自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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音楽レビュー

新春ブレンド

2025年12月26日 

クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬という雰囲気になってきたが、クリスマスブレンドに替わり、今日から新春ブレンドの販売がスタート。

本当は、3店舗と通販全店で今日の開店からスタートしたかったのだが、通販ページを作る余裕がなく、通販は今夜からスタート。

今回のブレンドは、なんとエチオピアの異なるエリア3種類をブレンド!

全て同じ国なのだが、全く風味が違うので、なかなか面白いブレンドになった。

一つは、エチオピア中東部のハラー。

もう一つは、中西部のジンマ。

そして、南西部ベンチマジ地方のゲシャ村からゲイシャ種。

なかなか豪華なブレンドで、印象的な甘みの中に、しっかりと他にはない味わいも隠れている。

新年を迎えるスペシャルティーブレンド。

よろしければお試しください。

そんな今夜は、何となくコレ。

ショスタコーヴィッチ 交響曲第6番 ヴァイオリン協奏曲第1番

コンドラシン指揮 モスクワフィルハーモニー管弦楽団

オイストラフ(Vn)

ショスタコの6番は、11番と並んでショスタコの中では私が最も好きな交響曲の一つ。

ただ、持っているのはテルミカーノフとロジェストヴェンスキー、バーンスタインという3種だけだったが、ヴァイオリン協奏曲目当てで購入したこちらにカップリングされていたので。

この6番、セッション録音の全集からではなく、1967年来日時のライヴ。

コンドラシンは、あまり劇的な演出なく、淡々とスピーディーに演奏していく。

感情豊かに歌い上げるバーンスタインと対極の演奏で、また違う世界と言うか、ある種違う曲を聴いている気分にさえなってくる。

早いテンポは、この曲の場合2〜3楽章はともするとコミカルに聞えてしまったり、軽くなってしまうところ、コンドラシンは軽さを感じさせない、そしてコミカルと言うよりは圧倒的リアリティーで迫ってくる。

そして、ヴァイオリン協奏曲。

ショスタコのVnコンチェルト1番は、最近だと女性ヴァイオリニストの独壇場になっているが、オイストラフはこの超難解な曲をテクニックを聴かせることに偏るのではなく、しっかりと歌わせている。

それを導き出すのが、やはりコンドラシンのタクト。

それにしても、昭和42年に、よくぞこんな選曲で来日したものだと感心するのであった。

イヴの夜は・・・

2025年12月24日 

世間はクリスマスイヴ。

でも、私的には全くそんな雰囲気すらなく、朝からあくせくとお仕事。

で、年末年始はほとんどの会社等が長期休業をするため、年末年始休まず営業する下鴨店としては、材料や資材・消耗品が切れてしまっては困るので、最終発注日をしっかり見定めながら、諸々発注など。

そして、当然印刷会社も年末年始はお休みなので、1月号の月刊紙は入稿締め切りが早い!

けっこう毎月ギリギリにおしりに火が付いた状態で原稿書いたり写真撮ったり編集したり・・・

だが、12月はともかく急がねば、と言うことで、午前中に焙煎をしながら写真撮影をして、閉店後は頑張って原稿書きつつ編集しつつ。

なんとか入稿の目処がたった・

そんな今日は、諸々の事情でカミさんがプロバスケットボール、ハンナリーズの試合へ行かねばならないことになったので、試合終了のちょっと前まで店でデスクワーク。

カミさんから「今、ハーフタイム」とLINEが届いたので、ぼちぼち切り上げて、西京極まで車でお迎えに。

スタジアムに着いて、側道に車を停めたとたん、スタジアムの方から「ウワァ~」という大歓声が、ネットで見てみたら、最終ピリオド残り数十秒で同点だったので、負けていたところから追いついた歓声か?と思っていたら、間もなく再び大歓声。

