自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たわごと

歩きたばこ

2022年6月2日 

昨日は、閉店後にSOU・SOUさんまで行く用事があったので、鴨川沿いを散歩がてら四条裏寺まで歩いて行った。

途中、夕日がきれいだった。

そんな夕日がきれいだった翌朝は、すっきりと晴れて寒くもなく暑くもない、ちょうどいい感じの気温だった。

が、昼間は暑かった。

さて、そんな朝のウォーキング中のこと。

出町柳の橋を渡って、鴨川の東側から西側へ向かっていると、二人の会話から親子と思しき50代と20代の男性が、二人並んでたばこをぷかぷか吸いながら私のすぐ前を歩いている。

橋の上の歩道、幅が狭いので抜かしたくても抜かせない。

そんなシチュエーションで、すぐ1メートルほど前でたばこを吸われると、副流煙も口から排出した煙も二人分まとめて私の顔を直撃する。

私が子供だった頃は、飛行機や新幹線はもちろん、長距離の鉄道だと必ず灰皿が設置されていた。

当時は、たばこの臭いがそのあたりに漂っているのが当たり前だったので、子供でも隣でたばこを吸うひとがいたところで何も感じなかった。

それもそのはず、私が中学くらいの頃に、やっと新幹線の中に「禁煙車両」が登場したというレベルで、ある意味今とは真逆の喫煙事情だった。

が、屋内はもちろん、屋外でも歩きたばこをしたら罰金が科せられる時代、一日に一度も紫煙の香りをかぐことなく過ごせる日も多くなると、モクモクと煙が漂ってくることが苦痛に感じられるようになっている。

まぁ、私も昔は普通にたばこを吸っていたが、ある日あるとき思い立って「や~めた」って禁煙して以来全く吸っていないので、今となっては煙の直撃を受けると苦痛に感じてしまうわけである。

で、その煙を後ろに残して橋を渡る親子、橋のたもとで立ち止まって吸ってくれていたら、そこを通り過ぎる一瞬だけの話だが、前方1メートルを歩かれていたら、後ろを歩く私は逃げ場がないわけである。

思わず「歩きたばこは遠慮願えませんか?」と言おうかと思った瞬間、ふと変なことが脳裏を横切った。

もし、私が注意した途端、この親子が逆ギレして私に殴りかかってきたらどうしよう・・・

そして、もみ合っている間に、橋の下につき落とされてしまったらどうしよう・・・

そうなると、ほとんど水が流れていない鴨川、恐らく私は死ぬなぁ・・・

すると、今日の夕方あたりのニュースで「京都の珈琲店店主、歩きたばこを注意して橋から落とされて死亡」と流れるかもしれない。

そして、翌日のワイドショーか何かでは、「京都の人気珈琲店店主が歩きたばこを注意して殺される」というのをレポーターが枝葉をたっぷりつけて語るのだろう。

「人気珈琲店」と自分で書くのはなんだけど、まぁ、ワイドショーなんてのは、人気があろうがなかろうが、誇張表現をするのが常だから「人気珈琲店」と言うことだろう。

「人気店」死んだあとで他人に人気店と言われるより、私が生きている間に人気店になりたいなぁ・・・

そして、ワイドショーでもニュースでも、犯人や被害者の写真って、50過ぎていても、どこかで卒業写真から拾ってきたような、学生時代の写真が使われたりするが、私の場合画像検索したらいくらでも写真は出てくるし、TBSや関西テレビ、朝日放送、KBSなんかにはテレビにも出演しているから動画すら持っているので、今の私と現実離れした写真や映像は出ないだろう。

そんな中、私はどんな人間だったと言われるのだろうか?いや、だいたいそういった番組では被害者より加害者がどんな人間だったかにスポットが当てられるはず。

でも、まぁ、被害者はそんなに悪くは言われないだろうから、人生の最後は善人と皆に思われて終わるのだろう。

などと考えつつ、いや、でも、まだ私は死ねない。

と、思ったら、注意することもできず、結局橋の向こうまで煙たいなぁ、と思いながら歩くことになった。

いろいろと考えさせられる朝のウォーキングだった。

アホらし。

大丈夫

2022年5月23日 

昨夜の雷雨は激しかった。

おかげで、今朝の鴨川沿いは水たまりもできていた。

空はスカッと晴れているのに、昨夜の雨のせいか大文字山はかすんで見えていた。

そんな今日も焙煎セミナー。

今回は、近い将来カフェの開業を目指して、現在はカフェで働きながら月に一回間借りカフェの営業をされている方が焙煎にチャレンジ。

せっかくなので、より珈琲に対して深く理解してもらおうと、極浅煎りから7段階に分けて焙煎期から少しずつ取り出して飲み比べてもらった。

「焙煎によって味が変わる」ということは、だいたいの人が漠然と分かっているのだが、具体的にどのように味が変化していくかはなかなか体験できないもの。

近い将来お店を持つにあたり、一度は体験しておいても良いかな?と思って通常はやらないところ、オプションでやってしまった。

でも、面白かったのではないかと思う。

そんな焙煎セミナー、多くの方がご自分で焙煎したコーヒーを味見して「美味しい」とおっしゃるのだが、20年近く毎日自分で(或いはヴェルディの社員が)焙煎したコーヒーを飲んでいると、「美味しい」「美味しくない」ではなくて、「これで正しい」か「ちょっと違う」かが判断基準になってくる。

誤解を招くかもしれないが、私にとってはヴェルディのコーヒーが「普通」あるいは「一般的」な味であって、「美味しい」と思って飲むことがなくなっているような気がするのである。

