自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

美味しいカフェインレス

2023年5月2日 

今日は火曜日で芸大店がお休みだったので、少しゆっくりして9時過ぎに営業していない芸大店へ。

このところ、カフェインレスコーヒーの需要が高いことから、カフェインレスとは思えない美味しいカフェインレスをお客様にお楽しみいただきたいという思いから、現状の「コロンビア・サンアグスチン」に加えブラジルのスペシャルティコーヒーを2種類仕入れてみた。

味見もせずに、仕入れたものの、テストローストして飲んでみたら、本当にカフェインレスとは思えない美味しさだったので、明日から通販で本格販売開始!

で、今日は営業していないので接客で中断することなく、撮影から通販のページ作りまで一気に進めた。

まずは撮影。

同じアングルで豆とカップをかえて数種類撮るのだが、オートで撮るとカップの色とかちょっとしたことで露出や色合いが変わってしまうので、マニュアルで露出を固定して撮影。

午前中に撮影を終えて、午後からはページ作り。

作業をしつつ、店内にいると定休日もけっこう多くの方が店のドアを開けようとして、鍵が閉まっているので定休日だと気づき帰っていく。

有難いような申し訳ないような。

3時過ぎまで芸大店で作業を進め、その後下鴨へ移動して最後の仕上げ。

なんとか6時にはページを作り終えられた。

そんなわけで、明日から通販と芸大店ではカフェインレスコーヒー3種類を販売開始いたします。

下鴨店は現在販売するかどうするか検討中。

よろしければ、本当に美味しいカフェインレスをお楽しみください。

今回加わったのは、「ブラジル・フルッタメルカドン」と「ブラジル・キャラメラード」

今回は、3種のみ比べセットも販売!

そして、カフェインレス3種類にドリップバッグ2袋をセットにしたものも。

どちらも、単体で購入するよりお得な設定になっております。

よろしければお試しくださいませ。

いろいろ新しいこと

2023年5月1日 

今日は平日だったが、お客様の雰囲気は休日モード。

とは言え、学校は普通に授業があるので、芸大の教職員の方や学生さんは普通に平日モード。

なんとなく不思議な雰囲気の一日だった。

さて、このところいろいろと平時に戻ってきており、ヴェルディでもしばらくやってこなかったことの復活や、新たなことへのチャレンジが進んでいる。

チャレンジと言えば、最近カフェインレスコーヒーに対する需要の高まりを受け、先日はカフェインレスコーヒーのドリップバッグを作り、予想以上にお求め頂いている。

そこで、こんどは「本当に美味しいカフェインレス」をモットーにブラジル・フルッタメルカドンとキャラメラードというスペシャルティコーヒーからカフェインを抜いたものを販売開始。

今日、その2品を焙煎してみたので、近々販売を開始したいと思っている。

そして、このところ何名かのお客様からお問い合わせがあった、芸大店の「サロンライヴ」も再開へ向けて準備が進んでおり、復活第一弾は来月を予定。

通販のページ作りや、サロンライヴの準備などで、明日も朝から頑張らねば。

いや、実は今も通販ページをいろいろといじりながら、日記を書いていないことに気付いて書いている。

と言うことで、明日にはまたいろいろと新たなことをきちんとご報告できると思うので、今夜はここまで。

頑張って仕事せねばです。

こってり

2023年4月17日 

現在、ヴェルディでは下鴨・芸大両店舗でアルバイトを募集している。

で、今日は午前中に2人、午後に1人面接があり、さらにコーヒー10種飲み比べセットの発送が16件と、ギフトの発送まであり、しかも14時からは焙煎セミナー。

にもかかわらず、ホールは私と太田の二人だけ。

なので、朝から焙煎しつつ発送用コーヒーの用意をしつつ、さらにバナナケーキやチョコレートケーキのカットと袋詰めなどをしながら接客の合間にアルバイト採用面接という、なかなかアクロバティックな一日だった。

で、私はさらにデスクワークがたまっていたので、本当だったら昼間に時間を見つけてやろうと思っていたものの、全くそんな余裕がなかったので閉店後に下鴨へ行ってパソコンに向かった。

カミさんも、3月の集計などをしていたのだが、ひと段落したところでお腹がすいたので、二人で夕食をとろうということになったものの、コロナ以降どこもかしこも閉店時間が早くなっていて、午後10時半を回ってしまうと、なかなか食べられるお店も限られてくる。

そんなわけで、確実に深夜まで営業しているお店ってことで、千本押小路の天下一品へ。

ここは午前3時まで営業している上、定食なんかもあるので何年かに一回は利用している。

けっこうお腹もすいていたし、まだまだ仕事は残っているので、体力をつけるためにもボリューム満点の回鍋肉定食を注文。

なかなかアグレッシブな味付けだった。

めったに天一へは行かないが、こうして食べてみると、やはりこのこってりラーメンは何年かに一回食べてみたくなるかもしれない味。

食事をとったら、パソコンを持って出たので自宅に戻ってなんとか今日中に、と言うか、夜が明けるまでに仕事を終わらせたい。

頑張ろう。

自分の口

2023年3月20日 

先週末の芸大店、通信教育部の卒展が開催される中、金曜日は大学の卒業式、土曜日は通信教育部の卒業式、そして日曜日は卒展最終日に加え、市川猿之助さんの公演とあって、息つく間もなく3日間が過ぎて行った。

そんな月曜日、祭りの後の静けさと言うか、恐らく非常に穏やかな一日になるのではないかと予想していたら、あれ?あれ?と言う感じで、想定外に多くのお客様がお越しくださった。

4月第一週は、春秋座で「京おどり」が開催されるので、イベント狭間の10日間、イベント期間中は開催できない芸大店のセミナーも予約を再開したとたん、全日程があっという間にご予約で埋まった。