もう一度ネットで試合経過を見たら、3ポイントが入ったようで、3点差でハンナリーズの勝利と出ていた。

いい試合を見に行けてよかったね。

と言うことで、帰りは五条通をそのまま西へ行ってかつ丼。

クリスマスディナーに相応しいかどうかは知らないが、ボリューム満点で美味しくいただきました。

そんな聖夜は、やはり厳かにこんな曲を

グノー 聖チェチーリアの荘厳ミサ曲

プレートル指揮 新フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

フランス放送合唱団 バーバラ・ヘンドリックス(S) ローレンス・デイル(Tn) ジャン・フィリップ・ラモン(Br)

グノー、けっこう好きな作曲家の一人。

ただ、この曲ってなかなか本当に「素晴らしい!」と言える名盤がない。

とりあえず、30年ほど前は、出ているこの曲のCD全て聴いたのだが、なかなか「これだ!」という録音がなかった。

クレードなんか、本当カッコいいし、美しいし、宇宙的な響きもあり、アニュース デイもすご~く素敵な曲。

サンクトゥスは、テノールソロの実力がかなり左右するけど、ここがバシッと決まったときは感動もの。

恐らく、このプレートル盤が一番マシかな?という感じだが、最近はヤンソンスなんかも新譜を出しているようなので、一度聴いてみたいかも。

実は、この聖チェチーリアの荘厳ミサ曲、私が学生時代最後に歌った曲でもあり、なかなか思い入れの強い一曲。

ヴェルディのレクイエムは、鎮魂歌と言うよりオペラティックな大歌曲と言われるが、グノーのチェチーリアも別の意味でオペラティックなミサ曲。

どこかのオペラハウスが本気で録ってくれないかなぁ・・・

そんなわけで、皆様良いクリスマスを!

あと10日

2025年12月22日 

2025年も残すところ10日。

いよいよ年の瀬という感じで、今日は今年最後のシフトに入ったアルバイト君が「良いお年を」と言って退勤していった。

そんな今日は、全国高校生駅伝。

毎年この時期に行われるのだが、大規模な交通規制がかかるため、モーニング終了あたりから午後3時くらいの間は、開店休業状態に陥ってしまう。

クリスマス前最後の日曜日、営業的には書き入れ時なだけに、経営者目線で見ると少し恨めしく思ってしまうのだが、出場する高校生はもちろん、予選で涙をのんだ多くのランナーたちも、この日を目指して一年間頑張っているのだから、一般人目線で見ると、みんな頑張って全力を尽くし、悔いのない大会であればと思う。

ただ、今日は雨・・・

高校生駅伝の日が雨というのは珍しい。

走る人はもちろん、大会をサポートする人たちや沿道で応援する人たちにとっても、雨はちょっと辛いところ。

で、ヴェルディ的にも交通規制が解かれて、人が動き出すはずが、雨でお客様の足も湿ってしまうので辛いところ。

まぁ、そんなこんなで、クリスマス前最後の日曜日、目論んでいた数字には届かなかったが、それでも交通規制や天気など、万難乗り越えてご来店くださったお客様には感謝の一日だった。

そんな今夜は、ちょっとメランコリックな気分に寄り添ってくれそうなこの曲。

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」

アンチェル指揮 チェコフィルハーモニー管弦楽団

実は、先日同じ曲をスヴェトラーノフ / ソビエト国立交響楽団の演奏で耳にしたのだが、どうもしっくりこなくて、特に終楽章の終わり方が「違うやろ!」と叫びたくなったため、ここはこの曲における代表的名盤で聴き直そうと、アンチェルのCDを引っ張り出してきた。