毎日、私は下鴨と芸大両店舗ともにその日に焙煎したコーヒーを飲んでチェックするのだが、そのとき「どうですか?」と焙煎したスタッフに聞かれたとき、「若干排煙開けようか」とか「火力をちょっとだけ下げようか」といった具体的指示を出すときもあるが、だいたいの場合は「大丈夫」としか言わないように思う。

要するに、この味であれば「お客様にお出しして大丈夫か否か」=「ヴェルディの基準内か飲食基準外か」という判断が最も重要ということになる。

先日、カレ事務次長にカリーをお出ししたとき、お召し上がりになった皆さんは「すごく美味しかった」とか「excellent」とか「amazing」と言ってくださったが、もし私の娘にこれを食べさせたら「うん、パパの味だ」の一言で終わっていたように思う。

彼女たちにとっては、私の作るカリーは飲食基準内ということであろう。

逆に、以前娘を連れて新しくできたインド料理店へ行ったとき、周りの客は「わーっ!ナン大きい♪」「ナン、ふわふわして美味しい」と言いながら笑顔で食べていたのに、うちの娘は大好きなはずのチキンサグを一口食べて「ごめん、これ、食べられる?」と私の方に寄せてきた。

どうやら彼女にとって、ヌーさんが作るチキンサグが普通であり一般的な味だったので、その店のカリーは飲食基準に満たないモノだったようである。

話は戻って、今日のセミナー。

7段階全て味見をして、少し浅めの豆でも「美味しい」と思われるものがあった。

しかし、確かに香りは良いものの、若干後味に生焼けの重さがあり、その焙煎度合いのものを2杯も飲んだら、ちょっと胃に負担がかかりそうな雰囲気。

しかし、ヴェルディが基準にしているその豆の焙煎度合いであれば、何杯飲んでんの大丈夫なすっきりした後味に仕上がっている。

つまり、若干浅めのものは「美味しい」かもしれないけど「ヴェルディの基準外=大丈夫ではない」で、ヴェルディで通常お出ししている焙煎度合いのものは、「美味しい・美味しくない」ではなく「大丈夫」な味という判断をしている、ということを今日受講して下さった方にはご理解頂けたのではないかと思っている。

なんか、誤解を招きそうな表現だが、要するに「美味しい・美味しくない」は個人の嗜好。

私たちは、その豆にとってのベストと思われる焙煎をして、それらのラインナップの中からお客様が「美味しい」と思ってくださるものをお選び願えればというスタンスで営業を続けている。

今日、セミナーを受けてくださった方が、近い将来自分のお店を持つにあたって、「大丈夫」な基準を高いレベルで持っていただければなぁ、と思いながらのセミナーであった。

咲いた!けど・・・

2022年5月20日 

今朝は涼しいという感じでもなかったけど、暑いという感じでもなかった。

昨日の日記にも書いた限定スペシャルカリー、おかげさまで今日は何名かの方にお楽しみいただいたが、まだ若干あるので、明日の「ヴェルディのカリープレート」でお出ししようかと思っている。

若干なので、なくなり次第終了、もし食べてみたいという方がいらっしゃったら、お早めにお越しください。

さて、今日は閉店後に京都芸術大学映画学科の学生が撮影のために店を使わせてほしいということで、弊店ごろにやってきて撮影を始めた。

私のYouTubeとはえらい違いで、ちゃんとしたカメラとマイク、カチンコも使って本格的。

って、その道を目指している学生が授業としてやっているのだから当たり前だけど・・・

私も、近々次の動画を作らねばならないので、こんどはもうちょっとちゃんと作ろうと思った。

話は変わって、先日蕾をつけていたオリーブが開花した。

ものすごく小さな花なので、近づかないと咲いているのかどうか分からないが、私が写真を撮っていたら、店頭を歩いていた見知らぬ女性が「オリーブ咲いたんですね♪、でも、実はなかなかつかないですよね~」と言ったと思ったら、信号が青になって、そそくさと向こう側へ渡って行かれた。

分かってはいるけど、せっかく咲いたんだから実もなってほしい!

せめて「なかなかつかない」ではなく「実がなるといいですね」と言ってほしかった。かも。

どうでしょうねぇ・・・

久し振りに行きたいかも

2022年5月16日 

ちょっとはっきりしない天気

暑くもなく寒くもなくで、ちょうど良いのかもしれないが、今日くらいがだいたいコーヒー産地と同じような気温。

コロナで2年間産地視察ができていないが、そろそろアフリカか中米行きたいなぁ・・・

さて、「久しぶりに行きたいかも」という本日のタイトル。

もちろん産地にも行きたいのだが、今日のタイトルで言う「行きたい」場所はちょっと違って・・・

今月、私の予定が詰まっていない日は、ほとんど連日セミナーのご予約が入っているのだが、この焙煎セミナーにご参加下さる方は、けっこう遠くからお越しの方が多く、京都市内よりも滋賀県や大阪からおいでになる方が多い。

そんな中、今日は香川からお越しの方がご参加。

聞けば、6年ほど前にご夫婦で京都へおいでになった際、ヴェルディへお越しくださったのが初めてとのこと。

サイトをご覧になって、セミナーのことを知り、こんど入洛するときはセミナーを受けてみようと思っていらっしゃったそうである。

一通り焙煎を終えて、ちょっと雑談などしていたら、奥様のご兄弟が香川でうどん屋さんをされているということを伺った。

これまで何度か香川へうどんを食べに行ったことがあったものの、ここ数年は行っていなかった。

そこへ、そんな話を聞くと、久しぶりに行きたくなってきた。

でも、丸一日休める日って、ほとんどないので、いつ行けるか分からないが、なんとかまた行きたいなぁ・・・

というお話でした。

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