自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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珈琲のことなど

コーヒー店めぐり

2016年4月25日 

今日は、朝から打ち合わせやらなんやらで、結局一日スーツで過ごしてしまった。

で、夕方に帰宅して、何となく休みの日らしいこともしたいと思い、デュカプリオがオスカーとった映画でも見に行こうかと思ったが、そう言えば、娘たちをコナンに連れて行っていなかったってことで、名探偵コナンを見に行くことにした。

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なんだかんだ言って、これも毎年の恒例行事になっているが、次女も高校生になり、いつまで父親と映画を見に行ってくれるものやら。

そう考えると、なんとなく子供の成長が嬉しいような、寂しいような。

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さて、代官山で朝ごはんを食べたら、自由が丘方面に向かった。

まず向かったのは、奥沢駅前にあるカフェ・アランチャートさん。

こちらは、バッハグループのお店で、焙煎機も Verdi と同じシリーズの一番小型のもの(Verdi は10キロ釜で、こちらのお店は、2.5キロ釜)

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ブレンドを頂いたが、まさしくバッハ系の味と言うか、慣れ親しんだ味で、悪い意味ではなく、非常に普通に美味しく頂いた。

ただ、私の他に入ってきたお客様は、みなさんカレーを食べていらっしゃった。

この店は、コーヒーだけではなく、カレーもウリの店らしい。

いいなぁ・・・

続いて、アランチャートさんから徒歩1分ほどのところにある、ONIBUS COFFEE さんへ。

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ここは、Verdi や、アランチャートさんとは正反対と言うか、今の東京の流行のコーヒーそのもの。

焙煎機の冷却槽にあった豆を見てみると、これは私たちの一番浅い焙煎度合いより、さらに3段ほど浅いもの。

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店内でも飲めたのだが、テイクアウトしることにした。

それにしても、最近できた自家焙煎珈琲店と言うか、ロースターカフェと言うか、に行ってみると、端っこが破れたキャップをかぶって、ひげをはやして(ひげは私も人のこと言えないけど)薄汚いシャツとやぶれたジーンズ、鼻か口にピアスという風貌で仕事をしている人をよく見かける。

そういう姿を見て、「この人たちは、食品を扱っているという認識があるのだろうか?」と、思ってしまうのは、私がオッサンだからだろうか。

あるいは、今若者が飲んでいる『コーヒー』というものは、もはや食品ではなく、「ファッション」なのだろうか?

ここ数年の間にオープンしたお店へいくたび、なんだか考えてしまうことである。

続いて向かったのは、新宿南口に新たにオープンしたルミネの新店『 NEWoMan 』というファッションビル。

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こちらには、日本初出店とか、話題の上陸系とかがいろいろ入っているので、行ってみたかったのだが、ビルの名前からして、男性は入り辛いか?と、思ったが、フロアを歩いてみると、スーツ姿の男性がぞろぞろ。

まぁ、新しい商業施設ができたら、視察の人は多いものですねぇ。

で、まずは、1階に入ったブルーボトル。

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先日、ブルーボトルのブライアン氏がVerdi へ来たとき、「新宿は、スゲーことになってるぜ!」と言っていたので、「こんど東京へ行ったら、見に行くぜ!」と言った手前、行かない訳にはいかず。

確かにスゲーことになっていた。

もうブルーボトルは、清澄と青山各々2回行っているので、並んでまで飲むことはせず、スイーツを食べに上のフロアへ向かった。

で、おやつは『 ROSEMARY’S TOKYO 』へ。

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フォッカッチャフレンチトースト・季節のフルーツとパフェ、ショコラ&オランジェを頂いた。

店内は、満席だったが、テラスならすぐに案内できるとのことだったので、テラスへ。

風が心地よくて、この日は絶好のテラス日和であった。

でも、ちょと食べすぎた。

続いては、こちらも日本初上陸と言う『 VERVE COFFEE ROASTERS 』へ。

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店員さんに「パナマのエリダ農園のゲイシャがお勧めです」と言われたので、素直にエリダのゲイシャを注文。

エリダ農園の豆(当時販売していたのはカツーラ種)は、以前の Verdi の看板商品だったので、なんとなく愛着もあったし・・・

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しかし、会計のときにびっくり「1,800円です♪」って、せんはっぴゃくえん?!

