東京ビッグサイトで本日から開催の「カフェ・喫茶ショー」を見に行くため、昨日から東京へ行ってきた。
今回の展示会では、けっこう見積もり依頼だとか、具体的に商談をしたブースも多く、収穫の多い一日であった。
で、そんな商談の内容は、今後の店舗運営や商品に反映されるとして、昨日は昼2食と夜1食、久しぶりにカレーを食べて回ってみた。
まずは、この4月にオープンと言うか、伝説のカレー屋復活と言うか、「Blakes」というお店へ。
有名人が、こぞって絶賛していた「GHEE」というカレー店が、神宮前2丁目に店名をかえてオープン。
噂には聞いていたが、GHEEには行く機会がなかったので、今回は行きそびれることなく、と、思って駆けつけた。
2種もりのカレーは、「ミルクカレー&ビーフカレー」と「キーマカレー&バターチキン」。
インド料理愛好家の観点から言うと、インド人だったら、こんなスパイスの使い方はしないだろうと思うのだが、そこがオリジナリティーと言うべきか、日本人が作る、インド風スパイスカレーという感じで、なかなか面白く頂いた。
某有名俳優が、東京で一番美味しいカレーと絶賛したと聞くが、インド料理を食べつけていない人が、これを食べたら、そう言ってしまう可能性もあるかな、と、若干納得。
美味しく頂きました。
実は、神宮前2丁目近辺は、現在カレー店が多数できている、カレーの Hot spot。
少し歩けば原宿があり、方向を変えれば青山・表参道、そんな立地にこういうマニアックな個人カレー店が林立しているというのは、なかなか立地の妙という感じ。
で、Blakes を出たら、その真向いにある、平日昼間の2時間ちょっとだけ出没するお店「リコ」へ。
ここは、夜にBar として営業しているお店を昼の2時間半だけ借りて、テイクアウト中心に営業されているお店。
日替わりはすでに売り切れていたので、「バターチキン」と「ガッパオ」を頂いた。
もう2時を回っていると言うのに、食べている間にも、次々とテイクアウト客がやってくる。
青山や表参道の、上陸系ビジネスモデルと正反対の、地元密着型のビジネス展開。
なかなか面白かった。
そして、夜は池袋の「火星カレー」へ。
地球上のカレーとは一線を画したカレーが食べられるそうである。
コンセプトとしては、美味しいルーで、地球上のいろいろな肉を食べられるカレーだそうで、チキンやビーフ、マトンの他、鴨や鹿、カンガルーなんてのも。
ゆっくり食べるというよりは、食券を購入してササッと食べる感じのお店ながら、なかなかインパクトのあるカレー屋さん。
「鹿カレー」と「ビーフカレー」。
ルーは、肉によって変わるわけではないが、辛さは、甘口・中辛・辛口の他、「冥王星」なんて、宇宙級の辛さもあるらしい。
味の方は、地球規格外の美味しさというと語弊はあるだろうが、たまに食べたくなる美味しさであった。
そして、〆は丸の内の「インディアンカレー」
こちらは、大阪に数軒店をかまえる「インディアンカレー」の東京店。
中之島の、朝日カルチャーで講座をもっていたとき、ちょくちょく利用していた。
この秋シーズンの講座も、講師の依頼を頂いたものの、ちょっと私に時間的余裕がなかったので、ご辞退申し上げたため、なかなかインディアンカレーを食べる機会がないなぁ、ってことで、久しぶりに何故か東京でインディアンカレー。
このカレーも、たまに無性に食べたくなる味。
なんだか、東京の中の大阪を感じるひと時であった。
さて、明日は水曜日なので、店長 土田が日記を担当いたします。
なので、東京食べ歩記の「朝食編」「スイーツ編」は、木曜と金曜にアップいたします。