感情に流されすぎず、流麗になりすぎず、それでいて大いに歌い聞かせる演奏。

1961年、私がまだ生まれる前の録音にもかかわらず、音質も良く、演奏そのものも60年以上の長きにわたり、この曲の代表的名盤の誉れを維持し続けている一枚。

それにしても、新世界って有名曲過ぎて、何枚か持っているものの滅多に聴かない曲の一つかもしれない。

今日の気分には、すごく寄り添ってくれる一枚だった。

聴き終えてみて、誰でも知っている超有名曲って、何種類かの演奏で複数枚持っているにもかかわらず、1回聴いてそのままラックの奥底に眠ってしまうことが多い気がする。

さらに言えば、超有名曲って、その曲自体を年に一度はおろか、何年間も改まって聴くことってないような・・・

こんど、そんなラックの奥底に眠っているのも久しぶりに聴いてみよう。

仁術か算術か

2025年12月16日 

毎週月曜日は、下鴨店の定休日なので北白川へ行って焙煎やデスクワークをする日になっているのだが、昨日下鴨で30キロほどあるコーヒー豆の麻袋を持ち上げたとき、ちょっと腰に違和感を覚えたので、いつも行く鍼灸院に予約を入れて、髙島屋へ豆を届けた後、午後診で針とお灸をしてもらうことにした。

実は、下鴨店の社員が、先日来足が痛いということで、どんな状況か分からないが立ち仕事による疲労での痛みなら、けっこう針が効くと思い、その鍼灸院を紹介したところ、早速行ったものの院長先生が診察した結果、この症状は東洋医学ではなく西洋医学の範疇ということで、提携整形外科へわざわざ一緒に連れて行ってくださったらしい。

鍼灸院での診察も丁寧で、みなさんとても親切なうえ、実際の施術をしていないので初診料や問診料もとってもらえなかったと、申し訳ない気分だったと言っていたので、院長先生がいたらお礼もしなくてはと思っていたのだが、残念ながら不在だった。

だが、彼女が私の紹介で来院したことを共有されていたようで、昨日私に施術してくだった先生も、「この前はご紹介頂き有難うございました」と丁寧にごあいさつ下さり、身体も心もほぐされる気持ちだった。

整形で診察の結果、彼女は腱鞘炎だったらしく、なかなか難しいがとりあえず安静が一番とのことで、また症状が悪化したり何かあったら来院するようにと言われて帰宅したらしい。

腱鞘炎と言えば、私も左手がひどい腱鞘炎になり、自宅近所の整形へ行ったのだが、半年通って悪化の一途をたどったので、効果があるというステロイド注射を打ち、それでも逆に悪化したら、こんどは高額なサポーターを購入させられ、それでも全く改善されないため、手術を希望したところ、やっと別の病院を紹介してもらい手術に至った。

執刀して下さった先生曰く、「これは私が何百も手術した中でもベスト10に入るほど症状が悪化していた、ステロイドを打って悪化した時点で来ていれば・・・」と言われたのだが、手術をしたら翌日にはすぐに改善。

あの半年は何だったのか?と思いつつ、最初に行った整形の駐車場には先生が所有するBMとポルシェが並んでいるのを思い出した。

BMWとポルシェを乗り回す整形開業医の先生と、原付通勤の鍼灸院の先生。

まぁ、「医は仁術か算術か」と言われる中、ポルシェに乗るためには、その患者のためならすぐに他を紹介するのではなく、自分の手に負えなくなっても、なるべく長く患者をキープしなくてはならないんだろうと思う。

ビジネスで成功する人は、どんな人なのかとても勉強になった。

さて、先日ブルックナーの2番について書いたら、お客様が「隠れた名盤」とお貸しくださったCD

ブルックナー交響曲第2番(ハース版)

ホルスト シュタイン指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

2番は3枚しか持っていないので、聴き比べと言うわけにはいかないが、比較的早いテンポで淡々と進むように感じつつ、それでもしっかりブルックナー節を聴かせるところは聴かせている。

個人の好みではあるが、ブルックナーって、指揮者によっては「この全休符、もうちょっとしっかり無音を作ってほしい」とか、「ここのテンポ、もっとしっかり神々しさを出してほしい」とか感じることがある中、ホルスト シュタインの演奏は、そんな感覚なく、入り込んで行けた。

また他の演奏とも聴き比べてみたい。

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