この2~3月で、大学4年生を中心に、卒業や引っ越しで退職するアルバイトさんが4名。
学生のアルバイトの場合、けっこう急に辞めてしまうことが多い中、有難いことに、皆が卒業まで働いてくれた。
すでに3人は京都を離れているのだが、今日は実家がヴェルディの近所で、ギリギリまでシフトに入ってくれていたKさん最後の入店日。
私が髙島屋への配達から戻ったら、そのKさんのお母様とお姉様がカウンターに。
最終入店日に、初めてお母様もお姉様もご来店になり、何となく参観日っぽい雰囲気でコーヒーをお召し上がりになって行った。
退職した4人の元アルバイトさんたち、他府県の大学院へ行くもの、就職する者、退職理由はいろいろだが、新たな進路でも頑張ってほしい。
そんな今日は、髙島屋へ配達に行くとき、なんとなく頭の中でチャイコフルキーのヴァイオリンコンチェルトが鳴っていたので、車中でチャイコンを流しながら木屋町を下がって四条へ向かっていると、三条あたりから私の前に現れた車は・・・

これ、キャバクラか別の夜のお仕事かよくわからないが、ともかく若い女性の求人を募集する車。
大音量で「バーニラ、バニラ、バーニラ求人、バーニラバニラで高収入!」と歌が流れてくる。
河原町や木屋町界隈を走っていると、ちょくちょく遭遇するので、この車から流れてくる歌をフルコーラスで覚えてしまっているのだが、せっかく人がチャイコフスキーの音色に気分を良くしながら走っていたのに良い気分が台無し。
これの後ろについたらブルーになってしまう。
と言うことで、自宅に戻って聴いたのはもちろんコレ

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
コルンゴールド ヴァイオリン協奏曲
アンネ・ゾフィー。ムター(Vn)プレヴィン指揮
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(チャイコフスキー)
ロンドン交響楽団(コルンゴールド)
中学のころからムターのファンである私としては、彼女のアルバムはほとんど持っていので、ムターのチャイコンは、この盤以外にもカラヤン / BPOのライヴ盤を持っているが、そちらは若きムターが弾くカラヤンのチャイコン。
対してこちらは、プレヴィンが振る円熟のムターによるチャイコン。
しかし、このアルバムで出色なのはチャイコンよりむしろコルンゴールド。
コルンゴールドのVnコンチェルトは、ハイフェッツに献上されたものなので、もちろんハイフェッツの録音が決定盤であることに異議はないのだが、冒頭からムター節全開のセクシーな音色、そしてむせび泣くような音まわしを耳にすると、「この曲はムターのために書かれたではないか?」と思うほど。
コルンゴールドのVnコンチェルトは、録音が少ないだけに比較は難しいのだが、私がムターファンという推しのアドバンテージを差し引いても良い演奏だと思う。


