自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たわごと

届かない

2024年4月8日 

昨日の日記で、芸大店で販売していた(北白川焙煎所では販売している)「アフリカンブレンド」を通販でもお求め頂けるようにしたと書いた。

同時に、「瓜生山ブレンド」も名称を「北白川ブレンド」の変更して販売をしたいと思ったのだが、こちらは11日からの開始を予定している。

その理由が、本当は土曜日に着く予定だった「ニカラグア」の豆が、まだ届いていないから。

3月までなら、恐らく金曜日には届いていたのだが、4月から輸送業の働き方改革に伴い、時間外の労働時間上限が設けられ、今までより発注から納品の日数が1~2日長くなることが影響している。

ただ、1日多く必要なだけなら良いのだが、配送スケジュールの変更に伴い、現在商業用物流が、かなり混乱をきたしているらしく、運送会社によっては1日や2日では済まない状況になっているらしい。

ヤマト運輸の人が、集荷に来た時に聞いた限りでは、宅急便は今まで通りの配送時間で届けられるようなのだが、日本郵便の方は0.5日~1日今までより配送が遅くなる。

最終消費者向けの運送会社は、基地間の輸送と家庭への宅配が分業になっていることもあり、人出さえ確保できれば今まで通りの日数・時間で対応できるものだと思うのだが、コーヒー豆のような商用貨物は、横浜や神戸の倉庫から荷下ろしをする最終到着場所まで一人のドライバーが担当することが多いため、どうしてもそうなってしまうのだろう。

まぁ、ある意味今の世の中は便利になりすぎてしまい、私が子供のころだったら驚きのサービスが、今では当たり前となってしまったが故に、そこから少し時間が伸びたりすると、不便になったように感じてしまう。

便利な世の中は有難いのだが、便利になりすぎるのもどうなんだろうなぁ・・・

まぁ、逆戻りはできないんだろうけど。

と、土曜日に届く予定の豆が、まだ今日も届かず、ちょっと困ったと思いながらも、少しそんなことを感じてしまう雨の午後だった。

渋滞の季節

2024年4月5日 

今日は、朝から通販サイトを少しさわって、午後には髙島屋へ豆の配送。

四条河原町まで車で行くには、いろいろなルートがあるものの、川端は御池と四条で渋滞になるし、御幸町を南下すると、錦あたりからけっこう歩行者が怖い。

で、何気に一番短時間で行けるコースが、川端二条を西に曲がって、木屋町を南下するというものなので、今日もそのコースで行ったものの、木屋町通りは桜が咲き始めてものすごい人出だった。

特に、四条木屋町あたりは、「いつから木屋町通りは歩行者天国になったんだ?」というくらい人が車道にもはみ出していて、歩行者と接触しないように走るのがやっとだった。

2月~3月は、外を出歩く人が少なかったのだが、ここにきて海外からの旅行者などが劇的に増えてきている。

ただ、四条界隈は人出がすごいものの、百貨店の地下は逆に少ない傾向・・・

なかなか難しい営業を強いられているが、今の時期にしっかり準備をして、葉桜になるころには、さらに店をパワーアップさせたい。

そんな髙島屋S.C.店、こちら限定の「桜ラテ」も、終了へ向けてカウントダウンが始まった。

もうすでに次のフレーバーラテを検討しているようなので、次回行ったら試飲してみよう。

桜も良いですが、桜ラテも!

ご来店お待ちしております。

壊れたら困るもの

2024年3月25日 

今朝、通販の送り状を印刷していたとき、シール台紙にプリントしていたら、用紙が機械の中でぐちゃぐちゃになってしまった。

紙を取り除いて一難去ったかと思ったが、その後クリーニング等のメンテナンスをしても、きちんとプリントできなくなってしまい、閉店後にヨドバシの修理窓口へ持って行った。

が、直るのに2週間程度かかるとのことで、2週間もプリンターがないのは困るため、もう一台同じものを買うこになってしまった。

困ったものである。

さて、昨日の続きだが、バレエってもしかすると「クラッシック」と呼ばれている音楽系芸術ジャンルの中でも、かなり敷居が高いものかもしれない。

バレエの中でも一般的に最も有名な作品の一つ、白鳥の湖の「情景」の音楽は、ほとんどの人が聞けば知っていると思うのだが、なかなかカッコイイ「乾杯の踊り」や、切なくも美しい「愛のパドドゥ」、最大の見せ場である「オディールと王子のパドドゥ」を聞いて「あ、白鳥の湖」と思う人は少ないかもしれない。

CDを買おうとしても、全曲盤よりもハイライトの方が多く、しかも全曲盤においても、管弦楽曲としては良くても、このテンポでは踊れない、といったものがほとんど。

もちろん、バレエのピットに入ったことのない指揮者が、スコアを独自解釈して演奏したものも、純粋な音楽としては聴きごたえがあるかもしれないが、例えばゲルギエフのような実際にピットで指揮をしている人の録音を聞くと、まさに舞台の情景が目に浮かぶのである。

やはり、バレエ音楽は、踊りと言う芸術のために作られたものなので、一つの曲は、全体の中で意味のあるものでないとならないし、その曲のテンポや演奏は、踊りで物語を表現するための伴奏でないといけないと思う。

