今朝は雨かな?と思っていたが、けっこう涼しくていい感じの中歩けた。
夕方には晴れ間も見えて、雲の間から月も顔を出す七夕の夜であった。
そんな七夕の夕べはサロンライヴ。
今日は初登場となるクラリネットの崔賢順(さい よりじゅん)さんとピアノの森遥さんのデュオであった。
崔さんは、11月にもこんどはピアノとクラとチェロのトリオで出演予定、どうぞお楽しみに。
さて、水曜日にパシフィコ横浜で開催されていたカフェ&レストランショーへ行っていたのだが、そのレポートがまだだったので、今夜は横浜の展示会のレポート。
SCAJ(日本スペシャルティーコーヒー協会)の展示会と違い、かなり広範囲なジャンルでのカンファレンスなので、同じカフェ関係の人が集まると言っても、全く雰囲気が違うのである意味面白い。
SCAJの展示会には出店しないような自家焙煎店がブースを出していたり、逆にSCAJには必須で出店している珈琲豆の商社や問屋はほとんど出していなかったり。
そんな中、今回は午前と午後にブラジルの珈琲を使ったセミナーが開催されるということだったので、午前・午後ともに受講してみた。
まず、午前の部はブラジルの豆を使って普通の焙煎士では決してしないような方法で焙煎をしている人が登壇。
ある意味常識とは違ったことを説明されていたので興味深く聞けた。
「なるほど」と思うこともあり、「そりゃちがうだろ」と思うこともあり。
もし、このセミナーをSCAJで開催したら、けっこう攻撃的な質問や意見も出されたのではないかと思いつつ、逆にSCAJだと、絶対こういった反主流派のセミナーは開催されないから、カフェ&レストランショーというのは面白い。
4種類のブラジル豆、精製方法や品種違いで飲み比べ。
興味深く体験させて頂きました。
午後は、まもなくVerdiでも販売予定の「フルッタメルカドン」を4人の焙煎士が熱源や直火・熱風など異なる焙煎機で、異なる焙煎度合いで仕上げた同一豆を飲み比べるというもの。
Verdi でも販売予定の豆だけに強い関心を持って参加した。
席について、サンプルの豆を見ると、どれもすごく深い焙煎。
フルッタメルカドンについては、すでに私もテストローストを終えて、スタッフ一同で Verdi はこの味で行くと確認していたのだが、他の人が焙煎したものを飲んでみてどう感じるか、自分自身の感覚にも興味をもって臨んだセミナー。
このセミナーの講師は、炭焼きのかなり深い焙煎が好みらしい。
フルッタメルカドンの生豆を提供したセラード珈琲の横山さんも豆の特徴についてスピーチ。
これもなかなか面白いセミナーでした。
そんなわけで、とても有意義なカフェ&レストランショー。
けっこう予定が詰まりに詰まっていて、今回は時間を捻出できるかギリギリのところだったが、やはり常に勉強していかないといけないなと実感した横浜で会った。