うちの店でも、何度かゲイシャは扱ってきたけど、最も高価と言われるエスメラルダのゲイシャでも、カップは一杯600円だったのに、その3倍もするのか?

次、うちで売るときの参考にしよう(ウソです、Verdi では、どんな高価な豆でも、一杯600円以上はつけません!多分)

ブラックで飲むと、強烈な酸っぱさの奥に、ほのかなゲイシャフレーバー。

砂糖を入れたら、それなりにゲイシャフレーバーを楽しめた。

こちらは今予想通り、今の東京で人気と言うか、上陸系コーヒーショップの味そのものであった。

そんなこんなで、東京食べ歩きの〆は、けっこうここで夕食をとることが多い『 いきなりステーキ 』へ。

いつもなら300グラムと言うところ、ちょっとお腹いっぱいだったので、サーロインを200グラムで注文。

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なんと!カットして重さを量ったら200グラムジャスト!!

焼き場のお兄さんに「素晴らしい」と言ったら、「いやー、滅多に出ないんですけどね」と。

私も、今までにジャストを見たのは2回目、なんかいいことありそうな気がしたのだが、ふと目に留まった値段を見たら、サーロインステーキ200グラムが1,600円。

さっき飲んだコーヒーより200円安いではないか!?

珈琲屋の私が言うのもなんだが、あのゲイシャ一杯飲むなら、サーロインステーキ200グラムを選ぶなぁ・・・

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そんなわけで、今回も体重を増やして京都へ戻るのであった。

土日、頑張って節制したが、まだ東京へ行く前と比べて600グラムも体重オーバー。

頑張らねば。

長く続けること

2016年3月17日 

今週は、中学校などの卒業式が多く執り行われている様子。

私の娘も、先日15日に中学の卒業式だったが、全く頭になかった私は、その日、朝日カルチャーセンターの講座を入れていたりして・・・

私の友人のお子さんも、今日や明日、卒業を迎えるところが多い。

皆さま、ご卒業おめでとうございます。輝く高校生活を満喫してください。

 

というわけで、この時期は、何かとイベントが多いこともあり、店の方はわりと静か。

お昼時、満席になったりはしたが、普段だと賑わう昼下がり、今日の晴天のように、スカーっとした客席を見ながら、気分は空の色(ブルー)になる私であった。

 

さて、こうして毎日営業していると、売り上げが良い日もあれば、残念な日もあるわけで、これはお客様商売の宿命と言っても過言ではないだろう。

そして、もう少し長いスパンで見ると、開業してから10年以上営業していると、苦労して我慢の営業を耐える時期もあれば、右肩上がりのときもある。

 

我慢の営業をしている時期は、いかにそこから脱却して、この店をお客さまで満たすかということを考え、日々努力して行くわけだが、今の Verdi を見ると、お客様がおいでにならなかった時期、お越し下さった一人一人のお客様に、珈琲のことを丁寧に説明して、最高のサービスを心がけ、必死で営業していた経験を持つスタッフは、もはや私とカミさんだけになってしまった。

 

今現在、毎朝店を開けたら、ほどなく常連のお客様がお越し下さり、午前中から満席になっても驚かない。

珈琲豆が1日に10キロ、20キロと売れても、それが普通なように感じてしまう。

それでも、お帰りになるお客様には「有難うございます」と、言ってお見送りしているのだが、現在のスタッフは、本当に「ありがたい=有ることが難しい」と心から感じとっているだろうか。

これは、お客様がおいでにならないことが普通で、お一人でもご来店下さったときの、心からの喜びというものを知らないと、なかなか実感できないことかもしれない。

 

