覚では大したことがない」と言っていたのだが、このグジを飲んでみると、非常に上品で良い豆だったり。

今年のクロップが入ってくるのは早くて9月。

それまでの間、どの豆をヴェルディのエチオピアにしようか悩むところ。

個人的には、今回調達したウォッシュドを全部混ぜたものが何とも言い難く美味しいのだが、毎回3種類を焙煎してブレンドとは行かないからなぁ・・・

飲みながら、エチオピアの大空の下、アフリカンベッドで天日乾燥されるチェリーを思い出した。

個人的には、私がエチオピアへ行った折に泊まった農園ALAKAのものを使いたいのだが、こちらの品種「74140」は、俗にいうバーガンディー種で、チェリーが徐々に色付いていくのではなく、ある時点から急激に赤くなるため、収穫時期が難しいこと。

そして、このALAKAの豆は前々年のものから見ているのだが、2年前より良くなっていることを考えると、やっと品種が土壌とマッチングしてきたように思える。

そんなわけで、思い入れはあるがALAKAは来年以降かな?と。

そんなこんなで、ウォッシュドはMETAD社のウォッシングステーションであるGOTITIのもの。

ナチュラルはイルガチェフで安定した品質を誇るウォッシングステーションWOTEのものを使うことに決定。

グジのBENTI NENQAに後ろ髪ひかれつつ、こちらは深煎りで使おうかとも。

エチオピアという国のポテンシャルの高さ、そして素晴らしさを再認識した飲み比べだった。

そして、昨日より販売を開始した ヴィンテージバレルコーヒー ですが、仕入れた20キロのうち、早1日で13キロがなくなってしまいました。

コーヒー通販の売れ行きランキングも、なんと初登場で不動の1位「ヴェルディブレンド」を抑え、堂々の1位!

来週一週間、もつかどうか・・・

ご希望の方は、お早めにお求めください。

ちなみに、明日の午前中に私が焙煎するまで下鴨本店では品切れ状態です。

お求めは午後3時以降でお願いいたします。

芸大店もスイーツ!

2021年2月4日 

立春も過ぎて、少しずつ朝明るくなるのが早くなってきたような気がする。

まぁ、晴れているか曇っているかで随分明るさも違うけど・・・

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さて、昨日下鴨店長 土田の日記を見ていたら、下鴨店のスイーツのことを書いていたが、芸大店もタルトを自家製にしてから飛躍的にご注文の数が増えた。

昨年まで、自家製スイーツと言えばクレームキャラメルだけだったので、私は毎日7時過ぎに店に来て、せっせとプリンを焼いていたのだが、他にも自家製スイーツが出てきたので、相対的にプリンの出数が落ち着いて、私もそんなに早く出勤しなくてよくなってきた。

そんなわけで、芸大店が自信をもっておすすめするスイーツたち。

まずは、ガトー オ ショコラ。

こちらは、少しあたためてから冷たいアングレーズソースとともに提供。

2種類のクーベルチュールをブレンドして、ほんのりビター、さりげなく酸味、単体だと甘さ控えめながら、アングレーズソースと合わせることで、まろやかな甘みが印象的な一皿に。

ミックスベリーのタルト

ラズベリーの爽やかな酸味と、ブルーベリーの爽やかな甘み、ブラックベリーの奥行きがある味わいをタルトの生地がふんわりとまとめる一番人気タルト。

木の実の塩タルト。

アーモンド、ヘーゼルナッツ、くるみをたっぷりのせて焼き上げたタルトは、ほんのり塩っ気が効いていて、コーヒーとの相性抜群。

コーヒーのために作った味わいと言っても過言ではない、ぜひお試しいただきたい一品。

そんな芸大店の自家製スイーツたち、各々相性が良いコーヒーはあるものの、どれと合わせても味わい深く楽しめるコーヒーとなると、そうたくさんはない。

で、今一番オススメなのが、本日より販売を開始した限定商品の「ヴィンテージバレルコーヒー」。

ブラジルはセラード地域のスペシャルティコーヒーをウイスキー樽に1か月寝かせて熟成させてから出荷したポストハーヴェストコーヒー。

ウイスキー樽で寝かせたと言っても、お酒の香りを前面に出すのではなく、あくまでヴェルディのコーヒーの特徴ともいえる「スッキリ感」は損なわず、クリアな口当たりの後から、ほんのりと香るウイスキーの甘み。

