明日から東京ビッグサイトで始まるカフェ&レストランの展示会のため、今日から私は東京入り。
本当は、明日日帰りしようかと思っていたのだが、就職で東京へ出て行った次女が、今日は研修だけなので早めに上がれるということだったため、次女のところに泊めてもらうことにして今日から東京へ向かった。
で、せっかくだったので、久しぶりに奥沢のアランチャートさんへ。
前回伺ったときは、ちょうど外出されていたのだが、今回はマスターもおられて久しぶりにバッハ系のお店の雰囲気を味わえた。
まずは中深煎りのアランチャートブレンド。
バランスよく飲みやすい、コーヒーらしいコーヒー。
続いて、グァテマラのウエウエテナンゴ中煎り。
私はウエウエテナンゴ産の豆と言うと、パカマラ種を焙煎した経験はあるのだが、こちらは多品種の混合ということで、ストレートなのにバランス重視の味わい。
明るく美しいお嬢様も店をお手伝いされていて、同じく娘を持つ父親としてはちょっと羨ましかった。
奥沢を出たら、新大久保へ。
ちょっと前に、DOMO cafeさんから味についての質問があり、ちょうどDOMOさんのブレンドに使っているニカラグアの農園が変わったところだったので、若干焙煎が不安定になっていたかもしれない。
そんなこともあって、現場でもう一度ブレンドを飲んでみたかったので、DOMOさんへお邪魔した。
実際に、お店でスタッフの方が淹れたものを飲んでみたら、「これ、美味しいやん」と言う感じ。
毎日焙煎したもののテイスティングはしているが、御取引先様専用のブレンドについては、テイスティングする機会が少ないのと、実際のお店でそこのスタッフの方が淹れたものを味見する機会はもっと少ないため、こうして東上した折にはなるべく立ち寄って味をみたいと思っている。
美味しく淹れて頂いていて感謝。
その後、娘と合流して新大久保にあるネパール料理店ラトバレへ。
目的のお店へ行く手前にも、なかなか面白そうなお店が多く、新大久保ってちょっと(いや、かなり)いろいろと探索したいお店が多いエリア。
ちょっとタイ料理店に後ろ髪を引かれつつ、でも今日はネパール料理を食べるんだ!という固い意志を持ってラトバレへ。
まずはパニプリから。
プリ(揚げパン)の中にジャガイモのスパイス和えが入っているものに、タマリンドのスープを入れて食べるインドの屋台スナック。
ネパールでもこれが食べられているのかどうかは不明だが、とりあえず個人的に好きなので注文。
Pangra(パングラ)は砂肝のスパイス炒め。
これは、完全にお酒のアテですね。
娘が食べたそうだったので、モモも注文。
ネパール料理と言うより、モモはチベット料理に分類されるので、ある意味中華の餃子と同源かも知れない。
もっちりしていて美味しかった。
Vegetable Pakoda(野菜のパコダ)、要するに野菜のかき揚げなのだが、ひよこ豆の粉で揚げる天ぷら、香ばしくて好き。
〆はChowmein(チャウミン)要するにネパール風焼きそば。
これに飲み物も入れて、3千円台前半というリーズナブルなお店。
新大久保の懐の深さを見せてもらった気がする。
娘はタイ料理が好きで、駅からこのお店までの間に何軒もタイ料理屋があったので、こんどはタイ料理も食べたいらしい。
新大久保と言えば、コリアンタウンというイメージが強いし、実際表通りは焼肉屋とか韓国のジャンクフードのお店が軒を連ねるが、メインストリートを少し外れると、むしろタイ料理やネパール料理が幅を利かせている。
私の場合、韓国料理については食指が動かないものの、それ以外のアジア料理には大いに魅力を感じる。
また開拓しておくよ、と、娘に言いつつ、なんで京都在住の私が東京在住の娘に東京のお店を開拓しておくと言わねばならないんだ?と疑念を抱いたりして。
でも、新大久保は開拓したくなる街ですねぇ。