自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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インド・ネパール料理

鈴の音

2022年12月26日 

映画ポーラーエクスプレスでは、大人には聞こえない鈴の音というのが登場する。

主人公は、その音につられてポーラーエクスプレスに乗車するのだが、その主人公はちょうど大人と子供の中間にいる、と言うか、サンタクロースを信じられない子供、という設定。

クリスマスという時期をテーマにした映画や小説の中には、サンタクロースという存在が、心の世界における大切なものの象徴として扱われているものが少なくない。

大人になると、サンタクロースなどいない、という現実を知ることになる。

でも、本当にサンタクロースはいないのか?信じる心を失うということは良いことなのか、悲しむべきことなのか?

それらの映画や小説の多くは、イエス キリストの誕生を祝うクリスマスという日の意味をサンタクロースという象徴的な存在と重ねて、何が大切なのかと言うことを問うている。

さて、私も子供のころはクリスマスと言うとそれだけでワクワクしていた。

大人になっても、自分の娘たちが小さかった頃は、クリスマスは家族にとって大きなイベントであった。

が、このところはクリスマスギフトを扱っているものの、全くワクワク感もなく、単に年末が近付き慌ただしく過ごしているだけの時期になっている。

でも、やはりクリスマスが持つ本当の意味というのは何なのか、少なくとも年に一度は、この時期がくることで考えさせられる、ということが大切なのかおしれないと思う。

そんなわけで、我が家ではチキンもケーキもなく、淡々と過ぎて行く普通の一日だったが、せっかくなので食事でもしに行こう、ということで白梅町へ。

ものすごく久しぶりに食べたカストリチキン。

辛さはお任せにしたら、5段階中の4で仕上げたとのこと。

フェネグリークの甘い香りにパンチの効いた辛さが何とも言えぬ美味しさだった。

カレーの美味しさは分かるのだが、もう私にはポーラーエクスプレスの主人公に聞こえた鈴の音は聞こえないかもしれない。

客観的に、ちょっと悲しい気もするが、聞こえなくても、見えなくても、そこに何かが存在していることを信じて、その大切さを考えつつ、生活をしていければと思う時期がクリスマスの意味かもしれない。

みなさま、メリークリスマス。

時が経つのは早いもの

2022年12月20日 

先日、長女が合わせたい男性がいるということで、時間のある時に一緒に食事でもしてほしいと言ってきた。

長女もカミさんも、それなら白梅町でカレーが良いということだったので、てっきりその人もカレーが好きなのかと思ったのだが、タイ料理は好きでもインド料理はほとんど食べたことがないということだった。

どうやら、インド料理を目の前にしたら、私が機嫌悪くなることがないという変な気遣いというか判断から店を選定したらしい。

で、マダムの教子さんに予約をするとき、そんなシチュエーションのディナーになると伝えたら、小学生のころから長女のことを知っている教子さんも、なんか感慨深げな感じだった。

で、食べたもの。

予約限定の前菜盛り合わせ。

最上段がアルコフタ、二段目は茄子のアチャールと鯖のアチャール、ニンジンのラペというか、これもアチャール。

下段は、春菊とビンディーのパコラとエッグコフタ、グリーンチリのチキンケバブ。サートチャトニ添え。

これ、食べたかったけど一人では無理なので、こうしてたくさんの人数で来るときは予約必須だと思った。

続いて、ゴビマンチュリアン

私が最も好きなカリーの一つ。

カリフラワーのチリ炒め、今回はロマネスコで作って下さったのだが、要するにチャイニーズインディアンで、これがエビだったらインド風エビチリと言う感じの一品。

続いてナブラタンコルマ

チャイニーズインディアンの次は、THE北インドの宮廷カリー

そして、オーソドックスなものも一つと言うことで、ビーフサグワラ

こちらはバターナンで頂いた。

締めはキチュリ

ビーフサグワラ以外は、全て要予約商品だったので、今回はバッチリ予約をしてのヌーラーニ。

堪能させて頂きました。

で、娘の方は、初めて自分が真剣に付き合っている人を父親に紹介するとあって緊張していたかもしれないが、(末娘とカミさんは、すでに何度も彼に会っていたらしい)私としては、娘が良いと思うなら好きにすればいいだけの話で、むしろ私が何か文句を言うことで、私が気に入る人というのがほんの少しでも付き合う人を選ぶ条件に含まれてしまったら、それは良くないと思う。

