自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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マスターの味

2019年11月14日 

今朝、そんなに寒く感じなかったのは、湿度が高かったからなのだろうか。

今日は朝の9時に最高気温に達して、そのあとは気温が上がらないため、朝の方が暖かいと天気予報で言っていた。

さて、今日は造形芸大の入試に伴い構内立ち入り禁止になるため学校関係のお客様がほとんど見込めない日。

一昨年、一応営業してみたものの、全然お客様がおいでにならなかったので昨年はお休みした覚えがある。

しかし、今日はランチに特別メニューで24名様のご予約が入っていたので普段通りに営業することにしたら、思いのほか多くのお客様がお越し下さり、わりと慌ただしく時間が過ぎていった。

 

10名以上のご予約時は、同じメニューに統一して頂くか、ご予算に応じて特別メニューを作ることにさせて頂いている。

今回は、少し豪華にランチをとりたいというご要望だったので、前菜のプレートとメインのお肉料理、そしてスペシャルカリーとデザート、珈琲というプチコース仕立てになった。

そんなわけで、私は朝から特別メニュー用のカリー作り。久しぶりに南インド風のココナツミルクを使ったカリーを作ってみた。

万一足りなかったらいけないので、少し多めに作ったため、残ったカリーをどうしようかと思ったのだが、そういえば造形のスタッフはちょくちょく一期一会カリーの試食をしているものの、下鴨のスタッフはほとんど私のカリーを食べていないなぁ、ということで、ほんの少しずつだったが下鴨に持って行って皆に食べてもらった。

 

新人さんや比較的新しいスタッフにとっては、私の作ったカリー初体験で、お世辞かもしれないが「美味しいです」と言ってくれた。

一方で、もう6年以上働いてくれているスタッフや店長は、一口食べたとたん「なつかしい味だ」と。

店長曰く、これは「マスターの味」だそうである。

 

以前、よくヴェルディの珈琲をお召し上がりになった方から「やはりバッハ系の味だね」と言われることがあったが、田口氏から教えを乞うて修行した人は、知らず知らずのうちにバッハの味に似てくるということだろう。

で、店長に「でも、このテのカリーならヌーさんのところへ行ったら同じようなの食べられるじゃない」と言ったら、「いや、この味はマスターの味ですよ」と。

まぁ、そういわれるということはある意味私は自分の味を確立しているってことなのかな?と、思ってみたり。

それにしても、彼女たちが私の作ったカリーを毎週食べていた「木曜夜カレー」の頃からもうすでに5年近く経っているのに、味って忘れないものなんだなぁ・・・

と、少し感心してみたり。

でも、久しぶりに食べても「この味」というものを思い出せるということは、それだけきちんと味の芯の部分ができているってことだと解釈して、私の味のファンをもっと増やせればいいなぁ、と思うひと時であった。

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