これは、バレエスクールでのレッスンにも言えることで、ハイライトやヴァリエーションを形だけの美しさを求めて踊るのと、全幕を歳を重ねて上達する技術に応じたいろいろな役柄で踊って、その演目全体の中で、自分はどのように踊るべきか考えながら役を作るのとでは、同じように見えても全く違うものになるように思う。

今回は三女がカラボスを演じたが、数年前には次女もカラボスを演じていた。

次女はパワフルで勢いのある、赤い炎がメラメラと燃えるようなカラボスだったが、三女は勢いではなくツンとしてクールな青い炎がゆらめくようなカラボスを目指したという。

彼女曰く、次女のような勢いやパワーを表現しようとしたら、自分だと雑な演技になってしまいそうなので、どちらかと言うと、繊細だけど怒りがくすぶっているような踊りをしたかったとのこと。

何度もこの演目を踊り、3年前にはお姫様も踊った経験から、自分が踊れるカラボス像を考えた結果の踊りだったと思う。

もし、全幕をやったことがなかったら、内面的な役作りではなく、技術的な踊り方に集中していたものだろう。

そういう意味で、全幕上演という「本物」を幼稚園児から高校生まで毎年体験させてくれるバレエスクールは本当に素晴らしいと思う。

で、コーヒーである。

最近「バリスタ」とか言って最後の抽出だけをする人がもてはやされている。

ヴェルディの太田も、ハンドドリップチャンピオンシップで全国2位のバリスタと呼ばれているが、彼女の場合は月に数百キロのコーヒーを焙煎する焙煎士でもあるわけで、少なくとも豆の状態を掌握したうえで抽出をしている点から言うと、単なるバリスタとはちょっと違うかもしれない。

が、毎年産地へ出向いて、各々の国の栽培~収穫~精選~流通を見てくると、単に抽出しているだけ、焙煎しているだけ、とはまた違ったものの見え方になってくる。

同時に、「仕入れ」において、何を見るかということも変わってくる。

そうしてみると、一般の人は【栽培~収穫~精選~流通】という全体を知る由もないので、一番身近な【抽出】の上手下手が最も重要に思えるかもしれない。

が、種からカップまでの一連のことを知ると、本当に見える世界が変わってくるから面白い。

先日も、太田が焙煎したアティトランのグァテマラをテイスティングしたときに、不合格ではないけど、あとほんの少し深めにした方が良いということを言った。

それは、アティトランでヴェルディに入ってくる区画の豆が、どんな特性をもって、どんな質のコーヒーになっているかが分かるから、他の豆だとこれ以上はヤバイと思うものも、ことアティトランのグァテマラについて言えば、そうではないということを私が知っているから。

全幕を知って、自分の演じる役を考えることが重要なバレエ。

産地の状況を知った上で、焙煎をして、その焙煎に応じた抽出ができたら、もっとコーヒーの味に磨きがかけられる自家焙煎。

そうしてみると、私の仕事は現地へ行っていないスタッフたちに、どれだけそういったことを伝えて分かってもらうかということなのだろうと思う。

これが、なかなか難しい。

頑張ろう。

最後かな?

2024年3月24日 

今日は、娘が通うバレエスクール児童課の発表会。

演目は、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」全幕上演。

児童課は、基本的に幼稚園~小学生が中心だが、主役および主役級のキャストは主に中学生が受け持ち、実質的に主役級のお役を頂いたら、その後ソロの役は後進に役を譲り、舞台に上がっても援助出演という形になる。

そんな中、こと眠れる森の美女においては、役柄としては主役級でありながら、この役だけは既に主役を演じた後の高校生が担当するというキャスティングがあり、今回うちの娘はそのお役をさせて頂くことになった。

その役柄とは「カラボス」。

ディズニーの眠れる森の美女だと「マレフィセント」と呼ばれている嫌われ者の悪訳である。

まぁ、初めて主役を演じるのが嫌われ者というのは可哀そうなわけで、すでにお姫様を演じた後の高校生高学年に役が回ってくるというものである。

なので、うちの娘が児童課の発表会に出演するのは、実質的にこれが最後だと思われるので、彼女の最後の全幕上演舞台を見に行くことにした。

長女がバレエを始めた時からさかのぼると、もう我が家がこのバレエスクールとかかわりを持って24年。

その間、子供の発表会のみならず、パリオペラ座のエトワールを招いた団公演やら何やら、けっこうバレエを見る機会があった。

うちの娘たちが通っていた(通っている)スクールでは、毎年春と秋に発表会があり、春には児童課がチャイコフスキーの3大バレエ(眠れる森の美女、白鳥の湖、くるみ割り人形)をローテーションで全幕上演、秋は一人一人が踊りたいヴァリエーション(高校生になると、グランパドドゥも)を踊る。

そんなわけで、春の全幕発表会を今までに20回以上見てきたのだが、このところ本当にうちの娘たちは、このバレエスクールに通えてよかったと感じている。

それは、しっかりと全幕上演をそれも繰り返しながら色々な役柄を演じ、最後には主役級の大役をもらえるという経験ができるという点である。

そして、これってコーヒーでも同じだな、と思ったり・・・

と、ここまで書いて、けっこう長くなってきたので、それがどうしてか、ということは明日に書こうかと思う。

とりあえず、恐らく春の発表会に娘が出演するのは、今夜が最後だったと思う。

娘よ、長い間、お疲れさまでした。

※ 昨夜のリハーサル時の写真。個人の顔が分からないようノイズを入れています。

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