そのセミナー再開初回は、「焙煎セミナー」と「焙煎度合い・精選方法による味の違い飲み比べ」を同時に受けたいというリクエスト。

このお客様は、今月上旬に「ハンドドリップによる抽出」と「抽出器具による味の違い飲み比べ」も受けてくださっていて、今日で基本セミナーコンプリートということになった。

通常、焙煎度合い違いによる飲み比べは、中煎りと深煎り2種類を比較して頂くのだが、今回は焙煎セミナーと同時実施だったので、もうちょっと幅を広げて4種類のみ比べてもらった。

ちなみに、通販では 8段階飲み比べセト も好評販売中。

下写真のような極々浅煎り~深煎りまで8種類を手軽に飲み比べられるようドリップバッグにして販売しておりますので、よろしければお試しください。

で、今回の焙煎セミナーでは、お客様のご希望の豆「グァテマラ」を中深煎りに仕上げることになったのだが、その途中で取りだした豆を飲み比べて頂くことにして、飲み比べて頂いたのはこんな4種類。

挽いた香りは、ピーナツのような香ばしさなので、そんな味と思われたようだが、このあたりは「お茶」のような味がする。

実際飲んで頂いたら「本当にお茶のような味」と納得して頂けた。

これ、何も言わずに出して飲んでもらった後、「コーヒー」と言っても信じないだろうけど、「コーン茶です」と言ったら「あぁ、そうね」となりそう。

次に、1ハゼのピークあたり。

1ハゼ前の豆を取りだして香りをかいでもらったら、コーヒーと言うよりナッツのような香りがするのだが、このあたりからコーヒーの香りになってくる。

飲んでいただいた感想は、「ちょっと生臭い酸っぱさ」

続いて、最近流行りの、俗に言うサードウェーブ系の焙煎度合いである1ハゼ終了~2ハゼ前

これは、一言「すっぱい」。

そして、今回の焙煎セミナーで煎り止めとなった焙煎度合い「中深煎り」

こちらを飲んだお客様は「美味しい」と。

こうして飲み比べて頂くと、どうしてヴェルディが、このグァテマラを中深煎りにしているかご理解いただけたと思うのだが、最後に受けた質問で、こんなことを聞かれた。

最近、評価の高い店や人気のお店でコーヒーを飲むが、自分では美味しいとは思えないのだけど、他の人のレビューなどを見ると「フルーティー」と評価が高い。

自分は「酸っぱい」としか思えないのだが、これは自分の口が悪いのだろうか?

実は、セミナーをやっているとこの質問を受けることが多い。

いや、セミナーだけではなく、初めてコーヒー豆をお求めにご来店下さったお客様から「酸味のコーヒーは苦手なんだけど・・・」から続く質問として、上記のようなことを聞かれることも少なくない。

そこで今回は、せっかく飲み比べをして頂いたので、それを参考に説明したのだが、実は1ハゼ終了あたりの焙煎度合いは、私たちが豆のクオリティーを判断するための「カッピング」と言われる味見をするときに用いられる焙煎度合い。

これ以上深くしてしまうと、苦みも出てくるので、この豆の持つ酸味の質などがどのようなものか分かりにくくなってしまうので、カッピングする場合は、このあたりの焙煎度合いが正解なのだが、それはあくまでポテンシャルの問題。

その焙煎度合いにおける、その豆の味が良いか否かという判断ではないわけである。

なので、私たちとしては、その豆のポテンシャルをどこまで引き出せるか、どこまで美味しくできるかが仕事と言うことになる。

ただ、販売する側(商社や販売会社等)は、カッピングをした段階で、その豆のポテンシャルを表記する。

「オレンジのような」とか「クリーミー」とか「ビターチョコのような」とか、中には「キウイ」とか「メロン」なんて表現もある。

が、それはあくまで上手く焙煎したら、そういった味を引き出せる可能性があるというだけで、それ以上でもそれ以下でもないのだが、焙煎する者が、商社や販売会社が書いた評価をそのままその「この豆の味」と言ってしまい、それをお客様が鵜呑みにして信じてしまい、それを高評価してしまうとややこしいことになる。

日本人の心理がよく分かる事例として、日本人がマスクを外さない理由として、「感染予防」ではなく「皆が外さないから」というものが上位に来るのと同様、他の人が評価していると、ついそれに同意してしまうという側面がある。

商社が言う風味は、あくまで豆の持つポテンシャルであって、それを全ての焙煎者が無条件で引き出せることを保障しているものではない。

で、質問に対する結論としては、私も最近流行りの焙煎度合いについて、「美味しいか否か?」と訊かれたら「私の好みの味ではない」としか返事ができないし、この質問をされたお客様の口が悪くて美味しさを理解できないのであれば、私をはじめヴェルディのスタッフ一同みんな口が悪いことになる。

ということになった。

もちろんコーヒーは嗜好品なので、極浅煎りのコーヒーが持つ酸味を最大限に活かした焙煎度合いが好きな方がいらっしゃることも分かるし、それらの人たちの「口が正常ではない」とは決して言わない。

嗜好品の世界は、好き・嫌いなのだから、どんな味についてもそれを好きだと言う人を否定すべきではない。

でも、自分が飲食するものの「好き・嫌い」、「美味しい・美味しいと思わない」については、個人の主観なのだから間違っているということを考える必要ないと私は思う。

が、提供する側は、可能な限り普遍的に美味しいもの、良いものを作ろうと、日々努力しなくてはならないわけで、こうしてお客様の声を耳にすると、しっかりと焙煎をすることの大切さを再認識するのであった。

ということで、ものすごく長くなってしまった日記にお付き合いいただき有難うございました。

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