こちらの豆は、コーヒー通販のページからお求めいただけます。

極小量しか日本に入ってこなかったため、今回用意したものがなくなり次第販売は終了。

今日一日で、すでに私が仕入れた量の 1 / 3 が売れてしまった。

よろしければ、おためしくださいませ。

ヴィンテージバレルコーヒーについて詳しくは こちら から。

久し振りの東京

2021年2月2日 

今日は朝一の新幹線で、久しぶりの東京。

コロナ禍ではあるが、仕事を前に進めるためには必要な出張もあるので、渦中火中の栗を拾う、とまで言ったら大げさだが、スケジュールを詰めて東京へ行ってきた。

まずは、腹ごしらえ。

池袋のベトナム料理店 サイゴン でランチ。

前菜の盛り合わせ

選べるメインは、「汁なしフォー」をチョイス。

実は、先週からちょっと胃腸の調子がよくなくて、私としたことがスパイスを控えている。

でも、やはり香りのある食事がしたい!ということで、刺激の強いスパイスではくハーブ薫るベトナム料理、でした。

で、ちょっと前になるが、婦人之友 という雑誌の2月号に掲載された「家でいれる美味しいコーヒー」というページに、写真提供と内容の監修をさせて頂いたのだが、このご時世だったので全てメールと電話でのやりとり。

せっかく東京へ行くことになったので、ご挨拶に立ち寄らせて頂いた。

実は、この婦人之友社という出版社は、1903年創業なので、もう120年近い歴史を持つ会社。

時代に左右されず、100年以上に渡り主義一貫した内容の雑誌を作り続けている希有な出版社だと思う。

社長(一番左の方)編集長(左から三番目の方)他皆さんと。

また機会があったら、ぜひお声がけください。

池袋を後に、銀座で一つ打ち合わせ。

その後、次の予定までに30分ほど時間が空いたので、銀座のカフェパウリスタで「森のコーヒー」と「ザッハ」を頂く。

昔ながらの味わい。

店を出て、新橋へ向かったのだが、ふと銀座の街(ほぼ新橋だけど)を見ると、これまでだと中国語ばかりが耳に入り、大勢の人で賑わっていた通りが、閑散としていて全く中国語が聞こえない。

なんか、これだと四条や河原町の方が人がおおいなぁ・・・・と思った。

で、とことこと新橋の先まで歩いて行って、コーヒー豆のサンプルをしこたま調達して、背負っているリュックの重量が肩にのしかかる中、最後の打ち合わせ。

いつもだったら、朝・昼・夜と東京の食べ物を試食して回るところ、今回はかなりタイトなスケジュールで動き回った。

早く、ゆっくり食事もしながら東京へ出張できるような世の中になってほしいものである。

鬼は外の次

2021年2月1日 

今日は夕方から雨の予報だったが、昼間は比較的晴れ間も見えて、風さえなければ寒さも和らいでいた感じ。

さて、明日は節分。

例年だと、自宅近所の吉田神社参道には多くの露店が並び、前に進むのが難しいほどの人出で賑わうのだが、今年はその参道、歩行者専用道路にはなっているが、露店はなく人もまばら。

この1年、季節の行事がほとんど全てなくなって、本当に季節感がない。

この時期、ヴェルディスタッフの中にも、百貨店の特設売り場でチョコレートを購入するのを楽しみにしている者がいるが、今年は大っぴらに「百貨店でチョコレート買ってきた」とは言いにくい雰囲気すら漂っている。

緊急事態宣言も延長と言うことだが、もう、どうせなら飲食店の営業時間短縮などという半端なことは言わず、スーパーと医療関係以外の全ての店舗は1か月営業を完全停止にして、その間にワクチン接種を進め、そこで完全にコロナを封じ込めるくらいのことをして、だらだらと生殺し状態を続けるのはやめてほしいと思ったり。

まぁ、無理だろうけど。

さて、1週間の期間限定で販売していた「恵方豆」も、大変ご好評いただき、予想以上に多くのご利用を頂いた。

コーヒー通販の方では、すでに品切れとなっているが、そうなると次は何を販売するか検討せねば。

と言うことで、水曜日か木曜日からは、こちらの販売を開始予定!

