自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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タイ料理

東京食べ歩記~カレー編

2016年6月14日 

東京ビッグサイトで本日から開催の「カフェ・喫茶ショー」を見に行くため、昨日から東京へ行ってきた。

今回の展示会では、けっこう見積もり依頼だとか、具体的に商談をしたブースも多く、収穫の多い一日であった。

で、そんな商談の内容は、今後の店舗運営や商品に反映されるとして、昨日は昼2食と夜1食、久しぶりにカレーを食べて回ってみた。

 

まずは、この4月にオープンと言うか、伝説のカレー屋復活と言うか、「Blakes」というお店へ。

有名人が、こぞって絶賛していた「GHEE」というカレー店が、神宮前2丁目に店名をかえてオープン。

噂には聞いていたが、GHEEには行く機会がなかったので、今回は行きそびれることなく、と、思って駆けつけた。

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2種もりのカレーは、「ミルクカレー&ビーフカレー」と「キーマカレー&バターチキン」。

インド料理愛好家の観点から言うと、インド人だったら、こんなスパイスの使い方はしないだろうと思うのだが、そこがオリジナリティーと言うべきか、日本人が作る、インド風スパイスカレーという感じで、なかなか面白く頂いた。

某有名俳優が、東京で一番美味しいカレーと絶賛したと聞くが、インド料理を食べつけていない人が、これを食べたら、そう言ってしまう可能性もあるかな、と、若干納得。

美味しく頂きました。

実は、神宮前2丁目近辺は、現在カレー店が多数できている、カレーの Hot spot。

少し歩けば原宿があり、方向を変えれば青山・表参道、そんな立地にこういうマニアックな個人カレー店が林立しているというのは、なかなか立地の妙という感じ。

で、Blakes を出たら、その真向いにある、平日昼間の2時間ちょっとだけ出没するお店「リコ」へ。

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ここは、夜にBar として営業しているお店を昼の2時間半だけ借りて、テイクアウト中心に営業されているお店。

日替わりはすでに売り切れていたので、「バターチキン」と「ガッパオ」を頂いた。

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もう2時を回っていると言うのに、食べている間にも、次々とテイクアウト客がやってくる。

青山や表参道の、上陸系ビジネスモデルと正反対の、地元密着型のビジネス展開。

なかなか面白かった。

そして、夜は池袋の「火星カレー」へ。

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地球上のカレーとは一線を画したカレーが食べられるそうである。

コンセプトとしては、美味しいルーで、地球上のいろいろな肉を食べられるカレーだそうで、チキンやビーフ、マトンの他、鴨や鹿、カンガルーなんてのも。

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ゆっくり食べるというよりは、食券を購入してササッと食べる感じのお店ながら、なかなかインパクトのあるカレー屋さん。

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「鹿カレー」と「ビーフカレー」。

ルーは、肉によって変わるわけではないが、辛さは、甘口・中辛・辛口の他、「冥王星」なんて、宇宙級の辛さもあるらしい。

味の方は、地球規格外の美味しさというと語弊はあるだろうが、たまに食べたくなる美味しさであった。

そして、〆は丸の内の「インディアンカレー」

こちらは、大阪に数軒店をかまえる「インディアンカレー」の東京店。

中之島の、朝日カルチャーで講座をもっていたとき、ちょくちょく利用していた。

この秋シーズンの講座も、講師の依頼を頂いたものの、ちょっと私に時間的余裕がなかったので、ご辞退申し上げたため、なかなかインディアンカレーを食べる機会がないなぁ、ってことで、久しぶりに何故か東京でインディアンカレー。