開業当初、たった一人のお客さまでも、本当に有難いと思いながら、その有難いお客様に、どうしたらまたお越し頂けるか、全力で一人一人のお客様に向かい合っていた時期があったからこそ、そのとき撒いた種が、やがて芽を出し、木となって、今やっと花を咲かせつつあると言っても良いだろう。

 

最近、店を店長以下スタッフに任せ、一歩引いて眺めながら、あの当時の本気さをどうやって、今のスタッフにも理解してもらい、本当に良い商品、良いサービスを提供しようと、心から思えるよう教育して行こうか?と、思うことがある。

現在のスタッフも皆、決して手を抜いてはいないし、頑張って良い仕事をしようと思ってくれていることは分かるし、本当に良い人材に恵まれていると感謝している。

しかし、やはり当時の一生懸命さとは、温度差があるように感じる。

体験していないことを理解することは難しいが、今後よりステップアップするために、その温度差をなくして行けないだろうか?現在の私にとっての最大の課題である。

 

さて、ここ数年「コーヒーブーム」と言われている。

世の中には、エスプレッソ系ドリンクを中心としたコーヒースタンドが林立し、しっかりとその地位を確立しているが、それとは別に、サードウェーブと呼ばれる、アメリカからの上陸系コーヒーショップや、小規模自家焙煎店が次々とオープンしている。

 

先日、焙煎機のことで何人かの人の話を聞いたが、今最も売れているのは1~2キロ程度の小型焙煎機だそうである。

昨今の Verdi は10キロ焙煎機でも、製造が追いつかなくなってきているのに、1~2キロの焙煎機では、少し豆が売れたら、もう朝から晩までフル稼働しなくてはならなくなるのではないか?と疑問に思った。

しかし、焙煎機の販売に携わる方の話では、どうも、本気で豆を売ろうと思っている人は少なくて、自家焙煎というスタイルがカッコイイから、焙煎機を入れている人が多いとか。

『要するに、カッコいいことはしたいけど、リスクは負いたくない人が、自家焙煎珈琲に流れ着いているんですよ』とは、大手の焙煎機メーカーで営業をしている方の弁。

 

私たちは、多くの方に、良い珈琲をご自宅でもお楽しみ頂けるよう、いかに豆をお求めいただけるようにするかを考えて、日々営業してきたのだが、最近の自家焙煎店は、むしろ自家焙煎していること自体に満足している様子。

10キロ釜を導入してしまった私としては、その釜をきちんと稼働させるためには、毎日何十キロかの豆を焙煎できるよう、珈琲豆の販売に力を入れなくてはならなかった。

そうなると、畑仕事で言えば、荒地の石をどかし、土を耕し、種をまいて、水や肥料を散布して、芽が出たあとは、愛情もって接し、丁寧に収穫するという仕事をやり続けなくてはならない。

 

一方で、今現在のコーヒーブームにのっかっているサードウェーブを中心とした上陸系のお店は、畑であろうと荒地であろうと関係なく、ぱっと撒き餌をして、餌につられて集まってきた小魚を網を広げて根こそぎもって行き、漁場の魚が別のところへ行ってしまったら、後は去るのみ。

といったところだろうか。

 

そこで、漁場の魚が別のところへ行ってしまう=新たなブームが起こって、コーヒーブームが下火になってしまったら、自家焙煎がカッコイイと思って営業していた人たちの中でも、しっかりと個性を主張できなかったお店は、群がった小魚の下に、実は荒地しかないことに気付き、耕す体力もなく終わってしまいそうで、今のこのコーヒーブームにとても危うさを感じてしまう。

 