まぁ、いきなりパプアニューギニアの狩猟部族の人とか、タンザニアのマサイ族とか連れてきたら考えるかもしれないし、本質的に悪いことを企む人のように思えたら、ちょっと注視した上で、娘と話し合うかもしれないが、見たところ本質的に悪い人でなければ娘がいいと思うならそれでいいのではないかと思う。

そんなわけで、一人で行ったのでは食べられないインド料理が食べられて幸せな夜であった。

2年ぶり

2022年12月11日 

この土日は、多くのお客様にご来店いただき、さらに来週から販売予定のバナナケーキのギフトボックスをサイトに載せるための準備で、けっこう遅くなってしまった。

そんなときは、スパイス摂取!

と思ったら、インドの薬膳粥「キチュリ」が予約限定で販売開始と言う情報を得たので、なんとか今日の段階でできるところまでやったら白梅町へ。

キチュリのセット

真上から

やはり、冬になるとこれですねぇ・・・

多分2年ぶりくらいに食べたが、このキチュリにサートチャトニをあわせるとえも言えぬ美味しさ。

これで来週も頑張ろう!

ガトー オ ショコラとシュトーレン

2022年12月4日 

昨日と今日は、京都芸術大学併設の劇場、春秋座で和太鼓「鼓童」のライヴがあったこともあり、11時ごろから閉店間際まで、ひたすら走り回るしかない営業であった。

営業的には有難い反面、珈琲専門店としては、じっくりとお客様にご説明などもできず、せっかくコーヒーを楽しみにお越し頂いても対応できないというジレンマもある2日間。

芸大店の場合イベントや授業などもあって、時間に制約のあるお客様が大勢いらっしゃる日や時間帯があるという点が難しい。

イベント時やスクーリングの休憩時間にご来店のお客様からは、「急いでいるから、早く出して」と言われることもしばしば、と言うより、かなりの頻度で言われる。

「良い接客」というのは、時と場合で変わるもので、しっかりとコーヒーを楽しみたいと思っている方に対しては、きちんと説明をしつつ、時間を気にせず、丁寧に抽出してお出しすることが良い接客なのに対し、劇場の開演前に急いで食べたいと言う方にたいしては、多少粗い接客になっても、スピーディーに提供することが優先されることもある。

毎回イベントがあるときは、営業面と、珈琲屋の専門家としての面と、大きな視点で見た時の接客業としての面、いろんな面で複雑な思いになる。

さて、そんな週末だったが、商品の入れ替えがいくつか。

まず、ガトー オ ショコラがマイナーチェンジ。

今までは、温めたチョコレートケーキのアンダーに、冷たいアングレーズソースを敷いてお出ししていたが、せっかくソースと一緒に食べられるよう、フィッシュソーススプーンをつけてお出ししても、ソースに手を付けないお客様が大半なので、それなら単純に冷たいままホイップ添えでお出しした方が良いかということで、レシピを変えたものを松尾に考えてもらった。

濃厚で味わい深いのに、軽く食べられるガトー オ ショコラ。

これもなかなか美味しいので、ぜひお試しください。

そして、昨年までは下鴨本店だけでお出ししていたシュトーレンのイートインを芸大店でも始めました。

そんなわけで、今日は朝7時半にプリンを作り始めたら、閉店までお昼ご飯はおろか、ちょっと座って水を一杯、という時間すら持てずに突っ走ったので、閉店後はお腹もぺこぺこ。

こういうときは、やはりカリーですねぇ・・・

ってことで、閉店後にも少しデスクワークをしてから、閉店間際の白梅町へ。

まずは、サラダから。

これですら、五臓六腑に染み渡るという感じ。

ブナキーマ

ビーフサグワラ

店からヌーラーニへ向かおうとした時点で、すでに20時50分。

ラストオーダーまで、あと10分だったので、電話でオーダーをしてから出発。

無事、頂くことができた。

私としては超珍しい、バリバリの北インドカリーにナンという組み合わせ。

マダムの教子さんからは、「サグなんて、何年ぶりのオーダーですか?」と聞かれるほどだったが、疲れた時はこういう濃厚な北インドカリーが良い。

これで明日からも頑張ろう。

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