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このカレーも、たまに無性に食べたくなる味。

なんだか、東京の中の大阪を感じるひと時であった。

さて、明日は水曜日なので、店長 土田が日記を担当いたします。

なので、東京食べ歩記の「朝食編」「スイーツ編」は、木曜と金曜にアップいたします。

毎日違う

2016年5月20日 

今朝、カウンターにおかけになった常連のお客様とお話をしていたときのこと。

私が、毎朝鴨川沿いを歩いていると言ったら、「同じところを歩いていて飽きない?」ときかれた。

たしかに、同じ道を毎朝歩いているが、目に入る光景は、一日として同じであることはない。

まず、日の出の時間が変わるので、明るさが違う。

雲が空に描く絵も違う。

空の色も違う。

そして、木々や草花も、日々変化をし続けている。

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桜が咲く、とか、紅葉が映える、とか、そういう季節ごとの変化だけではなく、昨日蕾だったのが、今朝は美しい花を咲かせていたり、名前も知らない雑草ながら、一日でくるぶしあたりの高さから、ひざ下まで伸びていたり。

そんなちょっとした違いを見ながら歩いていると、決して飽きることがない。

電車や車で遠くまで出かけなくても、すぐ近くに、これだけ自然における日々の違いを堪能できる場所があることは、嬉しいことかもしれない。

 

さて、日々違うという点で言えば、珈琲の味も違ってくるもの。

大きなくくりで言えば、年度がかわって、新しい豆に切り替わったときや、使っている豆の農園が変わったときなどは、豆そのものが違うものになるのだから、味が変わっても当然。

 

しかし、それ以外にも、焙煎後の経時変化は、想像以上に珈琲の味に影響があるし、淹れ方によっても、若干味は違ってくる。

毎日、全く同じ味を出せるというお店があったとしたら、そうとう古くなった豆をコーヒーマシーンで淹れているのではないかと勘繰ってしまう。

 

とは言え、経時変化や、淹れ方の微妙な違いによる味の差に気付くというのは、かなり慣れた舌だから分かる違いであって、気が付く人は非常に感度が高いというレベル。

まぁ、私たちとしては、概ね同じ味を毎日提供し続けられるよう、日々努力しているわけである。

言わば「変わらぬ美味しさの提供」といったところだろうか。

 

そして、変わらぬ美味しさと言えば、タイカレ~のシャムさん。

けっこう高い頻度で通っているので、日によって若干味が違うことは感じているが、それも誤差の範囲で、他の追従を許さない美味しさであることに変わりはない。

 

先日は、次女がどうしてもタイカレーを食べたいというものだから、仕方なく連れて行ってやることにした(ウソ、積極的に連れて行った)

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次女は、期間限定のローストビーフのカレーをレッドで。

私は、いつも通り、グリーンカレーと豚肉あえサラダ。

やはり、いつもと同じく、美味しく満足な味であった。

また、次女、「タイカレー食べたい」って言ってくれないかな・・・・

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店名:タイカレーレストラン シャム
住所:京都市中京区西ノ京西鹿垣町6 林ビル1F
円町交差点と千本丸太町の間の北側(円町寄り)
電話:075-822-1119
営業:11:30~14:00(LO) 18:00~21:30(LO)

Web :http://www.siam-thaicurry.com/

タイに傾倒

2016年5月10日 

大型連休が終わり、月曜の定休をはさみ、営業再開の今日は、朝からしとしとと雨が降る肌寒い一日。

祭の後の静けさとでも言おうか、この調子だと、今日はドボン!って感じかな、と、思っていたが、覚悟していたほどは悪くもなく、しかし、当然良いわけはなく、淡々と一日が過ぎて行った。

 

さて、先日久しぶりにインドカリーを食べてみたのだが、その日の夜と翌朝の私の身体の状態から察するに、どうも最近、私の胃袋は、インドよりもタイに傾倒しているような気がする。

と、言うか、タイ料理を食べた翌日は、けっこう体調が良いのだが、やはりいきなり重いインド料理を食べると、胃がびっくりしてしまったようで、なんとなく身体が重い。

 

まぁ、ダイエットを終えた後、無理してインド料理を食べる必要はないのだろうが、でも、諸般の理由により、そろそろインド料理をいろいろと食べなくてはならなくなる。はず。

ぼちぼち胃を慣らして行かねばだな。

 