しかし、私たちには、これまで10年以上の歳月をかけて、土作りから始めて耕し続けた大地があるから、ブームとは関係なく、地道に営業を続けるのみ。

流行りはしないけど、そう簡単には廃らないという思いがある。

そういう観点で見ると、Verdi のお客様は、清澄白河あたりのコーヒーショップに並んでいる人たちとはちょっと客層が違うように思える。

まぁ、憂いていても仕方ないので、ブームはブームとして、そこから得られるものは頂戴しつつ、私たちはブームに浮かれるのではなく、今一度創業期の一生懸命さを全スタッフが共有できるよう、心構えから再考しなおさねば、と、最近の自家焙煎店を見て回っていて感じるのであった。

 

で、長く続いているお店と言えば、裏寺あたりにある「サラダの店 サンチョ」

先日、ちょっと用事があって、裏寺あたりの個性的な服飾店へ行ったとき、久しぶりに行ってみた。

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もう、洋食の王道的メニュー。

恐らく、ここへ来たのは、私が学生だった頃以来なので、かれこれ30年近く前に来たっきりではないだろうか。

それだけ長く続けると言うことは、本当にすごいことだと思う。

奇を衒わず、王道を粛々と歩む洋食店に脱帽するのであった。

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店名:サラダの店 サンチョ

住所:京都市中京区裏寺町四条上ル中の町572 (四条河原町みずほ銀行横上ル 50m)

電話:075-211-0459

営業:11:30~15:30・17:00~21:00(LO)

Web:http://sancho.co.jp/

東京食べ歩記 その3

2016年3月14日 

ちょっと間が空いたが、東京食べ歩記の珈琲店編。

今回は、店内に焙煎機を設置している自家焙煎珈琲専門店も、何軒か回ったのだが、そちらについては割愛。

いろいろと、仕事上のお話しもさせて頂いたので、この日記では控えさせて頂くことにした。

そんなわけで、表参道でロブスターロールを食べた後、食後の珈琲を飲もうということになって、青山通りから少し入ったところにある CAFE KITSUNÉ(カフェ・キツネ)へ。

 

ここは、フランスのファッションブランド Maison Kitsuné が、日本初の路面店オープンと同時に開店したお店。

珈琲そのもののクオリティは、今東京で流行の酸っぱい系エスプレッソだが、店のデザインなどは、なかなか面白いので、一度行ってみる価値があるように思う。

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和風なエントランス、入り口手前には、長椅子があり、何となく井戸端会議できそうな雰囲気。

ドリップコーヒーもあるが、エスプレッソ系がオススメとのこと。

ここへ来る前に行ったブルーボトルに比べると、少し深めの焙煎ではあるが、それでもけっこう酸っぱいラテであった。

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この内装をセンスあるととるか、わけわからんととるか・・・

なんか、外人さんが自分のイメージする日本の喫茶店を作ってみたらこなったというような、いろんな要素をごちゃっと詰め込んだような内装。

ある意味面白く、ある意味居心地が悪く、なんか不思議な空間であった。

続いて、腹ごなしにてくてく歩いて、代々木公園を抜けて、 Fuglen Tokyo  へ。

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なんか、いい感じの外観。

北欧を旅したスタッフの話では、オスロのフグレンは、もっと店頭に多くの席があり、ほとんどの人は外で珈琲を飲んでいるとのこと。

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ノルウェーでは、最近の東京同様、けっこう酸っぱい系の珈琲が主流だそうだが、こちらのお店は存外にそんなに酸っぱくない珈琲が飲めた。

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なんか、バラバラなようで、統一感のある店内。

この店も、なかなか面白くて、一度足を運んでみても悪くないと思う。

飲食を楽しむと言うより、この場にいること楽しむべき店と言えよう。

その後、新宿に出て、エクセルシオールカフェへ。

ここでは、ドリップによるスペシャルティコーヒーの提供を始めたとのことなので、試してみた。

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私は、イルガチェフを注文、一緒に行った I さんは、マンデリンを注文。

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個人の嗜好というものもあると思うが、サードウェーブと呼ばれる珈琲よりも、私としては、こちらの方が美味しく感じるのだが、世の中はどうなのだろうか。

