今朝はカップに注がれたクリームのような雲。
先週あたりは少し暖かくなったように感じていたが、三寒四温より寒が勝っているような感じで、ここ数日は手袋をしていても指先が冷たい。
下鴨店の店長は、寒いのが大好きで暑いのは嫌いと公言しているが、私も暑いよりは寒い方が良いと思いつつ、できればもう少し暖かい方が歩きやすい。
でも、そんな季節ももう間もなく、日に日に桜の蕾が大きくなっているのを見ながらのウォーキングである。
昨日は、土曜日で日記お休みだったためアップしなかったが、昨夜は造形芸大店でサロンライヴを開催した。
いつもは日曜日の夕方からなのだが、今回は土曜日。
しかも、クラッシックではなくフォークと言うか民謡とフュージョンしたようなオリジナルの弾き語りを『わらく堂』さんが演奏して下さった。
ゲストにスライドギターの やま さんを迎え、ピアノの弾き語りの他、ジャンベという打楽器を使っての歌も。
いつもとは一味違うヴェルディサロンライヴであった。
そのサロンライヴ、来週は先の春秋座で行われたカルメンの公演でフラスキータを演じた三輪千賀さんがご出演下さいます。
オペラのアリアからミュージカルのナンバーまで、素敵な歌声をお楽しみください。
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そんな造形芸大のステージから一夜明けた今日は、娘のバレエ発表会。
次女は昨年の白鳥の湖で黒鳥のお役を頂いたので、高校生となった今年は賛助出演的な位置づけでコールドのみだが、今年のくるみ割り人形では三女が『コーヒーの精』と言うか、アラビアンと言うか、演出によって名称はかわるが、まぁ、けっこうな大役を頂いたので観に行ってきた。
幼稚園からバレエを始めて、これまでのステージではともかく次女が目立っていたので、三女の演技はその陰にかくれて目立たないところもあったが、今回は初めて三女の演技だけを見るのに集中した舞台であった。
少し前までは「可愛い」と思って観ていた演技、親ばかで言えば、末娘の踊りは技術や表現と言うより、可愛ければそれで良かった。
しかし今回は技術力・表現力・体の柔軟さが最大限に必要とされる役なので、正直ハラハラしながらだったが、彼女の成長に目を細めると同時に、ここ数年は次女に求めてきた、もっと上の演技を目指す姿勢を強く持ってほしいという思いも出てきた舞台。
この先彼女は、どういう道を歩むのか分からないが、もしバレエを続けるのであれば、もう一つ上のステージを目指して頑張ってもらいたい。
とは言え、幼稚園の頃の演技と言うよりお遊戯に近い頃から見てきた親としては、娘の成長を嬉しく思う夜であった。
写真は、以前のくるみ割り人形公演時リハーサルより