でも、それとは別に、なんだか気分が晴れないとき、食べていろいろ忘れたいときなどは、つい、烏丸今出川へ足がのびてしまう。

このところ、いつもは食べないものを連続で注文してみた。

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なんとなく八宝菜みたいなものが食べたかったので、「パッポイシアン」なんだか名前も「はっぽうさい」に似ているなぁ・・・メニューには、「春雨と野菜の炒めもの」と書かれている。

味も、八宝菜のような感じで、美味しく頂いた。

そして、「カオトムクン」=海老入りお粥。

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タマゴも入っていて、後半に割って食べてみたら、マイルドになって美味しかった。

お粥なので、そもそも薄味。

添えられている、唐辛子入りナンプラーや酢などをテキトーに入れて食べると、自分好みの味になって良かった。

そして、またある日は、オーソドックスなグリーンカレーと、かわり揚げ物。

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チキンのグリーンカレー♪

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こちらは「ガイマナオ」=鶏肉と海老のコンビネーションフライ、レモン風味。

チキンと海老のすり身が、一緒に衣の中に入って揚げられたもので、一つで二度美味しい。

こんな組み合わせの発想、いいなぁ、と思った。

そんなわけで、このところ何かと難しいことを考えなくてはならない機会が多いので、頭から湯気がでそうなときは、タイ料理を食べて頑張ろう!

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店名:タイレストラン イーサン(E~SAN)
住所:京都市上京区今出川通烏丸西入る今出川町325
電話:075-441-6199
営業:11:00~14:00 17:00~22:00 無休
Web :http://www.esan.jp

大ピンチ!

2016年4月12日 

今日は、午前中から打ち合わせが入っていたので、気分的には少し慌ただしく一日が始まった。

いつも通り、朝の9時ごろ、焙煎機の暖気をスタート。

実は、先週あたりから、焙煎機のモーターが、少し異常な音がしていたので、暖気を開始すると同時に、焙煎機メーカーの方に電話を入れて、とりあえずこちらでできるメンテナンスの仕方を伺い、今日の焙煎が終わり、釜が冷えたら取り掛かろうと思っていた。

 

そのときに「こんな音がしていて、焙煎機、壊れないですかね?」ときいたら、「いや、壊れる前に、モーターが止まるから。今までに、一軒だけモーターが止まった店はあるけどね。」という返事がかえってきた。

そんなやり取りの後、電話を切って、少し店に出て、焙煎室に戻ってみたら・・・

なんと、焙煎機のモーターが止まっているではないか!?

すぐに電源を切って、焙煎機メーカーに電話し、修理の段取りを組んでもらうよう依頼し、私は打ち合わせへ。

 

戻ったら、応急処置の仕方を聞いて、実行してみるも、動き出しはしたが数分で止まってしまう・・・

もう、これは、モーターを分解して修理するしかない。

ってことで、焙煎機からモーターを取り出して、分解してみた。

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ダクトをとってファンの中を見てみたら、かなりタールがたまっていた。

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中の焦げ付きを全てとって、再度組み立てて、焙煎機を稼働させたら、まだ異音はするが、なんとか動いてくれて、今日の焙煎は無事終了。

しかし、焙煎を終えて、しばらくすると、再び焙煎機は止まってしまい、スイッチを入れてもモーターは動かない。

ダクトを外して、ファンを手でまわしてやれば、回りはじめたらなんとか動くようなので、とりあえず騙し騙し使って行かねばならないのだが、部品が揃って修理に来てもらえるのは来週の月曜日。

長い一週間になりそうである。

で、そんな凹むことがあったときは、やはりカレー!

てなわけで、百万遍の『アオゾラ』さんへ。

日替わりのランチカレーは「豚と山芋のイエローカレー」

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ココナツミルクの風味がしっかりと甘く香り、ほんのりスパイシー。

個人的には、もう少し辛い方が良かったので、次はグリーンを食べることにしよう。

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店名:アオゾラ

住所:京都市左京区田中門前町23番地 K-SIDEビル2F

電話:075-712-4127

営業:12:00~15:00(LO) 17:30~22:00(LO)

木曜定休

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