ただ、やはり質より量を優先せざるを得ないチェーン店では、豆本来の風味を引き出すのは難しく、酸味と苦味のバランスだけで言えば、サードウェーブ系より珈琲らしい味ではあるものの、風味の面では、豆の持つものを十分には引き出せていない感は否めない。

今回の東京めぐりを通して、これからの日本の珈琲業界は、どうなっていくのだろう?と、多くの疑問を持った二日間。自分なりに、分析は進めているので、またそのあたりは追々日記に書いていければと思う。

で、今回の東京で、また体重が1キロ少々増えてしまった。

お金は、増やそうと思っても、なかなか増えないし貯まらないのに、体重は減らしたくても油断したらすぐに増えてしまう・・・

福沢さんと、体重、逆だったらいいのになぁ・・・

濃いと薄い

2016年2月21日 

今日は、京都マラソン。

交通規制と百貨店の北海道展に弱い Verdi としては、けっこう辛いものがある。

昨日は雨で、営業成績も芳しくなかったのに、日曜のマラソン・・・

ちょっとトホホな週末になってしまった。

来週は頑張ろう!

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さて、珈琲のご注文を伺いに行ったとき、「濃い珈琲はどれですか?」あるいは「薄い珈琲はどれですか?」といったご質問を受けることが多い。

「色が濃い or 薄い」なら、見たままのことなので、即答できるが、浅煎りの珈琲でも濃く淹れることはできるし、深煎りの苦味が強い珈琲でも、薄く淹れたら、弱々しい味になる。

つまり、「濃い or 薄い」は、淹れ方の問題。

「苦い or  酸味が強い」は、豆と焙煎の問題。

濃く淹れると、苦味だけではなく、酸味も強く出るから、深煎りと浅煎りを両方とも濃く淹れたら、むしろ味全体のボリュームとしては、浅煎りの方が、重い味になったりする。

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ただ、そのあたりをお客様にご理解頂くことは、なかなか難しく、どんなにご説明しても、やはり「濃い or 薄い」という表現をされるので、こちらとしては、濃い=深煎り、薄い=浅煎りと解釈するしかないわけである。

本当は、ちょっと違うんだけどなぁ・・・

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さて、昨年の終わりごろ、自宅の近所に、ラーメン店のような、なんだか違うような、けっこう入るのに勇気の必要なお店ができた。

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『煮干しそば』と書かれているが、要するにラーメン店だろうと思って、しばらく関心すら持っていなかったが、先日なんとなくふらっと入ってみた。

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スープを一口、ふわっと煮干しの風味が口の中に広がる。

麺は、何か練りこんである風の細めストレート。

なぜかクレソンがトッピングされている。

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トンコツなどに比べると、あっさりしていて食べやすいのだが、煮干しの風味が強く、味としては非常に濃く感じる。

そうしてみると、ラーメンでも「あっさり味」と「こってり味」、「濃い味」「薄い味」は、別物なんだということを再認識。

こってりしていても、予想以上に後味がスッキリしているものもあれば、風味自体はアッサリ系なのに、食べ終えた後で、やたら喉が渇くものも。

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私の場合、珈琲なら何でも飲める、と、言うか、視察などをしていたら、どんな珈琲を飲まされるか分かったものではないので、オールラウンドに適応できないと、この商売難しい。

だが、ラーメンとなれば、やはり、あっさりで、なおかつ薄味の方が好きかも。

しかし、煮干しの風味がズトンとくるし、麺も他ではあまり食べられないもの。

この店を好きになる人は少なくないように思う。

油そばもあるそうなので、こんど気が向いたら、そちらにチャレンジしてみようかな。

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店名:煮干しそば 藍

住所:京都市左京区吉田下阿達町29-1

電話:固定電話なし

営業:平日=11:30~15:00、17:30~20:00

   土日祝=11:30~18:00

月曜・第1・第3日曜休

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