ブラジルはセラード産のコーヒーをウイスキー樽に寝かせて作られたロット。

その名も「ヴィンテージ バレル」。

某大手コーヒースタンドがいっとき販売して人気を博したものは、豆の段階でウイスキーの香りがぷんぷん漂うものだったが、ヴェルディではウイスキーの香りを前面にだすのではなく、ウイスキーのスモーキーな香りがほのかに薫るものの、クリアで軽い飲み口に、甘いアフターテイストが楽しめるものに仕上がっている。

ちょっとお値段高めにはなるが、緊急事態宣言で夜が早い昨今、真冬の夜長を読書しながら飲むには最適な風味ではないかと思う。

販売開始をしたら、またお知らせいたします。

楽しみにお待ちくださいませ。

知らなくてもいい珈琲の話-その4【エチオピア-Part 3】

2021年1月31日 

知らなくてもいい珈琲の話も4回目。

今回は、エチオピアという国の珈琲と言うより、ちょっとお金の話をいたします。

が、正直今回は本当に知らなくても全く問題ない、要するに「どうでもいい」話なのに、けっこう長くなるので、どうでもいい話に付き合う余裕はない、という方はここでご退出されることをおすすめします。

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さて、先週も書いた通り、エチオピアは世界の中でも最貧国のひとつで、一人当たりの月給は平均4,500円。

日本だと、高校生が5時間ほどアルバイトすればもらえる程度の金額です。

しかしこれは、GNP から計算しているので、ものすごくリッチな人から、ものすごく貧しい人まで全てを平均化した金額になります。

零細農家の生産量は年間400~500kg、間をとって450kgとしましょう。

市場での買い上げ価格が概ね8ブル(約40円)/ kg なので、その一家が珈琲専業であれば年収は約18,000円=月収1,500円程度になってしまいます。(一人当たりではなく、一家で、です。)

すると、子供たちは、こんな服を着ることになってしまいます。

もし日本で、ファッションではなく、これしかないからこんな服を着ている人と出会ったとしたら、こんな笑顔で明るく振舞ってはいないのではないでしょうか。

この時点で、日本の常識は全く通用しないことが分かります。

日本で、最高級のエチオピア豆を購入したら、100gで1,000円前後します。

つまり、日本におけるエチオピアの豆100gの値段は、同国零細農家の世帯収入の実に2/3にあたります。

その数字だけを捕らえて、「フェアトレードすべし!」と言うことは簡単です。

しかし、産地よりも少し都会に暮らす人たち、つまり零細農家の人たちより少し収入の多い人たちの表情や態度は、むしろギスギスしていて、田舎の子供たちのような笑顔が見られないことの方が多かったのも事実です。(もちろん、首都のインテリ層はまた違いますが)

洋の東西に関わらず、都会に住んで、そこそこの衣食住を維持するためにはお金がかかります。

自分がお金を使っているようでいて、実はお金のために振り回され、自分の意志とは関係なく無理をしなくてはならない、ある意味「お金に使われている」のではないかと感じるときがあります。

そんなとき、ふと田舎で畑でも耕しながら、のんびり晴耕雨読の暮らしもいいなぁ、と思ってしまうことがあります。

実際には、農業の大変さを実体験として持っていないから、そう思えるだけかもしれませんが、(要は隣の芝は青い)でも、そんなとき、「豊かさって何だろう?」と考えてしまうわけです。

話がそれましたが、もし、完全なフェアトレードを実現させ、エチオピアという国全体の構造が変わらないまま、零細農家の収入だけが先進国の農家並みになったとしたら、もしかすると、この子供たちの笑顔は「屈託のない笑顔」から「卑しい笑顔」に変わり、やがてエチオピアの珈琲産業そのものが根本から崩壊してしまうかもしれないと思うのです。(そう思うに至る理由を書きはじめたら、連載が永遠に続くので、ここでは割愛します。)

さて、ここまでは前置き。(マジ、今回長くなりそう)

エチオピアのコーヒー栽培は、零細農家の比率が高く、その人たちの世帯収入が年間18,000円程度なのに、国全体の平均は一人当たり年間55,000円.

