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カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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パプアニューギニア旅行記 農園視察その2

2017年6月1日 

PNGの旅行記はこれが7回目だが、ここまで農園視察について書いたのは、まだ1回だけだった。

「何しに行った?」と言われそうなので、今回と次回は農園視察をまとめてレポート。

朝、ホテルを出たら、ちょうど通勤通学の時間帯だったようで、雨上がりの道を学校へ向かう子供たちを多く見かけた。

走ることしばらく、珈琲の木が見え始め、CICのテスト農園兼精製所へ到着。

まずは精製所から

 

ここでは、相当な量の精製ができるはずだが、水をくみ上げるポンプが故障したそうで、現在稼働できておらず、もう間もなく部品が届いて修理をしたら再稼働するらしい。

せっかくだったら稼働しているところを見たかった。残念。

 

子供から大人まで、収穫期には豆を摘む。子供は裸足だが大丈夫なのかと少し心配になったり。

しかし、PNGの人たちは、大人でも裸足の人が多く、そこそこ収入があるはずのCICスタッフでも裸足の人がいるほど。

まぁ、そんな文化なのかもしれない。

 

整然と植えられた珈琲の木

花も咲いていた。

CICの農園を後に、バスで出発してしばらく走ると、豚が放し飼いになっていたり、鶏が放し売り?になっていたり。

 

しばらく走って、修道院が運営している学校・農園へ訪問した。

 

PNGは基本的にキリスト教が多く、ここはカトリック系の伝道師がキリスト教とともに学問と珈琲栽培を持ってきた施設だとか。

この地に修道院を建てた伝道師が眠る墓

学生たちは、見知らぬ日本人に興味津々の様子で、私たちが農園の方へ行ったら、後からついてくる学生も。

ここの学生たちは、比較的所得のある世帯の子供たちの様子。

 

道の右には珈琲、左にはバナナが植えられている。「たわわに」とまでは言えないが、そこそこ実がついている木が多く、しかし全体に少しやせている感じ。

タンザニアのフレンチミッション、ルワンダのジャーマンミッションなど、昔から宗教と農業を一緒に持ち込んで、地域の人たちを心の面でも経済面でも、キリスト教の宣教師たちが導いて行った歴史がある。

ここパプアでも、最も古い農園は修道院から始まったと言われる。

1,000年以上前、最初に珈琲の貿易を始めたのはイスラム教徒たちだったが、近代社会においては、珈琲を産業として普及させ、途上国の経済に寄与して行ったのはキリスト教という図式がある。

珈琲に軸足を置いて歴史を見て行くと、また一味違った世界史が眼前に広がる。

 

修道院を後にしたら、カランガ コーヒー ファクトリーという、このあたりでは大きい農園へ。

農道にバスは入れないので、四駆に分乗して栽培地へ向かう。

 

幹の太い古木が多く、それでも非常に実の付き具合も良い、なかなか管理の行き届いた農園。

この地域では、ティピカとアルーシャをメインに、ムンドノーボなども作られているらしいが、こちらはティピカの古木がまだまだ現役で勢いよく実をつけていた。

 

農園の中の集落には、子供たちも多く見受けられ、皆見知らぬ日本人に興味はあるものの、恥ずかしくてなかなか近寄ってこない。

 

そんな子供たち向けの学校が昨年建てられたそうで、中に入ってみた。

肝心な子供がいないので、本当に授業をしているのか?ときいてみたら、学校は午前中だけで午後は授業はないらしい。

先に行った、修道院の学校とはずいぶん違う感じではあったが、それでも、農村の子供たちにも、読み書きができる者が増えていることは素晴らしい。

「より、教育を充実するためにも、みなさんよろしく」と言われながら農園を後にした。

農園の中の集落。

農園を出ると、パイナップル畑が広がっていた。

きみたちが農園を見て回っている間に、オレはバスを洗車して、ピッカピカにしてきたぜぃ!とノリのいい運転手さんは、自慢げにバスと一緒に記念撮影を要求するのであった。

つづく

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