そのレベルまで引き上げようと思ったら、かなりリッチな人がいないと無理になります。

そのリッチな人は、エチオピアの珈琲産業の中で言えば、「輸出業者」にあたると言っても過言ではないでしょう。

同時に、輸出業者は単に海外バイヤーとの取引で得る以上の収入を得ている人が多いのです。

それはどうしてかと言うことを書く前に、エチオピアの首都、アディスアベバの街を見渡してみる必要があります。

近代的な街並みで、奇麗な車も多くてスタイリッシュな女性が歩いている。

余談ですが、エチオピアの女性はすごく美しい人が多く、また男女の性別関わりなく、足が長くてすらっと細い人が多いのです。

ちょっとうらやましいかもしれない。

一見先進国の街並みのように見えても、ほんの通り1~2本歩くと・・・

こんな感じの風景に変わり、さらに一本わき道に入ると・・・

遠くに高いビルは見えますが、どこのスラムだ?という光景が広がります。

アディスアベバの中心地から少し郊外へ行くと、新興住宅街が目につきます。

そのすぐ先には、もう一つ住宅街を作ろうとしているように見える場所もあるのですが・・・

工事は止まったままで、いつ完成するかも、再着工できるのかも分からない建設中のマンションが並びます。

街を歩いていると、左のような近代的な建物がある反面、完成したビル以上に多くの建設途中で投げ出されたようなビルが見られます。

エチオピア、と言うか、アディスアベバは現在ものすごい建設ラッシュ。

その建設ラッシュ、実は途中でストップしてしまっているビルが多いというあたりにエチオピアのお国事情があります。

同時に、それがコーヒーに関わる様々な法律にも影響を与え、場合によっては先進国なら当たり前に行われている商慣行すら、それを実行すると逮捕されてしまう、なんてことに繋がりかねないのです。

事実、今から13~14年前のこと。

エチオピアの輸出業者の中でも売上TOP10の中から5社、TOP30の中から10社の社長が逮捕・収監されるという事件が発生しました。

その理由を簡単に言うと、[ECXで購入したときの価格と比べ、国際相場が低かったため、NYのアラビカ相場が上がるまで豆をストックして、相場が上がったときに売りに出したから。]

資本主義社会で言えば、安いときに購入して高いときに売るというのは商売人として当然のこと。

でも、それで逮捕されてしまうというのはどういうことなのでしょうか?

そのあたりを説明しようかと思ったのですが、まだまだ長くなってしまうので、続きはまた来週。

できれば、来週でエチオピアの連載には一区切りつけたいと思っておりますが、さぁ、どうなることやら。

夜散歩

2021年1月29日 

今朝は風が強くてわ向かった。

でも、晴れていたので帰りは若干明るくなっていた。

風が強いのは朝だけではなく、昼間もかなり吹き荒れており、芸大店の点灯管版が何度も風で倒されるほどだった。

そんな今日は、配達回りをした後、下鴨店の店長にも出席してもらって外部の業者さんと打ち合わせ。

これまでは、私が一人でやってきたような仕事も、少しずつ店長には考えてもらいたいのと同時に、私がもう一段上の仕事をするためには、私でなくてもできることは社員たちに任せていかないといけないと、このところ身をもって感じている。

頑張って任せていこう。

さて、今日は夕方に一つ家の用事があったので、閉店後の片づけを終えたらいったん自宅へ戻り、その後もう一度下鴨へ行かねばならなかったのだが、せっかくだったら夜のウォーキングを兼ねて、下鴨まで歩いていこう!ということになった。

下鴨神社の参道、けっこう暗くて寂しい。

闇夜に浮かび上がる神木って、なんだか荘厳。

誰一人いない下鴨神社にいることって、めったにないので、なんとなく不思議な気分だった。

帰りは、北大路を川端まで歩いて、高野川沿いを南下。

いつもは鴨川沿いを歩くことが多いのだが、高野川から見る景色って鴨川に比べると空が広いなぁ・・・

たまには違うコースを歩くのも気分転換になっていいと思ったが、今日は夜になっても風が強くてかなり寒い。

そんな寒い日は、なんとなくカフェオレが飲みたくなる。

前にも書いたことがあるかもしれないが、ヴェルディのカフェオレは、イタリアンブレンド(芸大店はアフリカンブレンド)を使って作るのだが、豆18グラムに対して抽出量は100cc。

ミルク200ccを熱して、そこにコーヒーを合わせるのだが、100cc抽出しても、実際には80ccくらいしか使わず、概ねミルク7に対してコーヒー3くらいが目安。

ちなみに、コーヒー通販ページの こちら からイタリアンブレンドはご購入頂けます。

よろしければお試しください。

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